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【子どもが無気力?】夢中になれることを見つけるために親ができることとは

かんかん

こんにちは。子育て情報ナビゲーターのチュロスです。
かんかん
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【子どもが無気力?】夢中になれることを見つけるために親ができることとは


今回は、「子どもが何に対しても無気力で、、、」「継続力がなくて、、、」と悩んでいる親御さんに向けた内容です。

子どもが夢中になれることを見つけるために、親は一体何が出来るのでしょうか。

今すぐにできる具体的な方法も紹介します。

「夢中」と「必死」の違い

実は以前、「夢中」と「必死」の違いについての記事を書きました。

子育てに「夢中なママ」と「必死なママ」、その大きな違いとは

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簡単にまとめると以下のようなことです。

「夢中」とは、

「おしゃべりに夢中」
「食事に夢中」
「仕事に夢中」

など、なんだかストレスが少なそうで楽しそうな感じです。

 

逆に「必死」の方は、

「必死に喋る」
「必死に食べる」
「必死に働く」

など、なんだか暗くて余裕が無さそうです。

では質問です。

「子育てに夢中なママ」「必死に子育てをしているママ」

あなたはどちらになりたいですか?

という内容でした。

 

今回は、前回の記事で書ききれなかった、

どうすれば子どもが物事に「夢中」になれるの?という部分を書きます。

子どもが物事に夢中になるためには「きっかけ」がとても重要です。

それではここから具体的に解説していきますね。

 

今あなたが夢中になっていることはありますか?

今、夢中になっていることが何か一つでもありますか?

ぼくが思うに、「夢中」の判断基準というのは、
「トイレや食事などの生理的欲求をちょっと後回しにしてでもやりたいこと」かなって思っています。

例えばトイトレ中の子が、おもちゃで遊ぶことが楽しくて気がついたらオシッコを漏らしてしまっていた、なんて話を聞いたり見たりしたことがあるかと思います。

それこそまさに、夢中になっている状態です。大人はさすがに漏らすことはないかもしれませんが、「トイレに行くより続きが見たい!」とか「そういえば昼ごはん食べてなかった!」と後から気づいたり、、、これが「夢中」だと思います。

注意ポイント

ただし、「生理的欲求を後回しにしてでもやらなければいけないこと」とは違います。

「やらなければいけないこと」は「義務」「強制」といった感じが強いので「夢中」とは反対に位置します。
やりたいこと、というのが重要です。

 

 

「夢中」について考えてみた

moisemarian / Pixabay

以前、どうすれば「夢中」になれるのかの共通点を探るために
自分の周りにいる「何かに夢中になっている人」「自分が過去に夢中になったこと」を思い浮かべてみたことがあります。

 

すぐ思いつくだけでもぼくの周りには様々なことに夢中な友だちがいました。

  • 釣りに夢中
  • ゲームに夢中
  • 読書に夢中
  • 料理に夢中
  • 子育てに夢中
  • 筋トレに夢中
  • アニメに夢中
  • 仕事に夢中

 

また、ぼくが過去に夢中になったことを思い返してみると、

  • プラレール
  • ダイレンジャー
  • ジャンパーソン
  • 遊戯王ベイブレード
  • ビーダマン
  • ゾイド
  • ざわざわ森のがんこちゃん
  • ハイパーヨーヨー
  • 桃太郎電鉄8
  • おじゃる丸
  • ロックマン
  • まとまるくん
  • 消しピン、、、、

書き出したらきりがありませんでした(笑)

しかもほとんどおもちゃやゲーム。どんな小学生だったかすぐ分かってしまいますね。

 

そしてもう少し大きくなってからは、

  • 部活でやってたバドミントン
  • ボルダリング
  • スノーボード
  • 山登り
  • 一眼レフカメラ
  • 熱帯魚
  • そして今の仕事でもある保育や子育てのこと

あなたもぜひ子どもの頃に自分が「夢中になっていたこと」「時間を忘れて没頭していたこと」を思い出してみてください。

「友達と話すことが好きだった」「ひたすらアイドルを追いかけていた」なども立派な「夢中」です。

 

 

「必死」について考えてみた

Counselling / Pixabay

では今度は、「必死」について考えてみます。

先ほどと同じように、自分の周りにいる「必死に何かをしている人」「自分が過去に必死になっていたこと」を思い浮かべてみました。

 

必死になって何かをしてる人は、

  • 必死に勉強
  • 必死に仕事
  • 必死に恋人探し
  • 必死に家事、育児

 

「必死に趣味をしている」ってあんまり聞いたことがないので、
趣味は必死になってするものじゃないんですよね。

 

