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【性格変えたい!?】あなたが変わりたいのに変われない3つの理由!!

かんかん

性格を変えたい!!もっと前向きに考えられるようになりたい!!そうすれば毎日がもっと明るく楽しくなるはず!!

そう願うママさんは多いと思います。

しかし現実は、「変わりたいのに今日もまた変われないまま、、、」??何かとサボってしまう、すぐ怒ってしまう、人見知り、すぐ落ち込む、自分の意見が言えない、、、数え出すとキリがないくらい変わりたいことはたくさんありますよね。

そこで今回は、保育士であり心理カウンセラーでもあるぼくが、「なぜ人は変わりたいのに簡単に変われないのか」と、今まで変われなかった過去の自分とサヨナラして、「あなたが変わるためにできること」を紹介します!!

 

あなたが変われない3つの理由

stevepb / Pixabay

それではさっそく、あなたが「変わりたい」と思っているのになかなか変われない理由を、心理学的な視点や日本の文化的な面からみていきましょう!!

まずざっくり言うとですね、あなたが変われない理由は、変わろうとするあなたを邪魔するブレーキが強く働くからなんです。これ大事ですから覚えておいてくださいね。ブレーキがかかるんです。

この心理的なブレーキは3つあります。ブレーキを知ることで、あなたが変わろうとする時にどんな力が働いているのか考えていきましょう。

【あなたのココロのブレーキ】

  1. 恥ずかしい
  2. 周囲からの反対
  3. 怖い

 

①恥ずかしい

あなたが変われないのは性格や行動を変えることを恥ずかしいと思っているからかもしれません。

日本人は「恥ずかしい」という感覚を他の国の人よりも強く意識する文化を持っています。昔、日本にいたお侍さんたちは、「恥」をカッコ悪いものとしてとても嫌がりました。武士たちは、「恥ずかしい思いをするくらいなら死んだ方がマシ」それくらいに思っていたのです。

その影響から、現代の日本でも「恥ずかしい」という感情はあなたが変わろうとする時の大きなブレーキになります。

子ども頃に学校で学んだことも大きく影響しています。日本の教育方針は「みんな一緒」がベースですから、「みんな一緒の輪から外れるのは恥ずかしいことですよ〜」という常識を小さい頃から学び続けます。日本人が身近にいる「(いろんな意味で)目立つ人」に距離感を感じるのもそれが理由だったりします。

そうやって「恥ずかしい」と思うこと、思われることに抵抗を持っているあなたは、変わろうとする時に、「カッコ悪いんじゃないか」「ダサいんじゃないか」「今さらだと思われるんじゃないか」「失敗したらどうしよう」と無意識のうちに考えてしまうことによってブレーキがかかってしまうんです。

 

②周囲からの反対

「周囲からの反対」も、あなたが変われない理由の1つになっていると思います。特に家族や身近な友人、恋人など、距離の近い人からの反対ほど影響力は大きいと思われます。

周囲の人たちは「今のままでいいんじゃない??」「そんなの辞めておいた方がいいよ」と変わろうとするあなたに、現状維持を提案するでしょう。そんな身近な人の反応を聞いてしまったあなたは、「そうだよな」「(身近なあの人が言うのだから)確かにそうかもしれない」と感じてしまいます。

しかしこれ実際は、

身近なあの人はあなたが変わってしまうのがイヤで言っていることが多かったり、「自分が経験ないことだから」という何の根拠もない理由で「辞めておいた方がいいよ」と言うことが多かったりします。

「周りからの反応が、、、」と気にしてしまい変わることを断念してあなたが苦しみ続けたとしても、その反応した人は苦しみを変わってくれるわけではないし、心配してくれる訳ではないので、どうしたら気にならなくなるかを記事後半で考えていきましょう。

 

③怖い

3つ目の理由は「怖い」です。

変わることに慣れていない人というのは、変わることが怖いんです。新しい自分になるということは、昨日までの自分を捨てるということ。大げさに思えるかもしれませんが、それってすごい怖いことですよね。

昨日までと変わってしまったら、「周りの人は私を認めてくれるだろうか」「本当に今より良くなるのだろうか」と無意識に考えてしまいます。

それもそのはず。新しい自分になるということは、生まれてから昨日までやってきたことを否定することにも繋がるので、

そうやってほとんどの人は、変わることで訪れる「どうなるか分からない不安」よりも、変わらないことで感じる「現状の不満」の方を選ぶようになるのです。

 

 


いかがでしょうか。自分のイヤな所、嫌いな所を変えようと思って挑戦したもののなかなか変わることができない。そんな人が無意識に考えてしまっている原因をいくつか紹介しました。

ではここからは、不安を乗り越えて昨日までの自分から変わるために必要な行動をいくつかご紹介します!!

