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保育士のアジア旅2016Day59-2@台湾【八田さんと塩田、スクーターを借りて[その2]】

かんかん

この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。

せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。

ゲリラ豪雨でビショ濡れに

八田與一(はった よいち)さんの記念公園を訪れたあと、ぼくたちは台南の沿岸部で塩を作っている塩田(えんでん)へと向かうことにした。

八田さんの公園も塩田も台南の市内からは少し離れたところにあるので、交通量の少ない道を125ccのスクーターで駆け抜けることが出来てとても気持ちよかった。

しかし、途中から雨が、、、ポツポツ、、、

すぐにゲリラ豪雨のような勢いで1時間以上。

ぼくたちは、すぐ止むだろうと思って雨カッパ着てバイクに乗っていたのだが、あっという間にズボンも靴もビショビショに。

近くにあった醤油屋さんの軒先で雨宿りもしたが、「どうせもう濡れてるしね」ってことで雨の中をまた走り出した。

行くと決めたら「雨だから止めよう」という選択肢はナシの2人(笑)

バイクの後ろに乗ってるYさんも当然ビショ濡れになっていて。ご迷惑をおかけしました。(笑)

 

塩田に到着

塩を作っているところは初めてみるので、どんな所なのか結構ワクワクしていた。

これがその塩田

看板の説明には、

区画が3つくらいに分かれていて、まず一番大きな塩田に海水を引き込んで水分を蒸発させて濃度を濃くし、さらに次の塩田に引き込んでさらに水分を蒸発させる。それを繰り返すことによって、最終的に海水から塩を取り出すことができる。

とあった。

でも、この日雨降ってたけど塩田に屋根はなく、せっかく蒸発させた濃度の濃い海水が雨水でまた戻っちゃうなーって素朴に思ってしまった。あまり関係ないのかな?(笑)

 

 

塩山もある

塩田のあとは塩山へ!!

塩山とは、先ほどのような塩田でとれた塩を積み上げておく場所。
それを精製して食用へと加工するんだそう。

ぼくたちが行った七股塩山(チーグーイェンサン)も、かつてはかなりの量を生産していたそうなのですが、今では海外からの輸入が多くなり、七股(チーグー)での生産量は少なくなってしまったみたい。

頂上にいる不気味なエンジェルは、塩で出来てるのかと思わせぶりですが、石こうみたいな素材でした。

 

ここにある塩山には歩いて登ることができ、

疑い深いぼくは塩山の塩を拾ってなめてみた。

 

ものすごい辛い塩!!!!

(あ、歩道のやつは汚そうだからちゃんと柵の外側のやつをなめました。笑)

 

そして、驚いたのが塩の結晶の透明度。

精製前の塩の結晶ってあんなに透明なんですね!

純度の高い宝石みたいでした!

純度の高い宝石なんて生で見たことないんですけども!

映画とかで悪い奴がニヤニヤしながら眺めてる宝石みたいな透明感!!

 

はい、塩の結晶の写真を撮り忘れたので、つたない表現力でごまかしました。笑

売店には塩辛いアイスも売っていました。

日本語でも書いてあるところが観光地感(笑)

「海外に行ったら言葉が心配」という日本人は多いですが、観光地ならこうやって日本語表記がある所が結構あるので全然平気ですよ。

にしても、「シアノバクテリア味のアイス」ってね(笑)

 

街へ、そして日本へ

八田與一さんのダムとチーグー塩山を堪能したぼくたちは街へと戻り、バイクを返却したあと、近くにあったスタバでYさんと、ワーホリの時の思い出話などをしながらのんびり過ごした。

オーストラリアで出会った人には面白い人が多いから、話してて勉強になることや刺激をもらえることがいっぱい。

Yさんからも面白い話や参考になる話をたくさん聞けて、1年半ぶりに会えて良かった!!

またどこか他の国で会いましょう!

 


夕方になり、まだしばらく台湾に滞在予定のYさんに別れを告げ、台湾新幹線に乗って台北方面に戻ります。

目指す駅は桃園駅。

そう、国際空港のある桃園です。

 

2ヶ月続いたアジア一人旅がついに終わろうとしています!!

この2ヶ月、振り返ればいろんなことがあったな〜なんて感傷に浸ろうとも思ったんですが、帰りのフライトの出発時間、夜中の2時!!

 

ぼく、23時過ぎたら眠くなってアタマぼーっとするんです!!

早々に出国審査まで済ませて、ベンチで爆睡決め込みました!!

どこでも寝れるッ!!この2ヶ月で得た最大の技術です(笑)

そして定刻通り、夜中2時に中部国際空港へ向かって飛び立ちました。

 

さようなら、台湾。

さようなら、ぼくのアジア一人旅。

 

ぼくはもう、一刻も早くおいしい日本食を食べて、広くてあったかい銭湯に行きたいよ。

すばやい気持ちの切り替えは大事です。笑

 

今回、台湾へは一人旅で来たけど、台湾人の友だちと会ったり、家に泊めてもらったり、オーストラリアで知り合った友だちと再会したり、1人でいる時間が意外と少なかった。

一人旅でありながら一人旅でない。

友人の幅が広がると旅も一層楽しくなることを知りました。

 

というわけで、今回のアジア一人旅はここでおしまい。

 

よーし!!日本へ帰るぞ〜!!!!

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