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子どもの習い事はいつから始めると良いの?【最適な時期を習い事別に紹介】
子どもの習い事は、始める時期やタイミングを間違えるとうまく行かず、親子共にストレスが溜まってしまったり、せっかくのお金も無駄になってしまう可能性があります。
そこでこの記事では、人気の習い事別に、始めるのに最適な時期や月謝の相場などを紹介しています。
また、習い事選びにおすすめの無料体験の活用法も紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてください。「読んで良かった」と思える情報をふんだんに盛り込みました。
「子どもの習い事はいつから始めればいいの?」という質問の答え
まず先に結論を言ってしまうと、子どもの習い事には「なるべく早く始めた方が良い習い事」と「少し大きくなってから始めた方が良い習い事」があります。
つまり、習い事は「何歳から始めるか」と考えるよりも、「お子様に何を習わせたいか」や「今の年齢にはどんな習い事が適しているか」を考えることが重要です。
周りのみんなは習い事をいつから始めたの?
最初に、他の家庭の習い事開始時期からみてみましょう。(もちろん周りに合わせる必要は全くないのですが、参考のために知識として知っておくことは大切です。)
小学館が運営する乳幼児~小学生ママ・パパのための育児情報メディア「HugKum(はぐくむ)」で行われた子どもの習い事の開始時期に関するアンケートによると、
3、4歳から習い事をスタートする子どもが圧倒的多数で、5、6歳がその後に続きます。0歳や1歳の赤ちゃんは少数派ですが、リトミックなどの赤ちゃんクラスに通っているという意見もありました。
子どもが習い事を開始する年齢は3歳〜4歳頃が多いようですね。
この年齢は幼稚園や保育園などへ通っている時期であり、集団生活に慣れてくる時期です。
また、3歳〜4歳頃は「基本的な運動能力」や「言葉の理解力」などが大きく伸びる時期でもあるため、さまざなまことを経験するにはとても良い時期なのです。
幼児期には習い事をさせない家庭も多い
一方で、休日は習い事よりも家族と一緒に過ごす時間を重視したいと考えて、習い事をしないようにしている家庭も多いようです。
2019年に実施された子どもとお出かけ情報サイト 「いこーよ」によるアンケート調査の結果では、
- 0歳〜3歳までは習い事をしていない家庭の方が多く、
- 4歳の時点で習い事をしている子としていない子の比率がちょうど半分くらい、
- 5歳になると一気に増えて7割以上の子がなんらかの習い事をしている。
ということが分かりました。(子どもとお出かけ情報サイト 「いこーよ」2019年 習い事調査)
最近は、幼稚園や保育園のオプションで安価で受けられる習い事もあるため、この時期は園生活を目一杯楽しみ、遊びから学びに繋げていってほしいと考える家庭も多いようです。
つまり、周りの子も始めているからといって焦って始める必要は全くないということですね。
【年齢別】習い事を始めるのにおすすめ時期は?
子どもの習い事には、年齢や発達度合い別に適切な始める時期があります。
脳科学的にみても、人間の脳は「言語」「運動」「感覚」などの領域によって、発達の時期が異なるため、発達に合わせて刺激を与えてあげることで、より効果的に能力を伸ばすことができることが分かっています。
今回は数ある習い事の中でも、代表的なものをピックアップして、それぞれ0歳〜6歳で始めるならいつ頃が良いのかを紹介します。
【0歳〜】なるべく早く始めた方が良い習い事
習い事人気ランキング常に上位の英語(英会話)はなるべく早く始めた方が良い習い事です。
近年の脳科学の研究から、赤ちゃんは生まれた時は世界中の言語に対応できる潜在能力を持っていることが明らかになっています。
しかし、生後10ヶ月頃を過ぎると、よく耳にする母国語以外の言語を聞き分ける能力が急激に落ちることも分かっているため、0歳のうちから英語をインプットすることで、後の英語習得に大きく貢献します。
0歳や1歳のうちは、英会話教室に通うよりも、家庭で使える英語学習教材を使ってCDの聞き流しやDVDなどの視覚教材がおすすめです。
「英語(外国語)を習得させたいならなるべく早い時期から始める」というのが鉄則なので覚えておきましょう!
