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保育士のアジア旅2016Day60@日本【おわりの朝。ついに帰国】

かんかん

この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。

せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。

帰国

朝5時を少し過ぎた頃、シートベルト着用サインの点灯とともにぼくは機内で目を覚ました。

窓側に座っていたぼくの座席から見えるのは空と陸。

日本の上空、日本の国土だ。

東から昇り始めた朝日が漆黒の闇を紅く染め始めている。

飛行機はそのまま順調に、定刻通りに中部国際空港へと降り立った。

 

到着ゲートから入国審査のカウンターまで、永遠と続くかのような長いターミナルを歩く。

静かな早朝の空港内。

床に敷かれた絨毯が柔らかくて気持ちいい。

 

前から2人の空港職員がなにやら会話をしながら歩いてくる。日本語だ。

その会話がちゃんと聞き取れるという事実だけで安心する。

入国審査でパスポートにスタンプを押してもらう時、職員の人に「おかえりなさい」と言ってもらえると、「あぁ帰って来たんだなぁ」と改めて思う。

他の国では入国審査では「ようこそ」と言われるから。

「おかえりなさい」と言ってくれる人がいることがなによりも嬉しい。

 

預けた荷物を受け取り、税関を通過してから到着ロビーへと続く自動ドアをくぐる。

 

到着ロビーには、
早朝にも関わらず、いったい何時から待っていたのだろうか、
ぼくの帰りを待っていてくれた家族や友だちが「こっちだよ」と満面の笑みを浮かべて手を振りながらぼくを迎え、、、てはおらず。

ぼくは一人だ(笑)

ドラマのような情景を勝手に妄想しながら、ぼくは1人、寝不足でぼーっとする頭を左右に揺らしながら中部国際空港セントレアの空港内を歩く。

 

そのまま名古屋駅へと向かう急行電車の片隅に、1人で座ってガタンゴトン。

 

大丈夫。おうちまで1人で帰れます。

というわけで!!!!

ついに帰ってきました!!!!

2ヶ月間のアジア一人旅から!!!

大きなケガや事故もなく、無事帰国です!!

 

いや〜

楽しかった。

 

その一言に尽きる。

2ヶ月で訪れたのは10ヶ国19都市。

限られた期間内でいろいろ行ったから、駆け足になったところもあるけど、それでも大満足。

 

インターネットを見ればその土地の写真は見ることができるけど、匂いや音、雰囲気は実際に行ってみないとわからない。

今回はアジア諸国を旅できて本当に良かった。

そして、1人でいるからこそ考えたり感じたりする「自分の内面」をよりはっきりと知ることができました。

 

今回の旅を始めるにあたって出発前の日記にこんなことが書いてありました。

”どう行動したって自分に必要なことが起きるし、
必要のないことは起きないし、
 
起きたことは自分が成長するために必要なことだったり
自分の未熟な部分を突いてくることだったりするわけで、
 
それを乗り越えるごとに成長していくのかななんて。”

しゃらクセェこと言ってんじゃあねぇよ2ヶ月前の自分!!とも思うけど、でもまさにその通りだった。今ならよりはっきり言えます。

 

インドネシアのタクシーで3倍の値段を取られたことも、

マレーシアの誰もいない空港のターミナルで1人夜を明かしたことも、

ネパールのヒマラヤトレッキングで登りのキツさに半泣きになったことも、

インドの滞在中ずっと下痢だったことも。

 

全てはその時の自分に必要だったから起きたこと。世の中うまくできていると思います。

他にも、

インドネシアの保育園で子どもたちと折り紙をして遊ぶ機会があったこと、

インドのマザーハウスでボランティアをしたこと、

台湾で友だちの家に招いてもらったことも全部、

ぼくがそこから何かを学ぶ必要があったからこそ、目の前にやってきたのだと思います。

 

旅行中はそんなことを日々考えながら過ごしました。

たくさんの人と関わることができた

もう一つ、今回の旅行で印象的だったのは「人の優しさと思いやり」

この2ヶ月で、どれだけの「初対面の人」と話したか。

数えてないけど、結構な人数になると思います。

 

特にその国に住む現地の人、

  • たまたまその人のタクシーに乗った
  • たまたまその人の経営する宿に泊まった
  • たまたま飛行機で席が隣になった
  • たまたま街で話しかけられた

そうやって”たまたま”出会った人たちからも学ぶことや感じることがたくさんありました。

そのなかで多くの人が、優しさを教えてくれました。

それもいろんな形で。

 

時には家に泊めてくれて、

時にはバイクで駅へと送ってくれて、

時には手間のかかる手続きを代わりにやってくれて、

 

他にも「俺は、日本の若者たちはもっとスゴいパワーを秘めてると思うんだ。今はくすぶってるけどな。がんばれよ」なんて喝を入れてくれる人もいました。

初対面で相手(ぼく)のこともよく知らないのに、「優しさ」をたくさんもらっちゃってぼくは本当に嬉しかった。

まだ時間はかかるかもしれないけど、ぼく自身も「優しさの恩返し」ができるようにもっと成長していかなきゃと強く思いました。

 

ぼくは保育士です。

今回のアジア旅行で得た経験、「人からの優しさ」、もっと言えばオーストラリアでのワーホリやフィリピンの英語留学を通して得た経験の全てを関わる子どもたちに伝えていきたいと思っています。

1人でも多くの子どもが「優しさに溢れた人」に成長してくれるよう、子どもたちと関わっていきたいですね。

さいごに

いつもこのブログを見てくれているみなさん、本当にありがとうございます。

アジア一人旅はこれで終わりましたが、まだまだ書きたいこと、まとめたいことがたくさんあります。

しばらくは海外へ行くのはお休みして日本で保育の仕事をしますが、ブログはどんどん更新していくつもりなのでたまに見に来てください。

これからは海外での経験や保育•子育てのことを中心に記事を書いていくつもりです。もちろん、子育て中のママたちの役に立つような情報もどんどん発信していきます。

 

より多くの人(子育て中のお父さんお母さん)に見てもらえるようなブログにしていきますので、「面白いな」「為になるな」と思った記事があればどんどん「いいね」「シェア」をしていただけると嬉しいです。

これからもブログ『アイコトバ』をよろしくお願いします!!

 

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