この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
ボランティアにかける思い
インド滞在も終盤、残すところ今日と明日の2日間となった。
ぼくが今回インドに来た理由、それはちょうどタイミングが良かった1年に1度のお祭りである「ホーリー」に参加すること、そして、コルカタにあるのマザーハウスでボランティアをすること。
この2つがぼくがインドに来た最大の理由だ。
ただ数日前のブログを読んでいただいたら分かるが、ぼくはバラナシでホーリーを逃した。
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保育士のアジア旅2016Day45@インド【ホーリーフェスティバルに参加!!??】
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列車移動している間にホーリー本番が終わってしまうという、悔やんでも悔やみきれない思いを経験することになったのだ。
翌日にプチホーリーを楽しんだものの、2大目的の一つであるホーリーは不完全燃焼で終わってしまったた。
ぼくの下調べの甘さと偶然とが重なって起こったことだから、しょうがないといえばしょうがないのだが。
そんな残念な時にも、ぼくの心の支えとなっていたのがマザーハウスでのボランティアである。
なにせぼくのやる気で言えば、ホーリーよりもマザーハウスでのボランティアの方が上だったから。
ホーリーは逃したけど、最悪マザーハウスでボランティアができればインドに来た意味があったと思えるはずだと。
そんな思いがあったので、コルカタに着いたその日も翌日のボランティアのことを考えながら眠りについた。
出発準備、、、だが
マザーハウスのボランティアは朝7時にマザーハウスに集合するとのことだったので、当日6時過ぎには起きて準備を始めた。
ただ、、、寝てる時から痛くなり始めたんだよなぁ、お腹。
夜中2時くらいに1回トイレに行って、、、
お腹が「Let’s go toilet!!」って誘ってくるんだもん。
案の定、朝になっても腹痛は引かず。
昨日スパイシーなもの食べてないし、チャイだって避けたのに。
やっぱり腸の調子が悪い。
インドに来て、ぼくの腸、働くのサボってるみたいだ。
お腹は痛いしPPだけど、頭にあるのはボランティアのこと。
コルカタに来てボランティアに参加しなかったら、インドに来た意味は!?ってなっちゃう。
そんな気持ちがぼくの体をボランティア準備へと動かしていた。
しかし、着替えを済ませコンタクトも装着したあとでベッドに座って「ボランティアに参加したい気持ち」と「トイレとお友だちでいたいお腹」と一緒に、緊急会議を開催することにした。
結果
数分の早朝緊急会議の結果、決めた。
今日はボランティア行かない。(正しく言うと"行けない")
理由は、ボランティアって自分が無理してまで参加するものではないと思うし、ただ「経験したい」っていうエゴだけを押し通すものでもないと思うから。
なによりも、病気の人をお世話するボランティアに病人が来たら施設の人だって困ると思うから。
「まず自分の体調を整えなさい」ってシスターに言われたら返す言葉もありません。笑
だから今日は全力で休んで、ボランティア参加は明日のインド最終日に託すことにした。
友だちのアイは相変わらずすこぶる体調良いみたいで、元気にボランティアへと出かけていった。
というわけで今日は1日宿でお留守番。
日中を宿で過ごしながら、「これで明日もボランティアに参加できなかったら今回のインド旅行のキャッチフレーズは”2イベントを追う俺は1イベントをも得ず”で決定だな」
なんてことを考えていた。
そしてその日の昼、一か八かで薬局で腹痛の薬を買い、それを飲むことにした。
箱にも入っていないこの状態で渡され、医者なのか薬剤師なのかただの店員なのかも定かじゃないTシャツ姿のおじさんに「朝と夜の食後に飲め」と。
インドの薬飲むの怖かったけど、「ここまできたらどうにでもなればいい」みたいな吹っ切れた気持ちになっていたんでしょう(笑)
飲んじゃった。
さて、明日はインド最終日。
お腹の調子はどうなっているかな。
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保育士のアジア旅2016Day52@インド【マザーハウスでボランティアをする。】
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