【3,4歳前後】少し大きくなってから始めた方が良い習い事
言葉でのコミュニケーションが取れるようになり、運動能力も急激に向上する3歳〜4歳の時期は、オススメの習い事の幅も広がります。
この時期は特に「運動」や「楽器(音楽)」を始めるのに適した時期です。
3,4歳前後で始めるのに適した習い事
- スイミング
- 運動教室
- ダンス
- ピアノ
- バイオリン
なお、サッカーやテニス、ゴルフなどのいわゆる特定のスポーツは、使う体の動きが偏ってしまうため、この時期は「忍者ナイン」などの(様々な動きが経験できる)全身運動の習い事がおすすめです。
また、ピアノやバイオリンなどはじっとしていることがまだ難しい場合もあるので、子どもの様子ややる気に合わせて検討をおすすめします。
【6歳以降】小学生頃に始めた方が良い習い事
年長〜小学生の頃にオススメの習い事には「スポーツ」があります。
スポーツの習い事では、体力がつくことはもちろん、チームワークや対人コミュニケーションもたくさん経験できます。集団の中で生活するための協調性や礼儀を学ぶためにもとても良い時期です。
また、2020年から小学校で必修化となったプログラミング。プログラミングは、昨今のIT化に伴い、将来の必須ビジネススキルとして注目されています。
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【知らないと損】なぜ子どもにプログラミング教育が必要なのか
続きを見る
こちらの記事にもある通り、プログラミングで学ぶのはコードを書く技術はもちろんですが、もっと大切なのはプログラミング思考といって、「ロジカルシンキング(論理的思考)」や「クリティカルシンキング(批判的思考)」といった考え方を身につけることに繋がると期待されています。
そんなプログラミングの習い事ですが、早い時期に始めたとしても、読み書きができない状態ではなかなか身につかない場合もあります。
また、プログラミングはパソコンがタブレットを使う時間が増えるので視力低下の心配もあります。
そのため、プログラミングの習い事は6歳以降に始めるのがおすすめです。
【習い事別】人気の習い事を始めるのに適した時期
それでは次に、人気の習い事別に、始めるのに適した時期を紹介します。
今回は習い事ランキングで常に人気の5つの習い事をピックアップして、始めるのに適した時期と月謝の相場をご紹介します。
- 水泳
- 英語(英会話)
- ピアノ
- 自習型学習系(くもん・学研・子どもちゃれんじ)
- プログラミング
今はランキング圏外だけど選択肢に入れたい「プログラミング教室」
2020年から小学校で必修科目になったことで注目されているプログラミングですが、全国的にみてもまだまだ学べる教室が少なく、習い事ランキングの上位に入ってくるのはまだまだ先になりそうです。
しかし、現時点でランクインしていないといはいえ、将来性を考えると数年後にはさらに人気になることは明白です。そこで今回は特別に「プログラミング教室」も合わせて紹介しています。
1.水泳
おすすめの開始年齢 | 0歳〜6歳 |
人気度 | |
月謝の相場 | 6,000円前後 |
メリット | ・全身運動 ・体力向上 ・水に慣れる ・喘息の改善 |
スイミングスクールは習い事ランキングで常にトップに君臨している大人気の習い事です。
体力向上や喘息の改善などメリットもたくさんあり、男女ともに1番人気であるスイミングスクールは0歳から始めることができます。(2歳〜3歳までは保護者同伴の所がほとんど)
ちなみに、子育て先進国のオーストラリアでもスイミングの習い事は一番人気です。
2.英語(英会話)
おすすめの開始年齢 | 早ければ早いほど◎ |
人気度 | |
月謝の相場 | 5,000円程度〜 |
メリット | ・英語脳になる ・コミュニケーション力が高まる ・興味の幅が広がる |
英語を学習する時期は「早ければ早いほど良い」と言われています。
その理由は、子どもは小さい頃ほど音(言語)を聞き取る能力が高いので、なるべく早い時期から音をインプットすることで英語を英語のまま理解する力(いわゆる「英語脳」)が持てるというもの。
ただし、言語習得には「2000時間の法則」があります。
参考
「2000時間の法則」とは?
