この記事は人生を大きく変えたい子育てママに向けた内容です。
実践すると本当に人生が変わることをまとめました。
この記事にたどり着いたあなたは、
- 「変わろうとしても変われない」
- 「時間だけが過ぎてしまう」
- 「何かを決意しても結局数日後には今まで通りの生活を送っている」
といったことに悩んでいるかもしれません。
今回は、「なぜ変わりたいと思っているのに変われないんだろう」という疑問にもお答えしています。
なぜなら、その理由が分かるだけでも人生が変わっていくことが多いからです。
1番大事なこと
まず最初に1番大事なことを伝えておきます。
それは、
あなたの「思い込み」が今の現実を作り出している
ということです。
言い換えると、
あなたが変わりたくても変われないのは、実は「変わりたくない」と思っているからということなのです。
これは一体どういうことなのでしょうか。仕組みを解説します!
思っていることが現実になる仕組み
ぼくたちが何かを思う時、どこでそれを思っているのでしょうか??脳でしょうか?ココロでしょうか?(考え方によってはどちらも正解なのですが、今回の話ではそれほど重要ではないので馴染みやすい「ココロ」で話を進めたいと思います。)
ぼくたちは日常生活の中で出来事をカラダ(五感)で感じ、「思い」を心に持ちます。
いわゆる「気持ち」というやつです。痛いという気持ち、楽しいという気持ち、嬉しいという気持ち、これらは全て目や耳を通してして入ってきた情報をもとに「心に抱えた思い」です。
病気に例えると分かりやすいかもしれないのですが、カラダに熱が出たりお腹が痛くなったりするから、ココロで「つらい」と感じる、みたいなことです。
宝くじで1等が当たったら嬉しいと感じ、悪口を言われたら悲しいと感じるように、目の前に起こったことに対してココロで何かを感じながら日々を送っている。たいていの人はそう思っていますよね。
しかし、今回の話はこれとは真逆の内容なんです!
どういうことか。
一言でいうと、「まずココロでそう思うから、その通りの現実になっている」なんです。
【例】
たとえば、「私は人見知り」と思っている人がいるとします。
その人は、知り合いが1人もいない会(たとえばPTAの集まりなど)に初めて参加する時、自分から声をかけることができず、発言をすることもままならない可能性が高いですよね。
そして、帰り道で「はぁ、また自分から話しかけることができなかった。私ってやっぱり人見知りだわ」と思ったりします。
逆に、その同じ会に「私は社交的」と思っている人がいた場合、その人は、たまたま隣にいる人などに積極的に声をかけ、発言を求められれば何かを答えることができる可能性が高いですよね。
そして、帰り道には「今日もいろんな人と話せて楽しかったわ。」と思ったりします。
この2人の帰り道の感想の違い、実はその会が始まる前から決まっていたと思いませんか??
会が始まる前から「私は人見知りなの」と思っている人と「私は社交的なの」と思っている人がどう振る舞うかってだいたい予想できますよね。
これが「まずココロでそう思うから、その通りの現実になっている」ということです。
毎日が楽しくないのは、そう思っているから?
と、いうことはですよ
「毎日楽しくない」「全然面白いことがない」と思っている人がいたとすると、その人は「そう思っているから」毎日楽しくなかったり、全然面白いことがなかったりするということになります。
「毎日楽しくない」と思っていると
- 「楽しくない」と思っているから自分にとって楽しくない出来事ばかりが起こってしまう
- 起こった出来事を楽しくないと判断してしまうことが多い
のどちらかになってしまうのです。
なぜ『毎日楽しくない』と思っている人に楽しくないことばかり起こるのか??
なぜ『毎日楽しくない』と思っている人は起こった出来事を楽しくないと判断してしまうことが多いのか??
これにはちゃんと理由があります。
その理由は、
- 「毎日楽しくない」
- 「毎日を楽しくしたい」
と思ってしまったからです。
「〜したい」という口癖は危険!!
ん??と思いましたか??
