今回は「健康」に焦点を当てた本を3冊紹介します。
大好きな子どもと一緒に長く過ごすためには健康が重要ですよね。
周りから老人と呼ばれる世代になっても、自分の足で外へ出歩き、自分で食事をとり、トイレも自分1人でできるようでありたいと誰もが思っていると思います。
1日でも長くそんな生活を続けるには、今、元気なうちから、健康に対する意識、良い習慣を身につけて続けることが大切だと思います。
ぼくは保育士です。いつも子どもに関することに目を向けるようにしているのですが、なかでも健康に対する知識を身につけることで自分が関わる子どもにもその親御さんにも様々な知識を伝えていけるので、健康に対する意識は常に高く持っているつもりです。
健康について知ることは、自分だけでなく「子育て中のわが子」や「将来生まれてくるわが子」のためにもなるので決して無駄なことはないはずです。
というわけで、ぼくのが今回おすすめする「健康」に関するおすすめ書籍はこちら。
- 『疲れやすい人の食事は何が足りないのか』
- 『GO WILD』
- 『驚異の腸内フローラ』
その1『疲れやすい人の食事は何が足りないのか』
普段の生活の中で、「最近なんだか疲れやすいわー」と感じているママにおすすめの1冊です。
この本は、日常生活に焦点を当てて、
「この食べ物にはこんな栄養が含まれているから◯◯に効く」
「こんな症状を改善したいなら◯◯を食べるといい」
「この食材は、この調理方法がオススメ」
という具体的な形で書かれていて、とにかく読みやすい!!
1つの見出しがだいたい見開き1〜2ページくらいに収まっていて、コラムのようになっているので普段本を読まない人でも、読みやすいと思います。
今回紹介する3冊の中ではダントツで読みやすい本ですね。
子どもはもちろんのこと、旦那さんの健康を考えるママにもおすすめです。
毎日疲れて帰ってくるパパに栄養のある食事を食べてもらうために、そして長生きしてたくさん働いてもらうために(笑)
1日1項目から2項目であればすぐ読めちゃうので、テレビのCM中にさらっと読めちゃいますよ。
この本を読んでいると「へー、そうなんだ」という感情の繰り返しになります。知識の再確認、新しい発見、両方に使えますよ。
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その2『GO WLID野生の体を取り戻せ!』
この本はタイトルにもある通り、ワイルド(野生的)な視点から健康を考えています。
本書で重きを置いているのが”低炭水化物生活”についてで、なぜ炭水化物を摂り過ぎてはいけないのか、炭水化物を減らすと訪れる体への変化が具体的に書かれています。
また炭水化物に限らず、その他の食品や栄養成分についても詳しく書かれていて、「この食品を食べよう!!」というよりは、「この食品は体にこんな悪影響を与える!!」という情報をたくさん教えてくれる内容になっています。
また、サブタイトルに「野生の体を取り戻せ!」とありますが、この『GO WILD』では、運動することにも焦点を当てて、詳しく書かれています。
人間は本来、動くための構造をしているのに、大昔に稲作が始まって狩猟生活から定住できるようなって活動の量が減ってしまった。現代は車や電車、座りっぱなしの仕事など、「動かなくてもいい生活」がそこらじゅうにある、、、
じゃあどうすればいいのか。
なーんてことがたくさん書いてあります。
[食事]、[運動]、[睡眠]という健康を目指す上で避けて通れない3つの内容がわかりやすく書かれているこの『GO WILD』
ぼくが睡眠や運動や食事について意識しだしたのはこの本が一つの大きなきっかけになったことは間違いありません。それくらい影響力がありました。
保育士の視点から見ても、子育てに大いに役に立つ情報がたくさん書いてあります。
ぼくがこの本を特に好きな理由が、対処療法(頭が痛いから頭痛薬を飲んで抑えるなど)ではなく、食事、運動、睡眠を通して根本的な解決策(頭痛が起きないようにする)を考えて生活しようという考え方をしている所。
たくさんの人にオススメしたい理由でもあります。
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その3『驚異の腸内フローラ』
腸内フローラって聞いたことありますか??
「フローラ」というのは「お花畑」という意味らしいのですが、腸の中には細菌がたくさんいて、しかもものすごくたくさんの種類がいるもんだから、それらを大きな視点で見て、腸の中に広がるお花畑という比喩で「腸内フローラ」と呼ばれているそうです。
タイトルからも分かる通り、この本は最初から最後まで「腸」の話です。笑
でも全然バカにできません。この本を読むと腸の働きの大切さが分かり、今までの食生活や生活習慣をものすごく反省することになるでしょう。
いくら健康な食べ物を食べようと意気込んで食事をしても、その食事の栄養成分を体に取り込むのは腸の仕事であって、もっと言えば腸内細菌です。
つまり、腸や腸内フローラの働きがが健康でなければ、どれだけ健康的だと言われる食生活を続けても、意味をなさないか効果が薄くなってしまうことになります。
そういった点で、健康な食生活の終着駅であり始発駅でもある「腸」についても知ることはとても大切だと思うようになりました。
この本は、誰もがまず疑問に思うであろう”腸内フローラってなに??”といった疑問から、腸内フローラの働き、腸内フローラの強化方法を食事編と生活編に分けて書かれています。
サブタイトルには「腸が変われば人生が変わる」とありますが、ぼくはこの本に書かれていることを意識するようになって確実に体調が良くなりました。
嘘だと思われるかもしれませんが、腸内フローラを意識した健康生活(もちろんそれ以外にも意識していることはありますが)を始めて早4年、風邪を引かなくなりました。
そういう意味では人生が変わったと言えますね。
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さいごに
健康に関する知識を見につけるに当たって気をつけなければいけないのは、知った知識にこだわりすぎないことだと思います。
「あれは体にいいらしいから絶対摂らなきゃ」「これは美味しいけど体に悪いらしいから絶対に食べない」なんてやっていたら、それが精神的な負担になって体調を崩してしまいます(笑)
健康を目指すストレスが原因で不健康になっちゃったら本末転倒です。
なのでこういった知識はゆる〜く活用していけば、いいと思います。
健康の知識というのは子どもにとっても重要なことですので、自分のため、子どものため、家族のために少しずつ学んでいけるといいのかなと思います。
興味を持った方は是非一度読んでみてください。