ぼくが過去に必死になっていたことを思い返してみたら、

  • 保育士になるための「ピアノの練習」
  • オーストラリアの保育園で働くための「英語の勉強」
  • 周りから良い人と思われるための「仮面を被った自分作り」

共通点は、「最初の頃はぜーんぜん楽しくなかった」(笑)
ツラくて辛くてつらくて、、、それこそ涙が出ちゃうくらい(笑)

 

今なら「無理してたなぁあの時は」なんて笑って言えますけど、
その当時は全然笑えなかったですね。

 

今は考え方が前と変わったし、
無理しないようにしてるから気楽にいられますけど、
当時はそうじゃなかった。
完全に無理してました。

 

必死に仕事をしている人も、
必死に子育てしている人も、
必死に勉強している人も、

「やらなきゃやらなきゃ」って義務感や焦りばっかりが強くなって、
無理しちゃってる状態なんだと思います。

 

「必死」な時って無理してるんですよね。

 

「必死」と「夢中」の見分け方

そう考えると「必死」と「夢中」の違いが見えてきました。

 

「夢中」な時って無理してないですよね。

夢中な時は楽しいですもんね。

 

ということは、
「何かに夢中な人」と「何かに必死な人」は
見分けるのがすご〜く簡単です。

 

「楽しそう」か「楽しそうじゃない」か。

 

この基準で見たら、
自分がやっていることが、「夢中でやっているのか」「必死でやっているのか」がわかると思います。

 

「楽しい」のか「楽しくない」のかだけですから。

 

というわけで、
「夢中」になるにはどうしたらいいか?という問いのぼくなりの答えは、

「楽しいことをする」

です。

 

 

そうなってくると次の疑問が出てきます。

それは「楽しいことって何?」です。

 

そして答えはきっとこうです、

 

「それは人それぞれ違う」(笑)

 

自分が「楽しい」と思えることを見つけるにはまずは
いろんなことをやってみないことにはわからないです。

 

いろんなことをやっていくと、
だんだん自分にとって「楽しいこと」と「楽しくないこと」がわかってきて、
「夢中にできること」と「必死にならないとできないこと」がわかってきます。

 

 

だから何かに夢中になるには、いろんなことをやってみるステップがまず必要なんですね。

 

 

子どもが夢中になるきっかけは「興味・関心」!!

Pexels / Pixabay

さいごに、
ぼくが保育士として子どもたちと関わりながら感じる、
子どもが何かに夢中になるためのきっかけですが、

 

これは遊んでいる子どもたちを見ていて思うのですが、
その物事に対して「興味や関心があるかどうか」。

 

これに尽きます。

 

「興味」を持てば、
子どもたちは砂場でもブロックでも新聞紙でも、
ずっと遊ぶことができるんです。

 

でも、
「関心」がなかったら彼らは数分でも遊びません。

何百万円もする公園の大型遊具よりも、
数千円のレゴブロックに関心があれば、
子どもたちはそっちで何時間も遊ぶんです。

 

大人でも同じだと思います。
自分の仕事に関心がなかったら、
そこはただお金を稼ぐためだけの場、
「必死」に生活費を稼ぐためだけの場になってしまいます。

 

自分の家族に関心がなかったら、
世間体を気にして見栄えだけ良くした家族を
「必死」に演じることになってしまいます。

 

勉強に関心がなかったら、
何のためにやっているのかがわからなくなって、
とりあえず周りに合わせてテストで高得点を取ることに「必死」になってしまいます。

 

 

でも、それらに「興味・関心」があって、、、

 

どうやったら職場の環境がもっと良くなるか、
より多くのお客さんに喜んでもらえるか、
より多くの人のためになるかを考えながら仕事をしたら自然と「夢中」になっていくだろうし、

 

家族一人ひとりの好みや興味を知れば、
「じゃあ来週末はあそこに行きたいな」
「家族みんなで◯◯したいな」って「夢中」で計画を立てるだろうし、

 

「◯◯になるために」「◯◯の役に立つために」
って具体的な目標を掲げて勉強すれば、
自然と「夢中」になるだろうし、

 

そうやって物事に「興味・関心」を持つことが
「夢中」になることに繋がるんかなぁって思います。


そして、
「夢中」でやることは「楽しいこと」だって分かったから、結論、
「興味・関心を持ってやること=楽しいこと」になるはずです。

 

子どもが何かに夢中になるきっかけはいつも「興味・関心」から。

そんな子どもたちは親や周りの大人の影響を強く受ける存在です。
まずは大人が何かに夢中になって楽しんでいる姿を見せてあげましょう!!

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