おうち英語

【英会話力が絶対上がる】オーストラリア人と一緒に働いてステップアップ!

かんかん

今回は、英語が全く話せなかったぼくがオーストラリアに留学(ワーホリ)して少しずつ英語が出来るようになっていく過程で学んだことを紹介したいと思います。

「餅は餅屋」なんていう例え話は有名ですが、野菜は八百屋、肉は肉屋。技術を学びたかったらその環境にどっぷり浸かることが大切だと改めて感じます。

英語を学ぶなら英語を話している国で英語話している人たちと一緒に暮らす。

これが一番です。

ローカルジョブは英語学習の聖域

ぼくはオーストラリアでのワーホリ中に3つのローカルジョブをしました。

ローカルジョブというのは、しっかりした定義があるわけではないですが、

  • ジャパレスなどの日系の仕事ではなく
  • 職場にオーストラリア人を始め、日本人以外の現地の人がいて
  • お客や同僚とのコミュニケーションを英語で行う仕事

といえばイメージ湧きますかね。

つまり、オーストラリアで暮らしている(永住している)人が働いてる職場です。

 

ぼくは幸運にも3ヶ所もそういったローカルの職場で働くことができました。

そして3つのローカルジョブをして思うこと。

 

いまでこそ笑いながら楽しく仕事できていますが、ここに至るまでにいくつかの段階がありました。

 

 

今回は、

  • ローカルの職場でどのように英語を学んでいったか
  • ぼくの英語上達ステップ

を紹介しようと思います。

 

全然かっこいい話じゃないので、おもしろ半分で読んでくださいね(笑)

1つ目のローカルジョブ

ぼくがオーストラリアに来て初めてしたローカルの仕事は、ウエスタンオーストラリア州のKununurra(カナナラ)という街にあるカフェでのキッチンハンド(主に皿洗い)でした。

オーストラリアの大手スーパーマーケット IGA(アイジーエー)の直営カフェで、大きなカフェではないですが、まず街が小さいので飲食店自体が少なく、そのおかげ?で午前中はすごく忙しいカフェでした。

そんなカフェにぼくは皿洗いとして雇われました。

 

とにかく仕事が欲しかったので、面接の時から「なんでもやります」って必死でした。

 

カフェで働いていたのは、ぼく以外全員オーストラリア人

しかも、ぼく以外全員女性。

保育士だからその環境に慣れてはいるけど、こーゆう環境に縁があるのかと改めて思いました(笑)

ぼくがカフェで働き始めた当初の英語力は、日常生活がギリギリできないくらい。w

 

ぼくがこのカフェの仕事を始めた時はオーストラリアに来て5ヶ月目のことです。

 

シドニーで3ヶ月間語学学校に通ってはいましたが、それまで日本でろくに英語に興味がなかったので伸び幅にも限界があって、むしろあの3ヶ月で結構頑張ったほうだと自分では思っていました。

 

それでもカフェの仕事を始めたときは、同僚や上司からの指示を2回か3回聞き直してやっと理解できるくらいでした。

もう毎日「パードゥン???」が口グセでしたねあの頃は(笑)

 

同僚たちと世間話になると、ぼくは「ほぼうなずくだけ」か「苦笑い」しかしてませんでした。

だってみんなが何喋ってるか全然わからなかったから(笑)

話を振られてもまず質問が分からないから答えようがない(笑)

カフェのキッチンにはぼく以外におばちゃんが2人働いていて、そのおばちゃんたちはよーく喋る喋る。

ずーっと喋ってました。

 

だからぼくはカフェで働き初めて数日後から、あることを割り切ることにしました。

それは、(カフェでは3ヶ月くらい働く予定だったのですが)この3ヶ月間「リスニング」だけに集中しようと。

もちろん喋る機会があればつたない英語で挑戦しますが、基本はおばちゃんたちの会話を聞くことに集中する。

 

その日から1日8時間のスピードラーニングが始まりました。

エブリデイです。

 