 

あなたが変わるためにできること

Pexels / Pixabay

自分を変える方法は世の中にもたくさんありますので、あくまで考え方の1つとしてこの先を読んで頂ければと思います♪出来そうなものがあればやってみてくださいね♪

【変わるためにできる3つのこと】

  1. 宣言する
  2. どんどん失敗する
  3. 「やらずに後悔する方がイヤ」だと思う

 

①宣言する

あなたが変わりたいと思った時にブレーキになる理由の1つが「周りの反応」でした。ということは、周りの反応が良くなるor反対が少なくなれば変われる確率がグッと上がるということですよね。

そのための方法が、「宣言する」なんです。

これは、以前ドラマにもなった水野敬也さんの著書「LOVE理論」に書かれていた内容なのですが、簡単に言うと、変わろうとすると周りがネガティブな反応を示すのはほぼ100%だから、変化を始める前に先に周りに伝えちゃおう!!という作戦です。

これだけじゃ分かりにくいと思うので「LOVE理論」に書かれていることを少しだけ引用しますね。(ちなみにこの本は「モテない男性がモテるためにはどうしたらいいのか」がテーマになっていて、著者が指南役で読者が勉強する体裁なので文章が師匠口調になっています。)

 

まず、水野さんは

「モテる」ことは「変わる」ことだ。

お前は今の自分という殻を脱ぎ捨て、今までとは違う新しい自分を手に入れる必要がある。

と、前置きした上で、「デビュー理論」と名付けられた「変わる」ためのスキルについてこう続けます、

思い出して欲しい。中学二年生のとき、今までクラスで目立たなかったやつが夏休みを利用していきなり茶髪にしてきたあの事件を。あのとき、あいつは、「何イキがってんだ?」とクラス全体から集中攻撃を受けただろう。

俺たちはこの失敗例から学ぶことができる。どうしてあいつは攻撃されたのか?どうしてあいつはデビューに失敗したのか?

それは、言ってなかったからだ。

もし、夏休み前に、教室であいつが突然立ち上がり、「みなさん、ちょっとよろしいですか?」とクラスメイトを集め、こう言っていたらどうだったか?

 

「私は、このたび夏休みを利用しまして、頭髪を、思い切ってブリーチさせていただきたいと考えております。しかし、茶髪の私も黒髪だったころの私同様、ごひいきにしていただければと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。」

そして、90度以上の深々としたおじぎができていれば、きっと、クラスメイトも攻撃しなかった、いや、できなかったはずだ。このようにあらかじめデビューする日時を明確に伝えておくことで、周囲の攻撃を和らげることができるのだ。

さらに、もう1つ分かりやすい例として、

よく芸能人やミュージシャンが「◯月◯日デビュー!!」などと広告を打つだろう。あれも同じだ。

あらかじめデビューする日時を伝えておくことで周囲の人を驚かさないようにしている。いきなりデビューするから周囲も警戒してしまうし、その警戒心がいきなりデビューした人間に対する攻撃へと変わるのだ。

 

このことを頭に叩き込んでおくように。

とある。

どうですか。これを読むと、なぜぼくたちが変わろうとした時に周囲の反応がイマイチなのか、むしろ反発が来るのか、よく分かりますよね。つまり、宣言せずにデビューしちゃった所に問題があったわけです。

だから、性格を変えたい、新しいことに挑戦したい、毎日をより豊かにしたい、この思いをまず、選手宣誓ばりに周りに宣言しちゃえばいいのです!!