なぜ「毎日を楽しくしたい」という思いが楽しくない現実をたくさん引き起こすのか。
それは、「〜したい」という思い方の危険にあります。
よくある思いで、
「お金持ちになりたい」
「痩せたい」
「綺麗になりたい」
「社交的になりたい」
「毎日を楽しくしたい」
がありますが、
これ全部、「〜したい」と思っていますよね。
今回の記事は、「先にココロで思うから、それが現実になる」が重要なキーワードでした。
ということは、
ココめちゃくちゃ重要です↓
「痩せたい」と思っているうちは、「痩せたい状態の(太っている)自分」が必要になります。
「毎日を楽しくしたい」と思っているうちは、「楽しさを感じたい状態の(毎日が楽しくない)自分」が必要になります。
逆に、ダイエットに成功して痩せている人は「痩せたい」ではなく「痩せた」と思っているでしょうし、毎日が充実して楽しい人は「毎日楽しくしたい」ではなく「毎日楽しい」と思っているでしょうから。
つまり、「〜したい」という思い方は、いつまでもその悩みが解決しないように自分でしているということになります。
現実になるまでにはタイムラグがある
この話をしていると、多くの人が「そんなわけないでしょ」「絶対嘘だ」と思ってしまいます。
それもそのはず。
「ココロで思うことが現実になるになるなんて、そんな魔法みたいな夢物語みたいなことが起きるわけない」
と思ってしまう人がすごく多いのです。
これも、「そんなこと起きるわけない」と思っているからその現実(それが起きない現実)になっているだけなのですが、そりよりももっとわかりやすい具体的な理由があります。
「そんなこと起きるわけない」と思っている人の2つの勘違い
その勘違いとは、
- ココロで思ったら、すぐに、現実になる
- ココロで思うだけで、現実になる
と思っていることです。
「ココロで思うだけで、すぐに現実になる。」と解釈してしまっているんです。実際そうなれば嬉しいですが、そうではなりません。それはハリーポッターの世界です。
ここが結構大事な所で、
ココロで思ってから現実として現れるまでにはタイムラグがあります。たいていの人は変わりたい思って何かを始めてもすぐに変われないので諦めてしまいます。
そして、ココロで思うだけはダメで、思ったあとにちゃんと見合った行動をする必要があるんですよね。
思い込みは上書き保存
もう1つ、人が変わりたくても変われない大きな理由があります。それは、あなたの「思い」は上書き保存されるということです。
【例】
たとえば、「ダイエットしたい」と決意した人が「よし!!明日からダイエットしよう!!」と思ったとします。
ここまでは順調ですよね。「ダイエットしたい」という思いのままでは「ダイエットしたい太ったままの自分」がいるわけですから「◯◯しよう!」という思い方は重要です。
しかし、このあとが問題です。「思い」は上書き保存されるので、「明日からダイエットしよう」と思った翌日、急に友だちからカフェに誘われてケーキセットを食べてしまったあなた、夜ご飯のあとには先日買って冷蔵庫にしまっていたデザートを食べながらおそらくこう思うでしょう。
「あ、私ダイエットできてない。」
はい、上書き保存完了です。
そうやって、
「◯◯したい」
→「◯◯しよう!!」
→「◯◯できない」
→「◯◯したい!」→
という上書き保存を日々繰り返してしまいます。
だから、常にポジティブなことや前向きな思いを上書き保存する必要があります。
ポジティブな人はそれが上手です。
というより、常に「楽しい」「おもしろい」「笑える」「できるできる」と思ったり言ったりしているので、自動上書き保存状態なんですよね。
人生を大きく変える4ステップ
ここまで話が進めば、人生を大きく変えるためにあなたができることが見えてきますね。
ステップは4つあります。
- まずは「変わろう」と本気で思おう
- 口癖と習慣を変えよう
- 自分の"思い癖"に気づこう
- 変化を実感しよう
①まずは「変わろう」と本気で思おう
さきほども書きましたが、「〜したい」という思い方はいつまで経っても理想にたどり着くことができません。しかも、「思い込み」はいつだって上書き保存です。
というわけで、最初のステップは「変わろう」と思うことです。それを繰り返します。
「変わりたい」ではなく、「変わろう」です。できれば四六時中、呪文のように唱えるのが最高なのですが、忘れっぽい人はなかなか続きません。(ぼくもそのタイプだったので、、、笑)
そんなぼくの経験上、効果的な場面があります。それは鏡をみる時です。
- 朝起きた時
- トイレに行った時
- お風呂場
- 歯磨きをする時
1日の中で鏡を見る場面はたくさんあります。自分の顔を見ながら「よし、変わろう」と言うと、「自分に話してる感」がものすごく強いので効果的です。
②口癖と習慣を変えよう
「変わりたい」が口癖になったあなたの次のステップは「具体的にどうやって変わるか」です。
これはまず、「口癖」を変えることを意識しましょう。
そうすることで「思い方」が変わってきます。
「〜したい」ではなく、「〜になってきた(痩せてきた)」とか「〜になった(社交的になった)」という思い方が出来るようになることが重要です。