幸い仕事内容は、皿洗いと食材の下ごしらえなどだったので難しくありませんでした。(しかもそのおかげで、ゆで卵の殻剥きとニンジン•ジャガイモの皮むきがめちゃくちゃ早くなった笑)

仕事中はおばちゃんたちに背を向けるかたちになるので、作業に集中してるふりして、おばちゃんたちの会話に集中してました。

 

おばちゃんたちに話しかけられてもうまく返せないので、その度に凹むし、毎回申し訳ない気持ちになりながら、、、

「いまはお金をもらいながらスピードラーニングできてるんだ。こんな贅沢な環境はないぞ。」

って自分に言い聞かせることで心の安定をはかってました。笑

 

 

おばちゃんたちも無口なぼく(ホントはたくさん話たいのに英語が喋れないだけ)を楽しませようと冗談とかも言ってくれるんですが、その冗談が何言ってるか分からないから笑うところなのかツッコむところなのかもわからない。

結果苦笑いと無口の時間が多くなる、の繰り返し(笑)

 

きっとカナナラのカフェで働いてた期間、同僚のおばちゃんたちはぼくのことを「無口かつ冗談が分からないやつ」と思っていただろうとオモイマス。笑

それがぼくの初めてのローカルジョブでした。

そんな無口で冗談にも笑わないぼくに、仕事をクビにせずしかも毎日話しかけてくれたおばちゃんたちには本当に感謝してます。

 

 

2つ目のローカルジョブ

カフェの次に就いた仕事は、タスマニア州のとある街のはずれにあるラズベリーファームでした。

ぼくが雇われたチームはメンテナンスチームと呼ばれていて、全員で30人くらいいたのですが、

 

日本人はぼくだけ、というより外国人がぼくだけで

ぼく以外全員オーストラリア人でした。

メンバーは50代60代のおじさんから20代の大学生までと年齢層が広かったです。

この職場は毎日の仕事が2人一組で行うものだったので、いろんな人の話を聞けました。

さて、ローカルジョブ2つ目。英語の方はどうだったかというと。

1つ目のローカルジョブでスピードラーニングを約3ヶ月間していたおかげか、

「お、みんなが言ってることだいたいわかる!!」

という感じでした。

 

オーストラリアなまりがガンガン出てる人とかは5回聞き直しても分からず会話終了!みたいなことは何度もありましたが(笑)

 

ただ喋る方はまだまだスムーズにはいかず、どうしてもネイティヴスピーカーの会話の中にいると乗り遅れるんです。

「これ言おう」「どうやって言うんだっけ」「単語ってこれで合ってるのかな」って考えてるうちに話題が変わってしまったりして、「はいっ、次頑張ります」って何度思いなおすことか。

同僚たちに「お前は静かだな〜」ってよく言われたけど、そのたびに「喋りたいけどスムーズに喋れないんだよ〜」って何度思ったか。

 

かろうじてリスニングはマシになっていたので、ファームでは、同僚たちはぼくのことを

「無口だけど冗談の分かるやつ」

と思っていただろうと思います。

何を言っているか聞き取れるようになっていたので、冗談とかを聞いて笑うことはできたんですよねこの頃は。

 

そんな環境の中でしたが、いつまでも無口イメージをキープするのはいやだし、数ヶ月後にはオーストラリアの保育園で働くぞって意気込んでいたので、

ラズベリーファームで働いている間は、チャンスを見つけては同僚に話しかけ、つたない英語でどんどん喋るようにしていました。

 

うまく話せないことに凹み過ぎて自分の心が崩壊しないように、この時期の合言葉は「旅の恥はかき捨て」

「ここに俺の過去を知ってる人は誰もいないんだ!日本に帰ったら会うこともほぼないんだろうからぁ〜、やったるぜ〜うぉ〜」って。

そうやって精神状態を保ちました。笑

2つ目のローカルジョブでは、毎日オーストラリア人と喋って過ごす中で、確実にネイティヴスピーカーと関わることに慣れたと思います。

前まではネイティヴスピーカーを目の当たりにするとちょっと緊張していた自分がいたけど、ラズベリーファームを辞める頃には、そんな緊張もどこへやら。

日本人の友だちと会うときのように、日本で会社に出勤するときのように、オーストラリア人と知り合ったり喋る機会があっても全然緊張しなくなりました。

 

