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【知らなきゃ損!!】保育士がこっそり教える子どもの"才能"を見つける方法

かんかん

まずはじめに断言しておきます。才能は誰にでも必ずあります。

人間誰しも生まれた時には「才能のタネ」をすでに持っていて、成長するにしたがって芽が出て順番に開花していくんです。

しかし多くの場合、そんな「才能のタネ」に気づかないまま日々を過ごしている場合が多いのです。

そこで重要なのはその「才能のタネの見つけ方」ですよね!

この記事では、子どもと関わるプロである保育士がオススメする「子どもの才能を見つける方法」を紹介します。

才能の4つの分類

才能と聞くと、あなたはどんなことを思い浮かべるでしょうか??

スポーツができる、話がうまい、記憶力が良い、行動力がある

いろいろあると思います。

しかし、普段から子どもと関わっている保育士はこれ以外にも、普通なら「これは才能じゃないんじゃない!?」というようなことまで才能だと思っています。

たとえば、「子どもがいつも忘れ物をする」これは一見困ったことのように思いますが、見方を変えれば「すぐに次のことに興味を移すことができる才能」となるわけです。

「ぼーっとしていることが多い」というのも、見方を変えれば「周りの刺激に影響を受けにくく集中できる才能」となります。

もちろん、バランスも大事ですけどね(笑)

 

そして、ここから↓がとても重要なのですが、才能は4つに分けることができるということを覚えておいて頂きたいです。

その4つとは、

「好きなこと」
「得意なこと」
「嫌いなこと」
「不得意なこと」

です。

「好きなこと」や「得意なこと」はわかりやすいと思いますが、実は「嫌いなこと」や「不得意なこと」も才能なんです。

大人でも、「嫌いなこと」や「不得意なこと」ってありませんか?

人前で話すことが苦手、じっとしていることが苦手、体を動かすことが嫌い、
料理が不得意、掃除が嫌い、、、

いろいろあると思います。

そうやって誰もが「嫌いなこと」や「不得意なこと」を持っているからこそ、それを「好きな人」や「得意な人」がそれをやりお互いに助け合うことで社会というのは成り立っています。

だから子どもが「何かを嫌いでいること」や「不得意なことがあること」も才能として考えていいと思うのです。

 

重要なのは、親であるあなたや子ども自身が、自分の「好き」「嫌い」「得意」「不得意」をしっかり把握していることです。

あなたの子どもはどんなことが「好き」でどんなことが「嫌い」ですか?

どんなことが「得意」でどんなことが「不得意」でしょうか?

子どもは天才だから気をつけて

子どもの才能を考える時には1つだけ注意点があります。

子どもは天才です。習い事などがわかりやすいですが、子どもは教えたらできるようになります。練習したらできるようになります。

でも、できるからといって、「好き」かどうかと「得意」かどうかは別問題です。

あなたも今、毎日「仕事」や「家事」をやっていると思います。

でも、今の仕事や家事が「好きですか??」「得意ですか??」と尋ねられたら、必ずしも「はい」と答えられない人も多いと思います。

子どももそれと同じです。

子ども時代に大切なことは、自分の「好きなこと」と「得意なこと」を見つけることなんです。

才能を見つけるためには「経験」が必要

では、どうやって子どもの才能を見つけるか。これが一番重要なところですよね。

その方法はたった1つ。「経験」することです。

 

何を経験するのかといえば、「未経験のこと」です。

いろんな経験をすると比較することができるようになります。そして、その比較の中から「あれよりは好き」「これは嫌い」というのが分かるようになります。

 

たとえば、「あなたは何ラーメンが好きですか?」と尋ねられ時、なんと答えますか?仮に「しょうゆラーメン」と答えるとしましょう。

なぜあなたが「しょうゆラーメン」が好きか分かるかと言えば、今までに味噌ラーメンやとんこつラーメンや塩ラーメンを食べたことがあるからですよね。

もし「あなたは麺類では何が好きですか?」と尋ねられれば、今まで食べた麺類(うどん・そば・ラーメン・パスタ・そうめんなど)の中から選ぶと思います。

これらは全て「経験」したから分かったことです。

子どもたちが得る経験も同じです。

最近は小さい頃から1つのスポーツばかりをやることが流行りですが、子どもが才能を見つけるためには「いろんな経験」が必要です。

保育士はそれが分かっているので、戸外では体を動かす様々な運動遊びを行ったり、室内ではお絵描きや積み木、ままごと、歌やダンスを一緒に行い、子どもの「得意」「不得意」「好き」「嫌い」を把握しようとします。

 

大事なのでもう一度繰り返します。

子どもの才能の見つける方法は「いろんな経験をたくさんさせてあげること」です。

未経験のこと「0」とすると、1回経験したことは「1」とすると、子どもたちは生まれてからたくさんの「0」を「1」にする作業を繰り返しています。

大人になるまでにたくさんの「0」を「1」にした方が視野が広い人間になれると思います。

 

「生きがい」を持てることが見つかったら最高

これはおまけの話ですが、ゆくゆく子どもが大きくなった時に関係あることなので紹介しておきます。

あなたは「生きがい」の図を見たことがあるでしょうか?

「生きがい」とは、「好きなこと」かつ「得意なこと」であり「世界(社会)が求めるもの」でさらに「お金になること」だと言われています。

生きがいの図

「生きがい」をもって日々の生活を送ることは、充実感もあり、理想的な生き方の1つです。

「給料は高くて人気がある職種だけれど、自分の好きなことではない」など、この4つのバランスが崩れている大人はたくさんいます。

これには理由があって、そもそも「自分の好きなこと」や「自分の得意なこと」を知らない大人が多いのです。

義務教育の段階でいろんな経験をして「得意なこと」「好きなこと」を考え、高等教育で「得意なこと」「好きなこと」の専門性を伸ばすような教育が理想だと思うのですが、日本の現代教育はそうななっていません。

だからまずは家庭でできることをした方がいいと思います。

子どもの頃に「好きなこと」と「得意なこと」を考える習慣をつけること。そのためには「いろんな経験」をすること。たくさんの未経験「0」を「1」「2」と増やしていくこと。

それが、将来子どもが「生きがい」を持って日々を過ごすための下準備になるのです。

まとめ

今回は、家庭でできる「子どもの才能の見つけ方」について紹介しました。

子どもの才能を発見するためには、「いろんな経験」をさせてあげることが大切です。

そして「経験」とは、子ども時代に繰り返す「挑戦」「失敗」の連続から得ることができます。

子どもにとって、自分の「好き」「嫌い」「得意」「不得意」が分かっていることは将来を力強く生きるためには最高の強みになります。

いろんな経験を通して、子どもの

  • 「好きなこと」
  • 「嫌いなこと」
  • 「得意なこと」
  • 「苦手なこと」

という4つの才能を発見していきましょう!!

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