言語学者が、研究で、1つの言語を習得するためには最低2,000時間以上その言語に触れる(インプットする)必要があることを明らかにしています。
この時間数は例えば、英会話教室で週1回50分のレッスンに通うと達成するのに約60年かかってしまう時間数です。
子どもが小さいうちは家庭で使用できる英語教材やオンライン英会話を利用して毎日30分〜60分(週3.5〜7時間)確保すること考えましょう。
3.ピアノ
おすすめの開始年齢 | 3,4歳〜 |
人気度 | |
月謝の相場 | 8,000円〜15,000円 |
メリット | ・手先が器用になる ・リズム感が育つ ・集中力がつく |
女の子に人気の習い事であるピアノは、ある程度の集中力と指を動かす器用さが必要になるため、開始時期年齢はスイミングや英会話に比べると高くなります。
幼少期のうちに音楽に触れる習い事を始めると絶対音感を取得できる可能性が高くなる、記憶力が上がるなどの理由から昔から人気の習い事です。
また、3歳以下ならリトミックもおすすめです。最近は、リズムに合わせて全身を動かすことのできるダンスも人気があります。
ピアノやバイオリンなどの楽器を使う習い事は他の習い事に比べると月謝が高い傾向にあることも特徴です。
4.自習型学習系(くもん・学研・こどもちゃれんじ)
おすすめの開始年齢 | 4歳前後 |
人気度 | |
月謝の相場 | 2,000円〜8,000円 |
メリット | ・家庭学習の習慣がつく ・継続力が育つ ・思考力が育つ |
続いては、昔から人気の高い自習型学習系の習い事です。
- 教室に通って学習しながら宿題もこなすタイプ(くもん式・学研教室)
- 完全に自宅で学習するタイプ(子どもちゃれんじ・Z会)
などがあります。
自習型学習系を始めるのに適した年齢は結構ハッキリしており、それは4歳〜5歳頃(年中〜年長)です。
理由は、家庭学習の習慣が身につきやすいからです。幼児期の教材は比較的簡単なので、楽しく取り組みながら小学校に入るまでに机に向かって学ぶことが当たり前の習慣を身につけることができます。
また、最近は各教材「楽しく学ぶ」ということが重要視されているため、遊び感覚で学習が進められます。
小学校に入るまでに自宅での学習習慣を身につけさせたいと考えるなら絶対にオススメです。
5.プログラミング
おすすめの開始年齢 | 6歳〜 |
人気度 | |
月謝の相場 | 6,000円〜 |
メリット | ・論理的な思考が身につく ・問題解決思考が身に付く ・ITやテクノロジーに慣れる |
プログラミングは2020年度から小中学校で必修科目となったこともあり、習い事の人気も急上昇しています。
プログラミング教室は4歳頃から学べる教材が用意されていますが、ある程度の理解力や言語能力が必要とされることや「小さい時期は運動や英語を優先的に」ということもあるため、実際にプログラミングの習い事を始めるのは小学校に入ってからがオススメです。
子どもが習い事をするメリットとデメリット
ここで、子育てママに意外と多い、
習い事をするメリット
メリット
- 友達が増える(コミュニケーション能力が育つ)
- 将来の可能性が広がる
- 興味や好奇心の幅が広がる
- 物事に集中して取り組む習慣がつく
習い事をするメリットには「友達が増える(コミュニケーション能力が育つ)」「興味や好奇心の幅が広がる」など、家庭内生活だけでは得られない体験があります。
また、物事に集中して取り組む習慣がついたり、家庭で学習・練習する習慣がつくことで中学生や高校生になった時の学習習慣に良い影響を与えることも予想されます。
さらに、習い事で得るスキルや知識を通して自尊心が高まり、自己肯定感が育まれるという点も見逃せないメリットです。
習い事をするデメリット
デメリット
- 自由な遊び時間が減る
- 親の期待が強くなる
- 自由な発想の芽を摘んでしまう
- 送迎や費用が必要になる
習い事の最大のデメリットは、習いごとが多過ぎて、親が余裕のないタイムスケジュールで過ごすことなってしまったり、子どもが自由に遊ぶ時間が減ってしまい独創性を育む芽を摘んでしまうことです。
また、習い事は費用がかかる分、ついつい親が子どもに期待してしまいがちな面もあります。
サッカーの練習中に子どもが地面で砂遊びを始めたら、
そんな思いが子どもへのプレッシャーになってしまい、習い事を楽しめなくなってしまうことも多いので、習い事は「子どもが楽しんでいるかどうか」に注意しながら見守りたいですね。
習い事選びは【無料体験】を活用する方法がおすすめ!
