あなたの小さい頃からの知り合いで、
モテる人を数人思い浮かべてみてください。
もしくは小学生や中学生の時にクラスの異性からモテていたような人。
おそらく、次の3つのタイプに分けられるんじゃないでしょうか。
- 子どもの頃は全然モテなかったけど、大人になってモテるようになった。
- 子どもの頃は異性にチヤホヤされていたけれど、大人になるにつれて全然モテなくなった。
- 子どもの頃から大人になってもずっとモテモテ。
モテるということに関して、男女で大きな違いがあるなと思ったのでまとめてみました。
記事では、「女からモテる男」→「男からモテる女」の順番にみていこうと思います。
ではまずは、「女からモテる男」から順番に追っていきましょう。
小学生の頃にモテた男子
小学生の頃に女の子からモテていたのはどんな男の子でしょうか?
たいていが運動のできる男の子か面白いことができる男の子ではなかったでしょうか?
足が速い、ドッジボールが強い、野球ができるなど
体育の授業や休み時間の校庭で活躍できる男の子がクラスの女子から視線を集め、「◯◯君ってスポーツ万能!!」という言葉がモテる男に向けられる最高の褒め言葉だった気がします。
面白いことやったり、声が大きい男の子もなんだかんだクラスで目立つので、
クラスの女子の一定数から支持を集めていたんじゃないでしょうか。
それでも大多数はやはり運動ができる男子が好きな女の子が多かったと思います。
そんな小学生の頃には、
勉強ができる子や、昆虫や恐竜に異常に詳しい男の子もいたはずだけど、
なんとなく運動できる子の陰に隠れてしまっていた印象があります。
勉強ができることも重要なモテ要素だったけど、絶対的な条件てわけじゃなかった気がしますね。
むしろ、
「勉強はできるけど、運動はできない男の子」に向けられる女子からの視線ときたら、真夏の紫外線くらい厳しいものがありました。笑
だからそんなわけで、小学生の男の子で「勉強もできて体育もできる子」は満場一致のモテ男だったわけです。
中学生の頃にモテた男子
小学生という遊びの時代が終わり、中学生という思春期真っ只中に突入するとどうでしょう。
バスケ部のキャプテンとか、
テニス部のエースとか、
サッカー部のストライカーとか
運動ができる男の子も相変わらずモテるけど、
なんとなく「勉強のできる男の子」にも市民権が与えられ始める時期じゃないでしょうか?
「◯◯くん、今回も学年トップなのね!すごい!カッコイイ♡」みたいな。
「◯◯くんていつも授業中寝てばっかりで全然勉強してなさそうなのに本当は頭はいいんだ!カッコイイ♡」みたいな。
女子たちは小学生高学年から思春期に入り、大人びるのが男子よりも早いですから、中学に入って間も無く「さすがに運動ができるだけじゃダメだ」と思うようになるんでしょうね(笑)
「勉強できる=モテる」の方程式ができるのが中学時代だと思います。
男子もこの頃になると、女子にモテるのは「勉強できる奴」かもしれないと薄々気がつきはじめます。
が、たいていの男子はアホなので、テスト前になると
「やっべぇ俺今日2時間しか寝てねぇ、マジ眠みぃ〜」
とまったく違った角度からアピールしてしまい、
たいした点数も取れず、女子から「勉強してその点数なの!?」と逆にイメージダウンをまねきます。
ちなみに、これ↑は中学時代のボクです(笑)
その結果、テスト前になると(めちゃくちゃ一夜漬けで単語詰め込んだのに)
「やっべぇ俺今回全然勉強してねぇ、マジやべぇ〜」
という超粗悪な保険をかけることになる始末。
という感じで、中学校では勉強のできる男子がモテはじめましたね。
でも、
この時点でもまだ吹奏楽部の男子部員とか
美術部の男子部長とかには光が当たらない気がします。
中学生の女子には「アート」の分野で活躍する男子は眼中に入りにくいみたいです。
高校生の頃にモテた男子
高校時代はどうでしょう。
どんな男子生徒がモテてましたか?
この時期になるとそれまでの形勢が逆転し始めるような気がします。
女子高生は「芸術」の世界にいる人を魅力的に感じるようになるのです。
「音楽のできる人」、モテますね〜。
ぎたー・べーす・どらむ・ぼーかる
この4つがモテワードです。
「俺ベースやってるんだよね」
「カッコイイ♡キャーッ!!」
「3組の◯◯くん、バンドのボーカルやってるらしいよ!」
「うわあいいわぁ♡」
「踊れる人」もカッコイイですね〜
「◯◯くんのブレイクダンス、ハンパないよね!」「うんうん、私この前彼がバク転するの見て失神しそうだった〜」
「隣のクラスの◯◯が踊ってる時もすごくカッコイイよね」
「ホントホント!遠くから見てるだけでキュンキュンしちゃう♡」
そんな風に、高校生になると芸術の分野で抜き出てることがモテ要素の大きなウェイトを占めるようになる気がします。
ただ相変わらず、勉強ができる子もモテますよね。
「賢さ」というのはどの年代でも一定の需要はあるし、モテるための必要条件に入るんでしょうね。
運動できる系男子たちは??
さて、小学校時代に女子の視線を釘付けにしていた足の速い男の子やドッジボールが強い男の子たち、彼らの人気はどこへ行ってしまったのでしょうか?
