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嫌みや皮肉を言う人の特徴とは?対処法やうまい付き合い方を知ろう!
この記事に辿り着いた方は、身近に「皮肉」や「嫌み」を言う人がいて困っている方が多いと思います。「その人と会うことを想像するだけで気分が下がってしまうような人」、、、いますよね。
子育て中の親御さんであれば、ママ友、学校や習い事の先生、職場の上司や先輩、お姑さんなどなど、、、1人くらいは身近にいるのではないでしょうか。
そこで今回は「嫌み」や「皮肉」を言う人との上手い付き合い方や対処方法を紹介します。「嫌み」や「皮肉」を言う人の心理も紹介しますので参考にしてみてください。
この記事はこんな人にオススメ
- なぜあの人が「嫌み」や「皮肉」ばかり言うのか理由を知りたい!!
- 「嫌み」や「皮肉」を言う人との上手い付き合い方や対処法を知りたい!!
嫌みとは?皮肉とは?違いは?
まずはじめに、「嫌み(いやみ)」と「皮肉(ひにく)」の違いについておさらいします。
言葉の意味はどちらも同じで、「相手に不快な思いをさせること」です。
「嫌み」と「皮肉」の違いがどこにあるのは、その伝わり方にあります。
「嫌み」とは直球ストレートです。直接的に相手に不快な思いをさせる言葉や行動を言います。
「皮肉」とは変化球カーブです。遠回しに相手の弱点や失敗をつつくような言動を言います。
どちらにしても言われると気分が下がることには変わりありません。
嫌みや皮肉を言う人の心理と特徴
「嫌み」や「皮肉」を言う人はどんな心理状態なのでしょうか。
実は「嫌み」や「皮肉」を言ってくる人には特有の心理状態や特徴があります。
あなたが苦手なあの人も、きっとどれかに当てはまっているはずです。
「嫌み」や「皮肉」を言う人の特徴
- 自分に余裕がない人
- 嫉妬(しっと)している人
- プライドが高い人
- 自分に自信がない人
自分に余裕がない人
嫌みや皮肉を言う人を一言でまとめるとすれば、「心の余裕が乏しい人」になります。
相手の考え方や行動を受け入れる余裕がなかったり、自分のことで頭がいっぱいで周りのことまで考えていられないというのが正直なところ。
だから周りに優しい言葉をかけられず自分中心の発言が多くなってしまいがちなのです。
お弁当に例えると分かりやすい
子どもに作るお弁当にはご飯とおかずを入れますよね。どちらかだけじゃダメですし、どちらかが多過ぎてもダメですよね。バランスが大事です。
嫌味や皮肉を言う人は、自分のお弁当箱にご飯しか入ってなくて、おかずが入る隙間がないんです。
ご飯が自分、おかずがあなたです。
心のお弁当箱がご飯(自分)でいっぱいなもんだから、おかず(あなた)が目の前にいても「どうぞどうぞ」って入れてあげる隙間がないうので、その結果人に優しくできないのです。
嫉妬(しっと)している人
嫌味や皮肉は、あなたへの嫉妬心や憧れの気持ちから生まれることもあります。
たとえば、職場のおつぼねさんが新婚の女性に言う「あなたそんなことも知らないの?旦那さんが大変ね」みたいな嫌味は、裏を返せば「私たちの夫婦にはない、初々しさがうらやましい」なんて気持ちの裏返しだったり、
ママ友が、円満夫婦のママに嫌味を言う時は「ウチの旦那もあんな風に私にかまってくれないかしら」なんて憧れがあったりするものです。
お弁当の例えで言うと、自分はご飯のはずなのに、おかずと比べてしまっているのです。
「おかずはいいわね!!バリエーションが豊富で!!」みたいな感じです。
ご飯にはご飯の良さがあるのに。おかずをうらやましいと思ってしまっている状態です。
こう考えてしまう原因は、なんでもかんでも点数をつけて比較して優劣をつける現代教育が良くないとぼくは思っています。
プライドが高い人
プライドが高い人は自分が相手より高い位置にいないと気が済まないので、言葉の隅々に「あなたは◯◯なのね。私は××ですけど(ツン)」みたいな、自分と相手の上下関係を表すような言い方が出てしまいます。
プライドが高い人の場合は本人が無自覚も場合が多いのでこれまた厄介です。
お弁当で言うと、ご飯(自分)がおかず(相手)に「あら、あなたレンジでチンなのね。私は土鍋で炊かれたのよ。オホホ」みたいな感じです。
どっちも美味しいよ!!って話なのですが。
自分に自信がない人
プライドが高い人とは逆の、自分に自信がない人も嫌味や皮肉を言うことがあります。
大型犬と小型犬はどちらががよく吠えるかご存知ですか?小型犬の方がよく吠えます。いざ攻められたら負けてしまうかもしれないと思っているから、虚勢を張って威嚇しておこうということですね。
また、心理学には引き下げの法則というのがあります。
引き下げの法則とは
自分がうらやましいと思う人がいると最初はその人がいる場所を目指そうとします。
しかし、相手に敵わない(自分がその場所まで上がることができない)と知ると、今度は自分を高めるのをやめてその人を自分の位置まで引きずり下ろそうとします。
そうやって心理的な安定を保とうとするのです。
その時に使われるのが「嫌み」や「皮肉」を使った攻撃です。
「嫌み」や「皮肉」を言う人とのうまい付き合い方
ではここから、「嫌み」や「皮肉」を言う人とのうまい付き合い方を5パターン紹介します。
前提として、「嫌み」や「皮肉」を言う人とすごく仲良くなる必要はないと思います。
しかしどうしても関わらなければいけない場面があると思うので、その時に最低限の付き合い方をするための方法として参考にしてみてください。
「嫌み」や「皮肉」を言う人とのうまい付き合い方
- 受け流す
- 褒める
- 同じ土俵に立たない
- 不快に思っていることを正直に伝える