とはいうものの、実際はここまで大々的にやらなくてもいいと思います。笑

 

でも、もし自分のイヤな所を改善していこうと思うなら、家族や恋人、身近な友人にはLINEで「いきなりの宣言で悪いんだけど、、、」と変わっていこうとする決意をあらかじめ伝えておくと良いのではないでしょうか。

ぼくの場合は宣言することで自分を追い込むことにもなって、宣言したことが嘘にならないように頑張らないと!と思えたりもするのでとても良い方法だと思っています。

 

②どんどん失敗する

変われない人は失敗を恐れていることが多いです。

これは日本の教育が大きく影響しているのですが、ぼくたちは小さい頃からずっと正解を見つける教育を受けてきました。繰り返し行われるテストを通して、いつしか「正解が良いこと」で「不正解(間違えること)が良くない」ことだという固定観念を持ってしまったのです。

日本人は無意識のうちに「間違えること」を抵抗を持っている人がとても多い。子育てにしても「正しい子育てをしなきゃ」と思っている人は多く、その思いから失敗や間違えることを嫌い、常に不安に襲われていたりします。もっと気楽でいいのに。

失敗ってそんなにダメなことなのかな??ってぼくは思ってしまいます。自分を変えるためのより良い方法だったり、自分にあった方法というのはいくつかの失敗を経験してみないと絶対分からないと思うんです。

たとえば、目の前にドアが5つあって、「どれか1つだけがあなたを変えることができる道ですよ」って言われた時に、5つのドアを眺めながら「う〜ん」って考えてても絶対に変われないわけで、

試しに1つガチャって開けて見て、びっくり箱みたいにビヨヨ〜ンて何かが飛び出してきたらビックリはするかもしれないけど、それで分かるのは「自分を変える扉はこれでない」っていうこと。

じゃあ選択肢はあと4つ。次の扉を開けたら、、、「おめでとうございます!!これがあなたを変える道です!!」って正解だったりするんです。この正解にたどり着くには1回目のビヨヨ〜ンは必要なステップだったんです。

失敗はちょっと怖いけど、その先にしか新しい自分は見つける事ができません。

 

③「やらずに後悔する方がイヤ」だと思う

これはぼく自身の話で申し訳ないのですが、ぼくにはとても苦手なことがあります。

それは「後悔すること」

好んで後悔したいなんて人はまずいないと思いますが、ぼくは人の何倍も後悔することがイヤです。いつも、「何も行動しないままの自分」「変わろうとしてたくさん失敗する自分」という選択肢があったら絶対に失敗する自分を選びます。

理由は簡単で、何も行動しないままいて、5年後や10年後に「あの時こうしておけば良かったな」とか「上手くいかなかったとしても、あの時挑戦だけしてみれば良かった」と思いたくないからです。これはぼくが高校生くらいの時から思っていることで、ずーっとぼくの物事の判断基準になっています。

失敗や間違いは挽回することができます。しかし、「挑戦しなかった」「行動しなかった」という過去には絶対に戻ることができないので、挽回しようがありません。「あの時こうしておけば、、、」というどうにもできない思いをずっと抱えるのはイヤなんです。

後悔することと比較すれば、「失敗してもいいから」「上手くいかなくてもいいから」という思いを持ちながら新たな自分へ変わるための挑戦をしてみようと思えるのではないでしょうか。

 

さいごに

jools_sh / Pixabay

今回は、性格を変えたい!!もっと前向きに考えられるようになりたい!!でも、変わりたいのに変われない!!なんで!!??という悩みを抱えるママさんのために、

あなたが変われない3つの理由、

  1. 恥ずかしい
  2. 周囲からの反対
  3. 怖い

と、変わるためにできること3つ、

  1. 宣言する
  2. どんどん失敗する
  3. 「やらずに後悔する方がイヤ」だと思う

を書きました。

今まで変われなかったあなたに思い当たる理由はあったでしょうか??

 


変わるためにできることを読んで、「少しずつでも変わっていこう」と思えたらあとは行動あるのみです!!

今はまだ、周りの人たちはあなたがどんな風に変わるのか分かっていないので不安で心配なだけなんです!!あなたが変わろうとしている方向は「より良くなる」ための方向ですよね??だったら大丈夫です!!

勇気を振り絞って行動したあなたを見て、周りの人たちは必ずあなたの見方が変わるはず!!それもよりもなによりも、あなたの毎日がより良くなること間違い無しですので、できることから行動してみてはいかがでしょうか♪

 

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