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食事とおやつがカロリー高め【ぼくがオーストラリアの保育園で学んだこと】

かんかん

こんにちは、現役保育士の柴田和輝です。

数年前まで公務員として日本の保育園で働いていたぼくですが、
「海外の保育を知りたい!!」「海外ってどんな保育してるんだろう??」という思いから、
安定と言われていた公務員を辞めました。

そしてワーキングホリデービザを使ってオーストラリアへ留学し、
現地で英語を勉強してオーストラリアの保育士資格を取った上で、

約5ヶ月間、オーストラリアの保育園(チャイルドケア)で働きました

 

その約5ヶ月間で現地の保育園で様々な経験をすることができたので、
その中で学んだこと、気がついたこと、日本の子育て•保育との違いなどを記事にまとめています。

この記事はこんな方におすすめ

  • 保育園・幼稚園の先生
  • 子育て中のママ・パパ
  • 海外での仕事に興味がある方

※注※ 

記事中では、ぼくがオーストラリア(シドニー)で働いていた園の名前をP園と記載しています。

今回のテーマは「給食とおやつ」についてです。

P園のランチとおやつ

オーストラリアの学校(小学校以上)には給食という概念がないので毎日ランチボックスを持っていくのが当たり前です。

しかし、チャイルドケアセンターは園で提供する所とランチボックスを持参する所があります。

ぼくの働いているP園はセンターで給食•おやつを提供しています。

食事に関しては、日本と全然違うことが多く、「ん??いいのかこれ??」と感じることがいくつもあり、正直、戸惑いも多かったです。

食事・おやつの回数とメニュー

まずは食事・おやつの回数です。

P園では、

7時半から8時にブレックファースト

9時にモーニングティー

11時半頃からランチ

14時半頃からアフタヌーンティー

17時頃からスナックタイム

があります。

ブレックファースト

ブレックファーストは全員が食べるわけではなく、早く登園した子で、お腹が空いてる子が食べます。

早く登園した子ども全員が食べる訳ではないという所が日本と違うなって思います。

3歳以下の子には必ず食べさせるのですが、4歳や5歳の子どもには、食べるかどうか尋ね、子どもがいらないと言ったら配膳はしません。

そうやって自分で決める力(決断力)を小さい頃から養っているとのことです。

ブレックファーストのメニューはシリアル(コーンフレーク)が3種類ほど用意してあって、子どもが自分で好きな種類のものを選んで食べます。

モーニングティー

モーニングティーにはトーストとフルーツが出てくることが多いです。

基本はトースト一枚を斜めに切ったものと、
オレンジやリンゴをスライスしたもの、
飲みたい子が牛乳を飲みます。

モーニングティーと呼ぶものの紅茶が出るわけではありません。

みんな牛乳でした。

ランチ

ランチは日本の保育園の給食と大きく違います。

ぼくが日本で働いていた保育園では管理栄養士さんが毎月献立を考え、毎日、ごはん•パン、おかず、汁物があり、栄養バランスが考えられた給食でした。

 

P園では、もっともっと質素で、
ランチはシチューよりも薄くスープよりも濃いレトルトのソースを「ライス(orパスタ)」にかけるだけです。

その一品だけです。

初めて見た時はびっくりしました。

「これだけしか出ないんだ」って。

ソースの味は毎日ほぼ一緒で、日によって具が鶏肉だったりミートボールに変わるだけ。

 

子どもたちも保護者も、これがこの保育園の「普通」だから文句は何も言いません。

栄養のことまで考えてくれる日本の教育施設はやっぱり質が高いですね。

(オーストラリアにある全ての保育園がこうではなく、園によって違いがあるようです。)

アフタヌーンティー

アフタヌーンティー(午後のおやつ)は、
バナナブレッドやマフィンとビスケット、ドライフルーツを食べます。

ニンジンやキュウリのスティックが出ることもあります。

そしてたまに、レアメニューでバナナブレッドやマフィンにカスタードをかけて食べるのですが、

カスタードをかける量が半端じゃない!!!

Bru-nO / Pixabay

オーストラリアのスーパーマーケットには紙パックに入った1リットルのカスタードが売られているのですが、それをドボドボドボ〜っとかけて食べます。

子どもたちはカスタードが大好きです。甘いですから。

でも、先生たちの配る量が多すぎてびっくりなんです

茶碗よりもひと回り大きいボウルが半分埋まるくらいカスタードを入れるんです。

しかも食べる子はそれを2回も3回もおかわりします。

 

絶対カラダに悪いです

糖分摂りすぎハイカロリー。

ぼくはアフタヌーンティーでカスタードが出るたびに、「出た、カロリー爆弾。」と思っていました。

国が変わればメニューもさまざま

P園で働いていて、日本では絶対に出ない(むしろ出したら問題になるんじゃないかって思うような)メニューが出てくることに、驚きの連続でした。

国が変われば食文化が違い、食習慣が違うということを実感しましたね

日本の子どもたちも、食環境はどんどん欧米に近づいています。

親がしっかりした考えを持っていないと、子どもは太って生活習慣病になりやすくなり、生活しにくい生活習慣を身につけてしまいます。

一番良いのはやっぱり「和食」なんですよね。

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