メンタル

【子育てが楽しくない!?】育児を頑張っているのに充実感が得られない理由

かんかん

育児をしているママからこんな相談を受けることがあります。

悩み

「育児を頑張っているのになんだか充実感がない」
「子育てが楽しいと感じられなくて、、、(私ってダメなママなのかも、、、)」

こういった悩みを抱えながら育児・子育てに向き合っているママも多いのではないでしょうか。

今回は、『育児を頑張っているのに充実感が得られない理由』を紹介します。悩み解決の参考になれば嬉しいです。

自分のことが嫌いになっていませんか?

子育てが楽しくないと感じるようになってから、自分のことが嫌いになってはいませんか?

その理由として、あなたの自己信頼感が低下している可能性があります。

自己信頼とは字のごとく「自分を信じていること」です。言い換えると「今のままの自分でいいんだ」と思えているかどうかです。

子育てをしていると子どもの機嫌や子どもの都合に合わせなければいけないことが多くなり、物事が思い通りに進まなくなります。

すると、思い通りにいかないことに対して「一生懸命やっているのに上手くいかない」と思い始め、「上手くできてないこんな自分じゃダメなんだ」と自分のことを信じられなくなってしまいます。なかなか「今のままでいいんだ」「これで大丈夫」と思えなくなってしまうんですよね。

そうなると自己信頼感が下がってしまいます。

周りの反応が過剰に気になる

自己信頼感が下がると、身近にいる人の反応が過剰に気になります。

例えば、
・旦那さんに対して
・姑さんに対して
・上司や同僚に対して

  • 「今、◯◯さんに声を掛けて大丈夫かな?」
  • 「これを言ったら怒らせてしまうかな?」
  • 「やってみてダメだったらどうしよう。」

そんなふうに不安になったりすることが増えます。

なぜ周りの人の反応が過剰に気になるのかと言えば、自己信頼感が下がって自分を信じることができなくなると自分がやっていることに自信が持てないので、周りの人から「それでいいよ」と言ってもらうことで安心感を得やすくなるからです。

つまり他人に評価してもらうことで自分を心を安定させようとするのです。

しかしこの状態は当然ながら「相手の評価ありき」です。だから相手に良い評価をもらおうとして「今これを言っても大丈夫かな?」「これを言ったら怒らせてしまうかな?」と過剰に気になってしまうわけです。

他人からの評価を気にし過ぎる人生は、他人に自分の心臓を握られているのと同じ状態です。
それはいつも何かに縛られているようで息苦しいと思います。

子どもはあなたが好きです

旦那さんや職場での人間関係ならまだ相手が大人ですが、育児中のママで、評価される対象が子どもになっている場合はさらに大変です。

なにせ子どもは「ママを評価しよう」なんて考えていませんから、子どもの反応が過剰に気になっていても為す術がありません。

特に小さなお子さんであればさっき「うん」と言ったのに5分後に「イヤ」ということなんて日常茶飯事だと思います。

それはそう感じてしまう子どもが悪いわけでも、心変わりする子どもに対応できないママが悪いわけでもありません。

大前提として子どもはママが大好きです。そのことを忘れないようにして、子どもと関われると気が楽になるのではないかと思います。(好かれているからといって何をやってもいいわけではありませんが)

 

目標が高すぎるのかもしれません

人が充実感を得るには、「私は今のままでいいんだ」と思えることが重要だと最初に書きました。

これは簡単なことではないと思います。勉強も必要だし、時間もかかります。進めていくなかで周りと衝突することもあると思います。

例えば「私はこう思う」or「姑さんはこう思う」という2択がある場合、「私は今のままでいいんだ」と思うためには「私はこう思う」を選ぶ必要があります。もしくは「姑さんはこう思う」に納得する必要があります。

仮に「私はこう思う」を選ぶためには「姑さんはこう思う」をかわさねければいけません。このハードルがなかなか高いんですよね。

それでも、「自分はこれでいいんだ」と信じた道を選び続けることで、自己信頼が少しずつ生まれてきます。

ゆっくりで大丈夫だと思います。昨日よりほんのちょっとだけでも良くなれば、それは大きな変化ですから。

充実感を得る具体的な方法

充実感を得るための最終的なゴールは「自分に自信を持つこと」ですが、それが出来なくて悩んでいる人が多いわけで、、、そこで、もっと具体的なことを2つ紹介します。

自分のことを自分で認めるする

まず挑戦してみて欲しいのは、自分のことを自分で認めることです。

自分がやっていることを「これでいいんだ」と思えるようになると充実感が増してきます。

あなたが良かれと思ってやったことを周りの人(旦那・姑さん・上司・同僚)から否定されたとしても、まずは「良かれと思ってやった」という事実は褒めてもいいはずですよね?

「悪くしてやろう」「困らせてやろう」と思ってやったのならいけないと思いますが、「良かれと思ってやったこと」ならまずはその点を褒めてあげてもいいと思います。そうすれば「あの時はあれで良かったんだ(=これでいいんだ)」と思えるはずです。

  • 以前は子どもの気持ちが全然分からなかったけど今は少し分かる
  • 家事をするスピードが前より早くなった
  • 子どもと接する時間を大切にしている

考えてみると実はいろいろあると思います。こうやって自分で自分を認めていくことが、育児で充実感を得る1つの方法です。

すでに人の役に立っていることを知る

もう1つは、あなたはすでにたくさんの人の役に立っていて必要とされている存在だと知ることです。

知ってますか?家事、仕事、育児どれを取ってもあなたがいるから周りの人は助かっています。あなたの存在は大切なんです。特にお子さんはあなたのおかげで大助かりです。

ただそれらを実感できないのは、周りからの「ありがとう」が無かったり、「見返り」を感じられなかったりするからかもしれません。

しかし、見返りがなかったとしてもあなたが役に立っているという事実は変わりません。

 

ここでぼくが「あなたはよく頑張っていますよ」と言うことはできますが、それは他人からの評価になってしまいます。

先ほども書いたように重要なのは自分で自分を認めることですから、頑張っている自分に向けて「いつもよく頑張ってるね」と3回くらい声を掛けてあげてください。

まずは自分で自分の頑張りを褒めてあげることからスタートすると気持ちが楽になると思います。

 

まとめ

今回は、育児を頑張っているのに充実感が得られない理由の話でした。

記事のポイント

  • 育児に一生懸命取り組んでいるのに充実感を得られないのは、自分に自信を持てなくなってしまっている可能性がある。
  • 自分に自信が持てなくなると周り人の反応が過剰に気になって疲れてしまう。
  • 目標が高すぎることも充実感を感じられない理由の一つかもしれない。
  • 解決策は、まずは自分で自分のことを認めるようにする。そして、自分がすでに人の役に立っていることを知る。

子育てで充実感が得られない方は「私はもっとできるはず」「私はダメなんだ」という思いを、「今でも十分頑張っている」「私は家族の役に立てている」へと変えてみて欲しいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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