高校生にもなると、「体育のできる男の子」のモテ需要は完全に下火です。笑
「B組の◯◯くんて足が速いの?へーそうなんだ。」
「C組の◯◯くん、卓球で県大会行くんだってよ」「ふーん」
つめたー
女子つめたー
もちろん、スポーツができる男子はいつの時代もある程度モテることは事実です。
甲子園の球児たちだってモテるだろうし、オリンピックで活躍する選手たちだってめちゃくちゃモテてますからね。ただ、小学生の頃のあの人気ぶりと比べたら下火になっちゃうなと思うってことです。
ここまでのまとめですが、
女の子というのは、成長するにしたがって体育などの運動的なことから音楽や美術などができる人をカッコイイと思う傾向が強くなる気がします。
男子のモテるタイプが変わっていくことから、
女子の好みって大人になるに連れて移り変わっていくことがわかります。
男の場合
ここまでは女の子目線の好みの男の移り変わりをみてきました。
今度は男の子側から見た好みの女の子の移り変わりです。
ここから先の部分がこの記事で1番、多くの人に伝えたいところです。笑
どうでしょう?
男性からモテる女性って、、、
幼稚園•保育園、小学校から中学校、高校、大学、
もっと言えば大人になってからも含めて、
たいした移り変わりって無い気がしませんか??
男が好きな女子って、
保育園•幼稚園の頃から、
小中高、社会人を経ておじいちゃんになるまでずーーっと、
「かわいいコ」と「キレイなコ」じゃないですか?
何年追いかけとるんやって感じじゃないですか??笑
これ、なんなんでしょうね。
女の子は成長するにしたがって魅力的に感じる男の子の中身が変わっていくのに対して、
男ときたらずーっと「かわいいコ」と「キレイなコ」を追いかけてる。
「男って単純」とかって言いますけど、ただのバカなんじゃないかって思えてきます(笑)
かくいうぼくも男なので、こんなこと言っても自虐以外の何ものでもないのですが、こう改めて考えるとそう思えてくるから反論のしようがない(笑)
女性は、成長するにしたがって
体育や運動ができるっていう動物的な要素から
勉強や音楽や美術っていう精神的な要素に重点を置くようになるってことですが、
男ときたら、、、
保育園児から近所のおじいさんまで、「◯◯ちゃんカワイイから好き」「あの子はキレイでいいなぁ」って。
でもこれ、
ぼくが今まで訪れたアジアの国々でも、
数年前まで住んでいたオーストラリアでも
男ってほぼみんなこうだったんですよね(笑)
だからもうきっとこれ、世界的な流れなんじゃないかぐらいに思うわけです。
男の精神的な成長ってなんなんでしょうね(笑)
さいごに
一般的に、男の子よりも女の子の方が精神的な成熟が早いと言われています。
確かに保育園で子どもたちも見ていても、
男の子よりも女の子の方がしっかりするのが早いと思うことが多いです。
「おませさん」になるのは女の子の方が多いわけですが、
今回書いた内容を考えればその通りなのかもしれません。
全員がそうなるわけじゃないけれど、
大きな流れとしてモテる男性の必要条件が変わっていく傾向があるということは、
それだけ女の子が精神的に成長しているということでもあるからです。
それにくらべて男は、、、(笑)
ただですね、今回書いたことが絶対というわけではないので、不愉快に感じた方はご了承ください。
今までの経験を通してこう思うってだけですので、この話には何の科学的根拠もありません。
それでも今回の話に少なからず共感していただけたら嬉しいです。笑
ぼく自身、保育士を目指した頃から大学も職場も女性が多い環境にいることが多いですが、
男性よりも女性(特に母親)の方がしっかりしてる、堅実だなって感じることがすごくたくさんあります。
結婚すると男は女房の尻に敷かれるようになるって昔から言われているのもうなずけますね(笑)
おまけ
この話で難しいのが、
男の子がモテようと思ってその時の人気条件を始めても、あんまりモテるようにはならないってことです。
精神的に成熟が早い女の子ですから、男の子の「モテたい!」という下心を敏感に感じてしまうんでしょうね(笑)
だから、
本当にモテるのは
「何ができる」とか「何をやってるか」ってよりも、
それを楽しそうにやってる人だったり
それが面白くてしょうがない人だったりするんじゃないでしょうか。
モテるって奥が深いですね(笑)
追記
2018.11.10
先日ある本を読んでいて、「やっぱり男は残念なんだ」ということを科学的に示す内容を見つけてしまいました。その本にはこうあります。
人間のパートナー選びの男女の違いについて書かれた内容で、アメリカで行われた「人は容姿のハンデにどう対処するか?」という実験の結果、
男性は女性よりずっと楽観的で、彼らは「お目当て」の女性の魅力をチェックし、「高嶺の花」、自分よりも数ランク上の相手に狙いを定めることが、女性に比べてずっと多かったいうのです。
また、
女性は自分を客観的に見て魅力度を分析し、自分よりも相手の外見が劣るなら、中身など別の魅力でなっとくするというしたたかさを備えている
のに対し、
一方で男性は、とにかく数撃ちゃ当たるだろう、自身の外見はどうであれ、せっかくだから美人に狙いを定めよう、というように、自分の魅力のことは棚上げしておきながら非常に貪欲だということです。
はい、やっぱり男はアホなのかもしれません(笑)
ちなみにぼくが読んだ本がこちら
この本を読むと、「男ってやっぱり残念な生き物なんだ」って確信できます。笑
でも、そんな男の存在でもやっぱりこの世には必要なんですよ。そんなことも考えさせてくれる本でした。