人間関係

【入園前・入学前の不安】ママ同士の人間関係で失敗したくない人が読む話

かんかん

初めてのことをやる時、

初めての場所に行く時、

「初めまして」って緊張しますよね。

 

子育てが始まると、「初めまして」も増えてくると思います。その大きな節目が保育園への入園や学校への入学ではないでしょうか。

子どものこととはいえ、「先生はどんな人??」「気の合うママ友はできるかしら??」と気になることは盛りだくさん。「良い関係を作っていけるかな」と不安を抱える人も多いと思います。

 

ぼくもそうですが、たいていの人は何かをやるとなったら「楽しくないこと」よりも「楽しいこと」をやりたいはずです。だって「楽しいこと」をやった方が絶対「楽しい」から。当たり前のことですけど。

 

今回は、子どもの入園や入学の際に人間関係で失敗したくない人のために、
保育士であり心理カウンセラーでもあるぼくが、

ママ同士の人間関係づくりで失敗しないためのコツをご紹介します!!

 

この話の1番のポイントは、

  • まだ始まってないうちから決めつけないこと
  • 他の人のものさし(価値観)で決めないこと

この2つです。

 

友だちに誘われた時の対応は??

友だちから、「今度の週末、〇〇しない??」「来月、◯◯行かない??」と誘われた時に、それが自分がやったことのないことや、行ったことのない場所だったら、あなたはどういう反応をするでしょうか。

 

なんでもいいんですが、例えば、

スポーツ、キャンプ、スノーボード、クラブ、ライブ、フェス、

登山、旅行、料理教室、裁縫教室、ヨガ教室、

初めて会う人たちが多い飲み会やバーベキュー、

映画、レストラン•カフェなどなど。

自分がやったことのないこと、行ったことのないお店に誘われた時にどういう反応をするのかは、「初めまして」の人間関係で失敗しないためにとても重要です。

 

ちなみにぼくが気をつけているのは、何かに誘ってもらった時に、

「それ楽しいの?」

「それ面白い?」

と、言わないようにすることです。

 

そういう疑問を持つのはある意味普通のことだと思います。

やったこと(行ったこと)がないわけですから、楽しいかも面白いかも、そこに何があるのかもわかりません。

 

でもそれと同時に、経験したことないのだから、そんなことを聞いたって分かるわけがないんですよね。

 

失敗したくない精神

ぼくがこの言葉を言わないようにしているのは、それが「失敗したくない精神」全開の人の言葉だと思うから。

「それ楽しいの?」

「それ面白い?」

の裏には、

「楽しいことがしたい!」

「面白くないことはしたくない!」

という意味が含まれてると思います。

 

たとえば映画を観る時、すぐさまレビューサイトで評価を見て、

「この映画は評価が高いから観よう」

「この映画は評価が低いから観るのやめよう」

 

 

ランチに行くとなった時、すぐさま口コミサイト見て、

「ココ良い評価がいっぱいついてる!」

「ココはあんまり人気なさそう!」

 

 

そういう判断基準で物事を決めても、その評価サイトって結局自分ではない誰かの基準だから、参考にするのはいいかもしれないですが、それを決定の理由にするのはもったいないと思います。

 

その口コミを投稿した50人は良いと思わなかったかもしれないけど、自分は良いと思うかもしれないじゃないですか。

 

「50人が良くない評価をしたのだから自分が行っても同じように良くないと思うだろう。」

 

そう思うってことは、周りの人が自分と似ている価値観を持っているってことですよね。

でも、それってなんだか面白く無さそうじゃないですか??

 

 

なぜなら、その結果、

みんなと同じ映画を見て、

みんなと同じレストランでご飯を食べて、

みんなと同じカフェでお茶をして、

みんなと同じ流行りの似たような服を着て、

そこのどこに自分らしさがあるんだろうかと思ってしまいます。

 

とはいえ、自分らしさを求めてない人もいるだろうし、こうやって周りに合わせることを自分の意思でやってる人もいるだろうと思います。

この話は全員に向けた話ではなくて、「無意識のうちに周りとか流行りに合わせちゃってるけど、本当は自分らしくやりたいことをやりたい」と思っている人向けの話だと思ってください。

 

そしてそれが、入園や入学の時の新しい人間関係が生まれる時に失敗しないコツへと繋がるのです。

なぜなら、「初めまして」の人間関係が苦手な人はこの「失敗したくない精神」を持っている場合が多いからです。

 

 

「失敗」は損??

