人間関係

【プレッシャーに負けない!】ママコミュニティを上手に運営する方法

かんかん

3人以上のママが集まれば、それはもう立派なコミュニティです。

子どもの繋がり、
趣味の介した繋がり、
地域の繋がり、
いろんな所で繋がりはあるかと思います。

しかし、人が複数集まるということは、当然トラブルも起こってきます。

非協力的な人や自己中心的な人がいたりなど、、、

今回は、そんなママコミュニティを上手に運営していく方法を紹介したいと思います。

ちなみに!

今回書いた方法は、ママコミュニティだけでなく、職場の部署やチーム、家族でも活かすことができます。

友だちでも血縁関係でも、人が3人以上集まればそれはもう立派なコミュニティです。

グループでの人間関係に悩んでいる方はコミュニティを長続きさせる秘訣を知って、悩みを解決しましょう。

コミュニティの大前提

まず最初に、ママコミュニティの運営で絶対に覚えておいて欲しいことが2つあります。

それは、

  • コミュニティは「欲望」の繋がりである
  • コミュニティ内にいる人は「達成感」と「充実感」を求めている

この2つです。

なんならこの2つさえ理解できたら、もうこの記事の後半は読まなくてもいいくらい、大事なことです。

 

コミュニティメンバーの欲望とは

コミュニティ内にいる人は、必ずなんらかの「欲望」を持っています。

あなたにはどんな欲望がありますか??

「〜がしたい」「◯◯が欲しい」という気持ちが欲望です。

欲望とは多かれ少なかれ、誰もが持っているものです。

 

現代に生きるほとんどの日本人が持っている欲望とはいったいなんでしょうか??

それは次の3つだと言われています。

  1. 本能的欲求
  2. 金銭的欲求
  3. 承認欲求

本能的欲求

本能的欲求とは、一般的には「トイレに行きたい」「ごはんを食べたい」「寝たい」などの生理的な欲求を表すことが多いですが、コミュニティ内における本能的欲求はまた別のことが当てはまります。

それは、「居場所が欲しい」「誰かと一緒にいたい」という欲求です。

人は孤独が大嫌いです。その理由は、人間はどう頑張っても1人では生きていけないからです。

コミュニティにいる人たちも、「誰かと繋がっていることの安心感」を求めている人がいるはずです。

金銭的欲求

金銭的欲求とは、「儲けたい」「得をしたい」といった欲求のことです。

例えば「会社」というコミュニティでは、金銭的な欲求を求めて所属する人が多いと思います。

ママコミュニティでは、直接的な金銭的なやりとりが無かったとしても「何かを優先的に手に入れることができる」「支払いの負担が軽くなる」「ポイントがもらえる」などが金銭的欲求を満たすための条件になることが多くあります。

承認欲求

承認欲求はいろんな場面で聞くことが多いと思います。

「認められたい」「良く思われたい」といった対人関係において発生する欲求です。

学校も会社も家族も趣味サークルも、この「承認欲求」がトラブルの原因になることが多くあります。

しかし、誰もが持っているこの承認欲求を上手く活用することでコミュニティ運営がスムーズになることがほとんど。

「すごいと言われたい」「役に立っている実感が欲しい」そんな思いでコミュニティに参加している人も多いので、メンバーの思いをさりげなく認めていくことで皆がやる気になってくれると思います。

 

上手くまわるコミュニティの共通点

次に、上手くまわっているコミュニティに共通する5つの条件を紹介します。

これは会社でもクラスでも優れたサービスでも共通しています。上手く活用してみてください。


上手く回るコミュニティというのは次の5つを含んでいることが必要になります。

あなたが所属しているコミュニティはいくつ当てはまっていますか??

  1. 報酬が明確
  2. メンバーがリアルタイムで現状を把握できる
  3. メンバーの役割が明確
  4. 「運」と「実力」が必要
  5. メンバー同士が交流する時間と場がある

もう少し詳しく書きますので、あなたが参加・運営しているコミュニティについて考えながら読んでみてください。

報酬が明確

報酬というと「お金」が一番に浮かびやすいですが、コミュニティ内における報酬とはお金だけとは限りません。

たとえば、地域で人気のコミュニティであれば「参加していること」自体が報酬になる場合もあります。

もしくは子どもたちのために活動しているようなコミュニティであれば、「子どもたちの役に立っている」という実感が報酬になっている場合もあります。

ここで重要なのは、「一人ひとり、報酬の内容は違う」という所です。

ある人は「周りから"すごい"と言われること」が報酬なっていたり、ある人は「家にいても暇だから」と良い暇つぶしになっていることが報酬であったりします。

コミュニティの運営者やリーダーは「一人ひとりがどんなことに報酬を感じているのか」または「どんなことに報酬を感じたいのか」を意識することが大切です。

メンバーがリアルタイムで現状を把握できる

これはいつでもどこでも連絡が取れるようになった現代ならではのポイントです。

先ほども書いたように、人は孤独を嫌います。

コミュニティ内でどんな変化が起きているのか、今どんな状況なのかが分からないというのは「置いてけぼりになっている」という気持ちを産んでしまいます。

特に現代では、(LINEやFacebook,インターネットで共有できる方法があるのに)共有されてないということにストレスを感じやすくなっています。

リアルタイムといっても毎日でなくてもいいので、定期的にメンバーに大まかな情報を共有できるよう発信するとコミュニティは上手く回ります。

メンバーの役割が明確

あなたのコミュニティは一人ひとりが「役割」を理解していますか??

