こんにちは!この記事はぼくたちが2019年に新婚旅行で世界一周した時の記録です。
記事概要
【概要】ウォルト・ディズニーが何度も通ったコペンハーゲンの老舗遊園地[チボリ公園]に行った感想
チボリ公園とは
チボリ公園は、1843年に「階級の違いなく誰もが楽しめる場所」というコンセプトのもとに作られた娯楽施設です。
「公園」と聞くと「広い敷地にベンチや池があって散歩を楽しむ場所」のようなイメージが浮かびますが、チボリ公園はただの公園ではなくそこはもうほとんど【遊園地】と言っていいような施設です。
その歴史は170年余りで、現在では世界で3番目に古いテーマパークとして今だに国内外から人が訪れる人気施設になっています。
人気の理由は、当初からのコンセプト(「階級の違いなく誰もが楽しめる場所」)が現在でも維持され、子どもから大人まで楽しめる場所になっているからのようです。
チボリ公園に関係する有名人
そんな人気施設であるチボリ公園は、そのコンセプトや施設内の雰囲気に大きく影響を受けた有名人が2人います。
1人はデンマークを代表する童話作家のアンデルセンです。(有名な作品は「人魚姫」や「マッチ売りの少女」「雪の女王」など)
彼はたびたびチボリ公園を訪れては作品の構想を練っていたと言われています。
そして、もう1人はあのウォルト・ディズニーです。
ウォルトはディズニーランドを作る際にチボリ公園を参考にしたという有名な話があります。
彼はディズニーランド構想中に何度もチボリ公園を訪れて、様々なインスピレーションを受けたようです。
チボリ公園の「大人から子どもまで楽しめて憩いとワクワクが共存する場所」という在り方に感銘を受けてオリジナルのテーマパークを実現させたウォルトの実現力はスゴいと思います。
実際にチボリ公園を歩いてみると、ディズニーランドに似た所がたくさんありました。
この記事も、そんな視点で読んでもらえればと思います。
チボリ公園レビュー
園内マップ
園内マップがまずディズニー・ランドを彷彿とさせますね。
チボリ公園の敷地はそれほど大きくはないのですが、パーク内を歩いていると思わず目を引かれる様々な工夫がありました。
正面ゲート
正面入り口は大きなゲートではありませんがワクワクします。
このゲートの下で簡単な荷物検査があります。
アトラクション
パーク内にあるアトラクションは様々なテーマがあるようで
- アラブ
- 近未来・宇宙
- 古代文明
- アジア
- 荒野
- メルヘン
などがありました。なんとなくディズニーランドの各エリアに対応している感じがありますよね。
1つの敷地で様々な世界感を体験できるのも、ウォルトがチボリ公園から得た着想なのかもしれません。
列車に乗るアトラクションもあります。
家族が仲良くアトラクションを楽しむ姿を頭に浮かべながらウェスタンリバー鉄道を考えたのでしょうかね。
憩いのスペース
遊園地としての色合いが強いものの、チボリ公園が憩いの空間でもあることも間違いありません。
パーク内のあちこちにベンチや広場があって、くつろげるようになっていました。
アトラクションを楽しむだけではなく、散歩や日光浴、ピクニックをしに来る地元の人も多いらしいです。
遊び心あるインテリア
パーク内には子どもが楽しめるような遊び心満点の装飾がたくさんありました。
北欧らしい「おとぎの国」を思わせるものや、
子どもが思わず「あっ!」と指差してしまうようなものばかり。
メリーゴーランドにはまさかのキリン。
子ども心分かってるなぁ。
アーケードゲーム
アーケードゲームのコーナーもありました。
80年代がテーマの映画に出てくるようなちょっと古びたアーケードは、見ているだけでタイムスリップしたかのような気分になります。
最新の技術もちゃんと取り入れてることには驚きでした。
この↓アーケードゲームは"的"がなんと液晶画面になっていました。
古いものを大切にしつつも、新しいものを柔軟に取り入れる姿勢があるから100年以上も長く続いているのだと感じましたね。
売店・レストラン
パーク内にはスナックやアイスを売っている売店やレストランがたくさんあります。本当に、ビックリするくらいたくさんあります。
あまりにもレストランの数が多かったので後から公式ホームページに掲載されている店舗数をみると、その数なんと、
- レストランが59店舗
- カフェ、スナック、アイスクリーム販売が17店舗
でした。もうそろそろ、ただの公園ではないことがお分かり頂けるかと思います。
こちらは池に浮かぶ船のレストラン。パイレーツかな。
カントリー調のレストランも。
チボリ公園ではアルコール類も普販売しています。
仕事終わりに一杯飲みに来ているようなスーツ姿の人たちや、デートで来ているオシャレな格好の男女などもたくさんいました。
コペンハーゲンで生まれ育った人は子どもの頃から学生時代、大人になるまでずっとチボリ公園が身近にあるんでしょうね。たくさんの人のいろんな思い出が詰まった場所なんだと思います。
チボリ公園の料金や開園時間
チボリ公園の入場チケットは種類がいろいろあります。開園時間や季節のイベントも含めて公式ホームページでの確認が確実です。
チボリ公園公式ホームページ⇒tivoligardens.com
参考
■名称:Tivoli Gardens(チボリ公園)
■料金:
大人130DKK
子ども7歳以下は無料
■公式HP:tivoligardens.com
■営業時間は通常11:00-23:00ですが、時期によって違うので公式ホームページを要チェックです。
知っ得情報
観光でチボリ公園に行く場合は、コペンハーゲンパスを購入するのがお得です。
コペンハーゲンパスは物価の高いコペンハーゲンをお得に観光するためのマストアイテムで、ぼくたちも購入しました。
大人1人約6,300円しますが、対象施設が多く、2〜3ヶ所観光すればすぐに元が取れる(それくらいコペンハーゲンは入場料が高い)ので、絶対買ったほうが良いカードです。
チボリ公園の場所
近隣のホテル
チボリ公園に行くなら合わせて泊まりたいホテルもあります。
Nimb Hotel(ニム ホテル)
【ニム ホテル】はなんと、チボリ公園内にある高級ホテルです。
ディズニーランドにあるディズニーランドホテルのような、ミラコスタのようなポジションですね。こういった所もウォルトは参考にしていたのでしょうか。
上階からはチボリ公園やコペンハーゲンの街並みを眺められるそうで、一生の思い出になること間違いなしだと思います!
ただし、めっちゃ"お高い"です。
【Nimb Hotel】もっと詳しく
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ラディゾン・コレクション・ロイヤルホテル
【ラディゾン・コレクション・ロイヤルホテル】は、チボリ公園はもちろんコペンハーゲン中央駅からも近く観光アクセスも抜群です。
評価もものすごく高いので、コペンハーゲン滞在が快適になること間違いなしです。
【ニム ホテル】よりは価格帯が下がるので候補に入れやすいのではないでしょうか。
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まとめ
チボリ公園に行くと100年以上愛されて続けている理由がよく分かります。
時代に合わせて変化はしつつ、変わらないコンセプトを元に人々に「憩い」と「楽しみ」を提供し続けるチボリ公園はコペンハーゲンに行くなら絶対に行くべき場所だと思います。
ぼくもいつか、子どもから大人まで楽しめるチボリ公園のような場所を作りたいと感じました。
今回は、コペンハーゲンに行くなら絶対に外せない場所、"チボリ公園"の紹介でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。