さて、ここまでは「未経験のことに誘われた時の対応」と「失敗したくない人の考え方」について書いてみました。

 

この2つを通して言えるのは、「失敗したくない精神」を持っている人は、「失敗」「損」なこと、もしくは「無駄」なことだと捉えているんだろうなってことです。

 

  • 「失敗したら恥ずかしい」
  • 「失敗するのは怖い」
  • 「楽しくない(かもしれない)ことに時間を使うなんて無駄」
  • 「よく分からないことに誘われてお金を使うなんてイヤ」

そうやって思うから、新しい一歩が踏み出せなくなるのではないかな、と。

 

「失敗」しないために1番良い方法は何ですかって聞かれたら、その答えは「何にも挑戦しないこと」ですもんね。

普段の生活ならそうやって、苦手なことや不安なことを上手く避けることができるかもしれません。しかし、子どもの入園や入学となるとそれを避けて通ることができません。

だから不安になってしまうわけです。

 

 

そうやって新しいこと、初めての場所に行ってみようと思わないのは、ある種の防衛本能かと思うこともあります。人間が生まれながらに持っている特性みたいなものなんじゃないでしょうか。

 

何かに誘われたときに「イヤだな」「楽しくなさそう」思うのは普通のことなのかもしれません。

しかしどんな理由であれ、「失敗したくない精神」を持っている人は、無意識的に失敗を損だと思っている可能性が高いわけです。

 

入園前や入学前に不安を感じるママたちも、おそらくこの「失敗したくないな」という思いが強いのだと思います。

 

失敗したくない精神で幸せならいいですが、、、

もちろん、
みんなと同じ映画を見て、
みんなと同じテレビ番組を見て、
みんなと同じカフェでお茶をして、
みんなと同じ流行りの似たような服を着て、、、
そういう生活をして「毎日が楽しくて面白くてしょうがない!人生って本当に最高!!」って心から思えているなら、それが何より1番だと思います。

 

でも、そうではないとしたら、、、

 

無意識のうちに新しいことや初めてのことに挑戦することを避け、失敗しないように無難な生き方を選んでしまってることが原因かもしれません。

 

まあこうやって話しているぼくも、普段から意識はしているつもりですが、後から思い返すと「無難な方に流れたなぁ」「あの時逃げたな〜」ってことよくあります。

本当に難しい。笑

 

だから、「まずはやってみる」「まずは行ってみる」をこと合言葉にいろんなことに挑戦して、「やってみた後」「行ってみた後」で自分なりの評価をすることが大事かなと思います。

 

入園後や入学後というのは、自分だけでなく子ども同士の関係も影響はしてきますが、親同士がうまい距離感で付き合っていれば子どもも意外をそれを理解して程よく回って行くものです。

まだ始まってないことを不必要に不安に思うのはやめて、「子どもの園生活や学校生活が始まってから考えればいいや」と考えておきましょう。

 

さいごに

ぼくが人として「この人は強いなぁ〜」と思うのは、誰がどう見ても「あ、あの人失敗したな」「いや〜あれは失敗でしょ〜」って思うようなことを、

「え?失敗なんかしてないよ?1つ新しいことを学んだだけさ」ってケロッと言える人です。

 

確かにその通りで、失敗したくないなら何が起きても「失敗」だと思わなければいい。

でもこれができるのって、相当ポジティブな人か相当能天気な人か、どっちかな気がしてませんか??

 

いやいや、実はこれって誰でもできるんですよ。

 

ぼくの好きな言葉に、

"明日の天気を「晴れだ」「雨だ」って自分では決めることはできないけど、その天気が「良い天気」か「悪い天気」かは自分で決めることができる"

というのがあって、同じ晴れでもその日の予定によって「晴れて良かったぁ!」とか「なんで雲ひとつない晴天なの今日に限って!」とか、天気の良し悪しを決めてるぼくたちですから、失敗を失敗と思わないことだってできるはず!

 

子育てが始まると、今まで上手いこと避けてきたことを避けられなくなる状況がたくさん出てくると思います。

そんな時に「失敗したくない精神」ではなく、「失敗なんてない精神」を持って「はじめまして」の状況に立ち向かえると、人間関係が大きく変わっていくのではないでしょうか。

 

明日死ぬかもしれないたった一度きりの人生です。

 

世間の判断基準じゃなく、自分自身の判断基準でいろんなことを、思いっきりやりましょう!!

あなたの子どもも、そんなあなたの姿を見て成長していくはずですよ♪♪

 

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