保育士のアジア旅2016Day50@インド【21時間の列車移動。そしてコルカタ到着!!】

この記事は、
保育士のぼく（@kazukirin1989）が26歳の時に、合計60日間（2016年2月〜4月）でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。

せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。

寝台列車でガタンゴトン

今ぼくが乗っているこの電車はインドの東の街、コルカタへ向かっている。

カルカッタと呼んだ方が馴染みがあるかもしれない。

名前が変わったのか、別名としてあるのか、それすら分からないが今回はコルカタで統一することにする。

線路上に普通に牛が歩いているサトナ駅を出発したのは夕方４時。

こーゆう牛が原因でインドの列車は大幅に遅れるのだ

まだ空も明るかった。

今回の列車もグレードでいうと上から2番目の2等AC。

デリーでツアーを予約した時、「列車は全部3等ACだよ」ってサミュエルが言っていたのに、フタを開けてみれば今回も2等ACでチケット取ってくれたみたい。

2等ACと3等ACって、倍ぐらい料金違うはずなのに。

インド滞在で3回の長距離列車移動をしたが、そのうち2回も2等ACに乗れちゃってるよ。

なんか事情があってのことなのかもしれないけど、サミュエルたち本当にいいやつだな。

しかも今回は友だちとぼく、2人とも出発前にシートが確保できていて1人1席の快適な移動が約束されていた。

ただ、いくら1人1シートとはいえ、20時間の列車移動はなかなかキツイ。

座ってみたり寝転がってみたり。

本を読んだり、旅行の写真を見返したり、ブログを書いたり。

寝たり、寝たり、寝たり。

いろいろして過ごした。

コルカタ到着

結局コルカタには1時間半遅れで到着したため、トータル21時間も列車に乗っていたことになる。

ぼくの【長時間移動記録】、めでたく更新である。

それまでの1位がなんだったのか全く思い当たりませんけど、、、、

（しばらく考えてみた、、）

あ、20歳の時に大分県で参加した”100kmウォーク”があった。

福岡の行橋市から大分県の別府までの100kmを徒歩で移動するイベントがあるのだ。

ぼくがゴールしたのが22時間くらいだったから、移動時間だけでいったらそれが1位だ。

はいインドの列車の負け〜笑

でもサトナ駅からコルカタ駅まで移動距離が約1,000kmだから、距離含めたら今回の列車移動が1位だ。

だって、この列車が21時間で1,000km移動でしょ??

100kmウォークは22時間で100km移動だもん。

移動距離、10倍も違うじゃん。

そもそも比べるもんじゃないかな。

というか。あの列車、21時間で1,000kmの移動て。
時速21km/hってことかいや。

50ccの原付バイクですら法定速度30km/hで走れるこのご時世で、時速21km/hて。

もうちょっと頑張ろうよインド(笑)

まあ線路に牛がいたら牛が移動するまで止まってなきゃいけない国だからしょうがないか。

ヒンドゥー教のインドとネパール、牛を殺しちゃったら人間殺すよりも重い罪が待ってるらしい。

そら運転手も慎重になるわな。

話が逸れたが、無事にコルカタ到着!!

コルカタ、デリーより人多い（憶測）

コルカタの玄関口になっているホウラ駅に着いた。

21時間、2等ACという静かな車内にいたせいもあって列車降りて駅構内を歩いてる時のあの騒がしさ、倒れそうだった(笑)

驚きは人の多さ。カジュラホみたいな田舎街から来たからギャップありすぎて人酔いしちゃうよ。

さすが人口が世界2位のインディア。

タクシーで宿まで向かう途中も人ばかり。

デリーでもこんなに人いっぱい見なかったよ。

デリーより人口が多いのか、外を出歩いてる人が多いのか。

でもこれ、ヨーロッパの人が日本に観光に来て東京とか歩いたら感じる気持ちと似てるのかな。

コルカタのタクシーはなんだかレトロ。

バスもレトロ。

物を大切に使うのは良いことだと思う。

窓ガラスがなくたって、扉が開きっぱなしだっていいんです。笑

コルカタのローカル路線バスの初乗り運賃は6ルピー（約10円）だそう。

ぼくは最後まで乗る機会なかったのだが、電車と同じくバス停のアナウンスなどはないらしく、どのバスに乗るかも番号を知ってないと使いこなせないみたいで、なかなかレベルの高い交通手段のようだ。

ぼくがコルカタに来た理由

さて、本題に入ろう。
ぼくがコルカタまで来た理由。
それはたった1つだ。

マザーテレサが残したマザーハウスでボランティアをすること。

ぼくはそのためにコルカタに来た。

コルカタに当着した日は昼だったから、ボランティアは明日と明後日の2日間参加する予定である。

しかし、、、、
たった2日間半しかないコルカタ滞在なのに、ボランティアできる日も限られているのに、ぼくはまたインドに苦しめられることになります。

あの、「腹痛」という魔物に。

自分のお腹の弱さに凹んでばかりのインド、、、はぁ、、、。

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