そう思えるようになるためには何が必要かといえば、それは「実際にすること」です。
【例】
ダイエットをしたいのであれば、例えば「20時以降は何も食べない」と具体的に決めてそれを毎日実践しましょう。そうすることで口癖が変わっていきます。
今までは「痩せたい」言っていた口癖を、
「20時以降は何も食べない」を口癖にします。
そうしてしばらくすると、
口癖が「20時以降は何も食べていない」という現在進行形になります。
さらに時間が経つと口癖が
「20時以降は何も食べなくなった」という過去形になります。
ここまでくれば、
「20時以降に何も食べていない」自分が出来上がります。
そうやって口癖と習慣が変わることで「なりたい自分になる」わけですね。
実際に「行動すること」はやっぱり大事。
行動することや実践することが苦手な人は、おそらく今の思い込みが
「行動できるようになりたい」
「私は3日坊主で実践することが苦手」
みたいな感じなんだと思います。
この思い込みは変えることができます。
ただそう思い込んでるだけですから、思い方を変えればいいんです。
③自分の"思い癖"に気づこう
人にはそれぞれ思い方の癖のようなものがあると思います。
「だから〜なんだ。」「やっぱり〜だよね。」みたいな。それがあなたの毎日を作り出しています。
今ぼくが、「人にはそれぞれ思い方の癖のようなものがある」と言ったまさにこれがぼくの思い方の癖です。
ぼくはよく「やっぱり、人にはそれぞれ思い方の癖があるよね」と思っているということです。これが、「思い方の癖」です。
「やっぱり人間て優しい人が多いよね」と思っている人と、
「やっぱり人間て自分勝手な人が多いよね」と思っている人では、世界の見え方が全く違います。
「思っている」ということは、知らず知らずのうちにそういう色メガネをかけて世界を見ているのと同じこと。
赤色のセロファンシート越しに景色を見ると全てが赤く見えるのと同じように、「やっぱり人間て自分勝手な人が多いよね」と思っている人はそういう景色で見えてしまいます。
つまり、変わりたいあなたが実践することは、
「自分にはどんな思い癖があるのか、に気づくこと」
です。
自分ではなかなか気づけないので、周りの人(家族や友だち、同僚)などに聞いてみるのが良いと思います。
1週間くらい「自分の色メガネ」を意識しながら生活してみると20個くらいは自分でも気づけると思います。
気付いたらそれをメモしましょう!
④変化を実感しよう
さいごは変わってきたことを実感しましょう。それが達成の最終段階です。
「具体的にどんな行動すればいいか分からない」と悩む人は多いですが、分かりやすく言うならこれ↓です。
ポイント
「最近〜できてきた」や「前より〜になってきた」と思えるような行動をする。
今日はこれだけ覚えてくだされば、あとは全部忘れても大丈夫なくらい重要なポイントです。
もう1回言っておきます。
人生を変えるなら「最近〜できてきた」や「前より〜になってきた」と思えるような行動をする。
変わろうと思ったのに変われないのは、変わったことを実感できていないからです。
あなたはどんな風に変わりたいですか??
そのためには何をすれば、「前より◯◯(理想)に近づいてきたな」と思えるかを考えてみてください。
大きく変わるのは「大変」なこと
さいごに。
ここまで記事を読んでくださった方の中にはこう思っている方がいるかもしれません。
「言ってることはわかるけど、そうは言っても、、、」
「ほんとにそうなのかしら、なんか怪しくない??」
「わたしには出来っこないわ」
これら↑は全部、あなたが今日まで生きてきて得た経験を通した感想です。
そして今、それが思い込みとなって「新しい自分」に出会えない原因となっています。
よく、「変わりたいけど変われない」と言ったりしますが、それは「変われない」と思っているからです。
「変われる」と思い込んでいる人は、変わっていくことができます。
しかし、変わろうとすると今までとは違うことをしなければいけないので心に負担がかかるんですよね。
昔、理科の授業で習った「慣性の法則」という、止まっているものは止まりつづけようとし、動いているものは動きつづけようとするというあれと同じです。
慣性の法則は心にも働きます。普段「変われない」と思っている人が変わろうとすると、心が変わらない方へ戻そうとします。
「今までこれでやってきたじゃん、わざわざ変わらなくていいじゃん」と引き戻す力が生まれるんですよね。
なので口癖や習慣を大きく変えようとすることを「大変」と呼ぶわけです。
だけど、大丈夫です。
今日のステップを1つずつ繰り返していけば、必ず昨日の自分から変化することができます。気づいていないだけで今までのあなたもたくさんの変化を経験しているはずです。
コツコツやっていけば「いつの間にか成っていた」状態になれます。
これは「いつの間に叶っていた」か分からない状態です。
誰もが毎日使う「言葉(口癖・思い込み)」が変わればあなたの人生は大きく変わります、という話でした。
そんなわけで今回のアイコトバ
毎日使っている「言葉」を変えると人生が変わる
最後まで読んでくださってありがとうございました。