習い事をする上でなによりも大切なことは、「子どもが楽しんで参加しているかどうか」です。
しかし、実際に「楽しめるかどうか」はやってみないと分かりません。さらに、本当の「楽しい」を見つけるためにはいろんな習い事をやってみて比較することも必要です。
ただ実際は、
そこで、習い事選びには「無料体験を活用する方法」がおすすめです。
習い事はそれぞれ「無料体験」や「お試し教材」を用意している場合がほとんどです。費用がかからない上、遊び感覚で習い事選びをすることができます。
以下に代表的な習い事の「無料体験」を紹介しています。それぞれリンクからウェブサイトにジャンプできるようになっているので、まずは気になる1つを選んで無料体験を試してみましょう!
【英会話】自宅にいながら本格的な英語が学べる「GROBAL CROWN」
子どものためのオンライン英会話「GROBAL CROWN(グローバルクラウン)」は講師が全員、英語と日本語が話せるバイリンガル講師のため、初めて英語を習うお子さんにオススメです。
さらに、アプリを使ったレッスンではゲーム感覚で楽しく英語を学ぶことができるので、必然的に英語に触れる時間も長くなり、学習習慣も自然とみにつきます。
またマンツーマンレッスンのため、英会話教室に通うよりも密度の濃い時間の使い方ができる点も嬉しいです。
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【英語学習】大人気のディズニーキャラクターがおうちに届く「ディズニーの英語システム」
「ママが欲しい英語教材No.1」に選ばれたこともある大人気のディズニー英語システム。言語学や発達心理学の専門家が開発し、世界のディズニーが公式に認めた唯一の英語学習教材です。
ディズニーキャラクターが可愛いだけでなく、子どもに英語をしっかり身につけさせたい親御様に人気となっています。
さすがディズニーというだけあり、無料サンプルもとても豪華です。
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【運動】幼児期に身につけたい運動能力が飛躍的にUPする「忍者ナイン」
幼児・小学生向けのスポーツ教室「忍者ナイン」は、「あらゆるスポーツに応用できる運動神経の礎を身につける」ことを目的に、全国で運動教室を展開しています。
子どもが小さいうちは1つのスポーツに特化するよりも「どんなスポーツにも共通する動きや能力」を身につける方がのちの発達に効果的であるため、忍者ナインではその9つの基本動作(走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・組む・バランス・リズム)を中心に子ども基礎運動能力を育てています。
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【ピアノ】通える範囲に教室があれば嬉しい「ヤマハ音楽教室」
ピアノを習わせようと考えた時に真っ先に思い浮かぶのは「ヤマハ音楽教室」ではないでしょうか。テレビCMでおなじみの「♪ドレミファソーラファミーレード」も有名ですよね。
ヤマハの音楽レッスンは、長年の実績と豊かなノウハウを元に、音楽を楽しみながら「演奏技術」と「豊かな感性」を育むメソッドがあります。
- 1歳〜3歳「ぷっぷるくらぶ」(親子受講)
- 3歳(年少)「おんがく仲良しコース」
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【プログラミング】自宅にいながらプログラミングが学べる「Tech Kids Online Coaching」
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化となりました。
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まとめ
というわけで今回は、「子どもの習い事はいつから始めると良いの?」という疑問に答える内容の記事を書きました。
近年は子どもの習い事の種類が増えているにも関わらず、使える時間とお金は有限なので、どれにしようか悩むことが多いと思います。
何が正解かは子ども1人ひとりによって違うので、現実的にはいろんな体験をする中で「楽しい」「好き」「嫌い」「苦手」を見つけることになります。
経済学者の研究で、中学生や高校生になってから教育に投資するよりも、幼児期の教育にお金をかけた方が効果が大きいことが分かっていることもあり、成長著しい幼少期に何よりも大切なことは「いろんな体験させてあげる」ということです。
今回紹介したような「無料体験」や「無料サンプル」を上手く活用しながらお子様が「楽しい」と思える習い事を探してみてください。