この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
清々しい朝
昨日あれだけ過酷な登り道に悲鳴をあげていた我が両足だが、結局夜中に足はつらなかった。(ほんとに良かった)
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保育士のアジア旅2016Day28@ネパール【トレッキング2日目[壮絶な登り]】
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そのかわり11時間くらい爆睡した。
朝起きてテラスに出ると清々しい空気と最高の青空。
あまりに気持ち良かったので朝ご飯も外で食べることに。
この辺りは、昨日の登りで感じたプーンという匂い(ヤギやロバの糞の匂い)はなく、清々しい朝を過ごし、出発することができた。
登り
今日は朝からずっと登り道だ。
昨日泊まった山小屋は標高2,200mの場所。
今日は標高2,800mのゴレパニという村を目指す。
ちなみに、「標高2,500mを越えると高山病の可能性があるから気をつけてね」ってガイドのサンタさんから言われていた。高山病になるとそれ以上は登り続けられないので、絶対になりたくない。
スタート直後は少しくだって川沿いを歩きます。
水がきれいで、飲めそう。
「水飲める??」
サンタさんに聞くと、「外国の水は成分が違うから飲まないほうがいいよ」って。
水はすごくきれいでも、体に合わなくて体調崩す可能性が高いからおすすめしないそうだ。
そんな綺麗な川沿いが終わると、あとは登りが続いた。
標高2,500mを越えたあたりから息切れがすごい。
空気が薄いからか、ぼくに体力がないからか、、、たぶん両方の理由でキツかった。
おかけで登りの2時間半も写真が1枚もない。ヘタレである(笑)
ゴレパニ到着
そしてお昼12時ごろ、今日の目的地ゴレパニに着いた。
この門のところで、サンタさんが「着きました」って言うから、「やっと着いたか〜、で、今日の宿は??」って聞いたら、
写真の門の上に小さく写ってる宿をさして、「あそこだよ」って。
とおっ!!
まだ結構あるしっ!!しかも登りだしっ!!
サンタさん、これはまだ着いたとは言わないよ。
ゴレパニ村の入り口ゲートからさらに20分くらい登って、やっと今日泊まる宿に着いた。
最後の数段を上がると目の前には、どーんと山が!!
後ろの雪を被っている山は7,000mや8,000m級の山脈だそう。
富士山(3,776m)の倍の大きさだ!!
世界は広いなぁ。
にしても、きれい。
ただ、サンタさんがサラッと口にして驚きを隠せなかったのだが、今回のトレッキングでぼくたちの目指しているのは、この写真で見えている右端の一番高い山の真下らしい。
「あと山を何個越えるんだろう」
恐ろしくなった。笑
山小屋でピザを食べる
ゴレパニの山小屋では夜ご飯にピザを食べた。
(伝統料理ダルバートが辛いから、定期的に辛くないものが食べたくなる。)
具で生地が見えないが、ちゃんと生地もあります。
アツアツでおいしかったなぁ〜
ちなみにこのピザ、鶏肉が乗っていたから、サンタさんに「こんな山奥で鶏肉なんてどうやって調達するの??保存できるの??」って聞いてみたら、
「え、宿の前にいたでしょ??」って驚かれてしまった。
まぁそうですよねぇ。笑
情けないかな日本の生活感覚で、宿で出される料理の材料はどこかから運ばれて冷蔵庫などに保存してあるものだと思ってしまった。
しかし、よく考えてみれば宿で出てくる食べ物はマメやイモ、コメ、小麦などばかり。肉も牛肉や豚肉はなく鶏肉だけ。
電子レンジなんてないし、火力は薪を使った直火だし、ポットやケトルなんてない。
現代の日本ではお目にかかることができない、自然環境に近いライフスタイルだと思った。
今日は半日くらいしか歩いていないが、登りで体力を使い果たし、トレッキング1日目の疲れもあったので夜8時にはおやすみなさい。
次の日は早起きして標高3,200mのビューポイントで日の出を観る!!
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保育士のアジア旅2016Day30@ネパール【トレッキング4日目[標高3,200m、日本だったら2位の場所や!!】
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