おそらくこれがファームジョブ期間中にぼくが得た最大のスキルであり、英会話力アップにつながりました。

 


2つのローカルジョブを経てぼくは、

「無口かつ冗談の分からないやつ」

「無口だけど冗談の分かるやつ」

へとステップアップすることができました。

さて次のステップは、、、

 

3つ目のローカルジョブ

2つのローカルジョブを経た数ヶ月後、ついにぼくがオーストラリアに来た最大の目的である、「海外の保育や子育て体験をしたい」という思いを現地の保育園で働くという形で実現するときがきました。

それが3つ目のローカルジョブであり、いま現在(2016年当時)も働いているチャイルドケアセンター(保育園)です。

 

園で働いている日本人はぼくだけです。

英語会話力はどうだったかというと、、、

さすがに3つ目のローカルジョブということもあって、もうリスニングもほぼ問題ないし、言いたいこともほぼ伝えることができています。

なんと快適なことか。

まだまだ知らない単語や初めて聞く表現などはたくさんありますが、それでも仕事をするのに困らないレベルまでは到達することができています。

ここまで来るのに、1年8ヶ月くらいかかりました。

 

1つ目のローカルジョブ(カフェ)で3ヶ月間リスニングに集中し、
2つ目のローカルジョブ(ファーム)で4ヶ月間喋ることに集中し、

それがいまのローカルジョブで活きていると日々実感しております。

その時々は深く考えていませんでしたが、今振り返ってみれば全部自分にとって必要なステップだったと断言できます。

ぼくは何事もいっぺんにできるようになるような優秀なタイプじゃないので、ちょっとずつ成長できたのが良かったのかなって。

まぁ、英語喋れるようになったっていっても相変わらず会話に乗り遅れることは多いので、、、

 

いま働いている保育園の同僚たちはぼくのことを

 

「普通に喋れて冗談も分かるやつ」

と思っているだろうと思います。

次のステップ

ぼくの次の目標は、もうワンステップ成長して、

「冗談も分かるし、冗談も言える面白いやつ」

を目指したい。

今までの流れからいくと、それは次のローカルジョブでになるのかなぁ。

 

まとめ

今回の記事では、ワーホリ中に働いたローカルジョブを通して感じた自分の英会話力の成長の変化について書いてみました。

「無口かつ冗談が分からないやつ」

無口だけど冗談の分かるやつ」

「普通に喋れて冗談もわかるやつ」

ここまで来るのに1 年8ヶ月、、、

次に目指すのは、

「冗談もわかるし、冗談も言える面白いやつ」

です。

他の国の言葉で冗談を言い合えるようになったら、習得レベルは十分なのかなと思います。

 

おまけ:今の悩み

ちなみに、今ひとつ悩みがあります。

保育園で働いていて英語難しいなって思うのは、子どもの前で一方的に話すことです。

会話だったら自分が喋らなくても相手が話してくれたり、内容から相手が言いたいことを汲み取ってくれたりするけど、子どもたちの前で話す時は子どもは聞く側で、話題もこっちが提供することになります。

それをスムーズに(しかも子どもが飽きないように、かつわかりやすく)話すことが難しくて難しくて、、、(笑)

ぼくが話していると子ども数人が集中力切れてパーッて走り去ってしまうことも多々あります。
ガチ凹みです。笑

 

まぁ、しかしそれは自分の責任なので、少しでもうまくできるように自分が成長するしかないです。

いまの自分にはそれが壁だってわかってるから、乗り越えてやるぜーって毎日意気込んでおります(笑)

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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