- あえて深掘りして聞いてみる
1.受け流す
基本の対処法は「受け流すこと」です。
嫌みや皮肉を「受け止める」とイラってしてしまいます。相手はあなたをイラッとさせようと思って言ってますから。
「気にしない」というマインドが出来上がると最低限の付き合い方ができるようになります。
受け流す時に便利な言葉は、「(あなたは)そう思うのですね」です。
相手の言うことを否定も肯定もせず、「へぇ、あなたはそう思うんですね( ^∀^)」と。
そして角が立たない程度に話題を変えましょう。ポイントは笑顔で「そうなんですね」と言うことです。
2.褒める
嫌味や皮肉を言う人は自分に自信がなかったり、心が満たされていない場合が多いです。
ということは、自信を持たせてあげたり、心を満たしてあげる言葉をさりげなく言ってあげれば良いのです。
相手の「自己肯定感」を、あなたが高めてあげるのです。
その際には、自分の内側に出てくるであろう「あの人にそんなことしてあげたくない」という思いはグッとこらえて、愛する我が子にカッコいい親の背中を見せるつもりで大人な対応してみましょう。
あからさまなお世辞はバレバレですが、さりげなく「◯◯さんの××なところ、前から素敵だと思ってましたよ」と伝えてみてください。
きっと相手は「そんなことないわよ〜!!!!!!!!!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆照」と言いながら、あなたに好印象を持ってくれること間違いなしです。
3.同じ土俵に立たない
「皮肉」や「嫌み」を言う人と自分が同じ土俵に立っていると思うとイライラしてしまいます。
「あの人は私と同世代でいい大人なのに、なんであんな言い方しか出来ないのだろうか」と、相手に子どもっぽいことをされた時に違和感を感じるのです。
「嫌み」や「皮肉」「小言」を言う人は「立っている土俵が違う」と考えてみてください。
「あ、この人は今はこういう考え方しかできないのか」と思えば少しは相手に優しくできるものです。
ただし、この時に気をつけるのは相手を下に見ないことです。相手を下に見てしまうと今度は自分が嫌味を言う側になってしまいます。
例えば、小さな子どもが「アンパーンチ!!」と言って向かってきたら「うわ〜やられた〜!!」って子どもに合わせることができると思います。
それと同じです。
「子どもにとってこういうことが楽しい時期なんだな」「今はこの段階なんだな」と冷静に見るから「うわ〜やられた〜」とできるのです。決して子どもをバカにしているわけではありませんよね。
「嫌み」「皮肉」を言ってくる人に対しても「うわ〜やられた〜」とできる大人の余裕が大切です。
無意味なぶつかり稽古はやめて、優しさと余裕をもって受け流しましょう。
4.不快に思っていることを正直に伝える
「嫌み」や「皮肉」には、言っている本人が自覚して攻撃している場合と、無自覚で攻撃してしまっている場合があります。
特に「皮肉」は、言う方が意図していなくても、受け取る方が「不快だ」と感じる場合も多々あります。
本人が無自覚の場合、きちんと伝えることで、「あ、そうだったの、傷つけてごめんね」と意外とあっさりやめてくれる場合があります。
実はそんなにひねくれた人では無かったというパターンですね。
心理学的に言うと、伝える時のポイントは「主語を"私"にして伝えること」です。
「〜と言われて、私はこう感じました」と伝えるだけで相手には十分響きます。
そのあとに「だからそれをやめてください」まで言ってしまうと、「(あなたは)それをやめてください」と、相手が主語になってしまいます。
心理学の研究で、そこまで言わない方が効果があることが分かっています。
困っている相手がお姑さんをはじめとする家族・親族などの血縁関係の場合は、今後も長い付き合いになるので、我慢し過ぎないように一度気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
5.あえて深掘りして聞いてみる
これは上級者向けの対処法ではありますが、「嫌み」や「皮肉」で言われたことをあえて深く聞いてみることも1つの対処法です。
例えばAさんが嫌味や皮肉を言ってくるということは、少なくともそのAさんは「あなたって◯◯ね」と本気で感じているということ。
ということは、「もしかしたら仲の良いママ友のBさんも、昔から知り合いのCさんも、私に気を遣って言わないだけで、同じことを思ってるかもしれない!!」と考えることができます。
そう思うと、誰かに「嫌み」や「皮肉」を言われた時に「イライラするわぁー」と愚痴を吐いてしまうだけでなく、少しだけ振り返って考えてみると自分の成長に繋がることがあるものです。
周りの人が言いにくいことを直接口に出して伝えてくれるAさんの見方も変わるかもしれません。
まとめ
嫌味や皮肉を言う人が身近にいると、会うことを想像するだけでも気分が落ち込みますよね。
避けられない相手であれば、上手い付き合い方をいろいろ試してみましょう。
相手を変えようとするのはなかなか難しいことです。それよりも自分が変わる方が何倍も簡単だったりします。
子どもの教育的にも、苦手な人と上手く付き合おうとするあなたの姿を見て、子どもはあなたを尊敬し、真似しようとするのではないでしょうか。
「嫌み」や「皮肉」を言う人の特徴
- 自分に余裕がない
- 嫉妬(しっと)している
- プライドが高い
- 自分に自信がない
「嫌み」や「皮肉」を言う人とのうまい付き合い方
- 受け流す
- 褒める
- 同じ土俵に立たない
- 不快に思っていることを正直に伝える
- あえて深掘りして聞いてみる
最後まで読んでくださってありがとうございました。