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保育士のアジア旅2016Day12@シンガポール【陸路で国境を越える】

かんかん

この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。

せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。

 

どうしても言ってみたかったこと

今回の記事タイトル、

 

「陸路で国境を越える」

 

ただただ言ってみたかった。
ただただそれだけのために、シンガポールからの移動を飛行機ではなくバスにしたのだ。笑

「陸路で国境を越えたい」と言うのは日本でもできるが、実際に「越える」や「越えた」っていうのは日本に住んでいると言う機会がないから。

だから今回ついにこれが言えて、ただただ嬉しい。

ふぅ、満足。

 

おしまい。

 

 

なんてことにはなりません。陸路で国境を越えるってどんな感じだったか書かせてください。

 

バスの予約

ぼくが陸路で国境を越えたのは今回が生まれて初めて。
移動したのはシンガポールからマレーシアへの移動である。交通手段はバス。

まずはインターネットで、

  • どんなバス会社があるのか
  • 運行時間や値段

を調べる。

これは日本語で調べてもいっぱい出てきた。「陸路で国境を超えた」先輩方はいっぱいいるのだ。

 

の次は自分の都合に合った運行スケジュールを持っているバス会社のホームページを開き、

  • 出発地
  • 到着地
  • 出発時間

を選択し、空席があるか確認した。空席があることがわかったらあとは必要事項を入力して、クレジットカードで決済を済ましておしまい。

 

国境を越えるというのに、バスのチケットの取得は意外と簡単である。ホームページはだいたいが英語対応で、(出発地•目的地•時間の)必要事項さえわかればなんとかなる。

あとは当日バス乗り場に行って、送られてきたE-mailをスマホ上で見せるだけ。

チケットを受け取る時はパスポートの確認もなかった。

 

「ホントに国境越えるのかこのバスは」ってちょっと不安だったのを覚えている。

 

出発

バス乗り場には同じバス会社のバスがひっきりなしに行き来するし、案内表示とかアナウンスとかも一切ないため、バスが来るたびに係員のおっちゃんに自分のチケットを見せながら「このバスに乗りたいんだが(今来た)このバスか??」って毎度聞いた。

それと比べるとは日本はすごく親切である。アナウンスや表示があってわかりやすいし。まあ、そのぶん、日本では人と直接話す機会が少なくなっちゃうところがデメリットでもあると感じる。

 

何回もしつこく聞いたおかげ??で、バス停のおっちゃん係員はぼくのことを覚えてくれた。(おそらく声かけすぎてめんどくさいジャパニーズだと思われたのだ笑)

しばらくすると、ぼくが乗る予定のバスが到着したぞと、ぼくのこと呼びに来てくれた。
「ほら、あれ
お前のバスだぞ」って。

ありがとうおっちゃん!!

 

 

いよいよ陸路で国境を越える!!

さて、シンガポールのバス停を出発して約1時間後。

ゲートのたくさんある建物にバスが入っていくのが窓から見えた。

そこはシンガポール側の出国審査場。

そこで乗客全員が一度バスから降りて、建物の中へ向かった。

バスを降りる際は貴重品だけ持って、大きい荷物はバスに置いたままだった。ぼくが出国審査をしている間にバスの中も何かチェック受けているのだろうか。

今まで空港での出国審査と荷物検査しか知らないぼくは「陸路ってこんな簡単なのかな」と不安になった。

 

そんな不安をよそに、建物に入ったあとは列に並び、順番が来たらパスポートと出国カードを渡して出国のスタンプをバンッと押してもらってすんなり通過。

カウンターのおばちゃんが日本語で「アリガトゴザイマス」と丁寧に言ってくれた。

空路でもそうなのだが、パスポートを見せる機会があると、返してもらう時に係りの人に日本語で「アリガトゴザイマス」と言ってもらえることが結構あります。日本がそれだけ有名ってことなのか、どの国の人にもそうしてるのかわからないが

海外の人に日本語で「ありがとうございます」とか「いってらっしゃい」って言ってもらえると嬉しくなる。

 

そんなこんなでまたバスに乗り込み、移動する。

 

(ちなみに、人生初めての「陸路で国境を越える」体験をしていたこの時のぼく柴田は、ワクワクとドキドキのあまり、バスに乗ってから目的地クアラルンプールまで1枚も写真がないことにあとから気づく。余裕が無かったのだ笑)

すると、出国審査場を出てから15分程移動してからまたバスが停車。

 

今度はマレーシア側の入国審査だ。陸路で国境を越える時って、出国審査場と入国審査場って同じ場所にあるのかと思っていたのだが違った。

素朴な疑問として、シンガポールの出国審査場とマレーシアの入国審査場の間のエリアはどっちの国になるんだろうか。新しいことを経験をすると、気になることがどんどん増えていく。

 

 

入国

マレーシアの入国審査場では、大きな荷物も含め全ての荷物を持ってゲートへ向かえと指示があった。

そしてマレーシアの入国審査。
飛行機で入国する時には入国カードを機内で書いたりしてカウンターで渡すのだが、
マレーシアの入国時は入国カードの記入は必要なかった。

 

ただパスポートを見せただけ。

 

マレーシア入国の際に一つ新鮮だったのは、指紋を採られたこと両人差し指を機械の上に乗せて、映画で見る網膜スキャみたいに緑の光がピピッて。

 

はい、これでもうマレーシアで悪いことできません。笑

 

 

そして、そのあとの手荷物検査は超適当

 

空港ならパソコンやiPadをカバンから出すのですが、スタッフから「全て一緒でOKだよ〜」って。

しかも!!

画面で荷物チェックしてるはずの係員たちも、ファミレスで騒ぐ女子校生並みに会話が盛り上がってて全然画面見てない。笑

 

これでいいのかマレーシア入国。

 

と、なんやかんや疑問はあったが、晴れてマレーシアに入国できた!!

 

そのあとはひたすらバスに揺られてマレーシアの首都、クアラルンプールを目指したのである。

 

朝9:30にシンガポールを出発し、マレーシアのクアラルンプールに着いたのは16時を過ぎたくらい。

 

約7時間のバス移動だった。

 

「陸路で国境を越える」

達成!!イェイ!!

 

続きはこちら

保育士のアジア旅2016Day12-2@マレーシア【1リンギットの闘い】

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