そして、その「役割」に納得していますか??

コミュニティにおいてはどんな役割でも、その時のコミュニティおいては必要なポジションで重要な存在です。

上下関係にしても、グループの振り分けにしても、人は目に見える判断基準がないと自分の立ち位置が分からなくなってストレスを生み出します。

大企業が細かな「部署」や「部門」に分かれていたり、スポーツの強豪チームに「Aチーム」「Bチーム」と分かれていたりすることで、そのコミュニティにいる人は自分の立ち位置や役割がすぐに分かります。

そういった判断基準があることで、自分と他人の距離感や関係性が掴みやすくなります。

また、上手く回らないコミュニティの特徴として、優位なポジションを手に入れた人が長い間が同じポジションに居座って環境を悪くしていることがあります。

権力のある優位なポジションを手に入れた人が定期的に入れ替わるような仕組みを作っておくことも、コミュニティが上手く回る上で重要なことです。

「運」と「実力」が必要

あなたがとあるコミュニティの新規参加者だったとして、

  1. 新規参加者はいかなる状況においても年功序列のように入った順番にしか上に上がっていけないコミュニティ
  2. 新規参入者もある程度経験を積めばタイミングや実力に応じて上の立場やリーダーなどになっていけるコミュニティ

この2つのタイプのコミュニティがあったとして、どちらの方がいいと感じるでしょうか??

たいていの場合、メンバーがより頑張ろうと思えるのは「2」の制度を持つコミュニティです。「1」のようなコミュニティの場合、組織が大きければ大きいほど優位な立場になるまでに時間がかかります。

そうではなく、まだ経験が浅い人でも、プロジェクトや行事ごとに周りに支えられながらリーダーを任せてもらえるようなコミュニティの方が、上手く回ると言われています。

メンバー同士が交流する時間と場がある

これはコミュニティに限らず人間関係において最も重要なことです。

メンバー同士がコミュニケーションを取れる場所や機会があることで、お互いに交流しながら助け合ったり議論したりすることができます。

そういった場面でコミュニケーションを取ることで参加者一人ひとりが「このコミュニティの一員である」という自覚をより強くしていくことになります。

コミュニティに参加しているのに仲間はずれ感を味わうのは嫌ですもんね。孤独を嫌う人間心理に影響するポイントです。

プラスα意識したい2つのポイント

今挙げた5つの共通点にプラスαで、もう2つ、コミュニティを上手くまわすにあたり大事なことがあります。

それは、

  • コミュニティの寿命
  • 理想や価値観の共有

です。

コミュニティの寿命

人間には必ず寿命があるように、コミュニティにも必ず寿命があります。

1年限りの場合もあれば3年限定の場合もあります。

活動期間があらかじめ分かっている場合は、解散時期を全体で共有することで「じゃあその日までにできることは何だろう?」と考えることができます。

また、多くのコミュニティは「せっかくスタートしたからにはできるだけ長く続かせたい」という気持ちがあるかと思います。

しかし、どんなコミュニティでも時間が経つにつれ、「淀み(よどみ)・濁り」が発生します。

例えば、特定の人に利益が集中してしまうようになる、新規参加者が入りにくい雰囲気が出来上がるなど。

その「淀み・濁り」が限界まで達すると、コミュニティとしての寿命が終わってしまいます。

そこで、コミュニティを円滑に長続きさせたい場合は、定期的な「変革」をして、コミュニティのリフレッシュが必要になります。

コミュニティの寿命を全体で意識できるようにしましょう。

理想や価値観の共有

ここまでにたくさんの条件などを書いてきましたが、今回の記事で一番重要なことを今から書きます。

コミュニティを長持ちさせるための必須条件です。

それは、

『コミュニティの理想や価値観をメンバー全員で常に共有すること』

です。

コミュニティの中では、お互いは仲間であると共に、時にはライバルになったり、お互いの意見がぶつかる時があります。

そうなった時にお互いの個人的な価値観や理想をぶつけ合っていても話は平行線のままです。

そこでコミュニティの理想や価値観を話題の中心に置くことで、お互いに譲歩できる着地点を見つけられる可能性が高くなります。

コミュニティの理想、価値観とは、次の3つ、

  1. このコミュニティは何のために存在しているのか
  2. 誰の役に立っているコミュニティなのか
  3. どんなコミュニティを目指しているのか

です。

コミュニティ内に不和が増えてメンバー同士のイザコザに困っている場合は、改めてコミュニティの理想や価値観を振り返し、全体で共有できるようにしてみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

コミュニティを運営する上で参考になりそうな情報は見つかりましたか??

最後にポイントだけまとめておきます。

コミュニティの大前提

  • コミュニティは「欲望」の繋がりである
  • コミュニティ内にいる人は「達成感」と「充実感」を求めている

コミュニティメンバーの欲望

  1. 本能的欲求
  2. 金銭的欲求
  3. 承認欲求

上手くまわるコミュニティの共通点

  1. 報酬が明確
  2. メンバーがリアルタイムで現状を把握できる
  3. メンバーの役割が明確
  4. 「運」と「実力」が必要
  5. メンバー同士が交流する時間と場がある

プラスα意識したい2つのポイント

  • コミュニティの寿命
  • 理想や価値観の共有

あなたがリーダーであったり、コミュニティを運営していく立場にある方であれば、参考にしてみてくださいね。

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