この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
鉄道に乗る
今日はインドネシアの首都ジャカルタに移動する。
飛行機を使って移動してることの多い今回の旅行だが、ジョグジャカルタからジャカルタまでの約530kmは鉄道で移動することにした。
ジョグジャカルタからジャカルタまでは約8時間の列車旅になる。
ちなみに、数日前にバリ(地図の右あたり)からジョグジャカルタに飛行機で移動した時は約1時間のフライトだった。
今回乗る車両にはシートクラスが3段階あって、
1等車のエグゼクティブクラス
2等車のビジネスクラス
3等車のエコノミークラスに分かれている。
今回ぼくが選んだのは1等車!!!いわゆるファーストクラスだ。
なぜか!
海外での初めての長距離鉄道だからゆったり座ってのんびり景色を眺めたかった。
そして、安心と安定を兼ね備えたお値段が、ぼくのファーストクラス乗車を後押ししてくれた。
エグゼクティブクラスの料金、日本円にしてなんと約3,000円。
時間はかかるけど500km以上移動して3,000円はめちゃくちゃ安い。(500kmというと日本だと「東京-大阪」間くらいになります。)
もちろん3等車に乗ってローカルの人たちと近い距離で移動するのもいい経験になると思うのだが、それはまた次回!!ということで今回はエグゼクティブ!!
ちなみに、
2等車のビジネスクラスが約1,400円。
3等車のエコノミークラスが約1,200円だった。
2等車と3等車の200円の違いってなんなのだろう。
快適な鉄道移動!
駅のホームで待っていると時間通りに列車は到着。
列車はほぼ定刻通りに出発。
車内はエアコンも効いていて少し寒いくらいだった。
座席は日本の新幹線には及ばないが、それなりの広さがあって快適に過ごすことができた。
しかもラッキーなことに、8時間の移動中、ぼくの隣には誰も来ることがなく、1人で2席使うという贅沢な移動ができた。
リアル「世界の車窓から」
さて、列車旅の楽しみである「風景」だが。
今回の列車旅、車窓はずーっと田園風景。時々小さな街を通りすぎるのだが景色の90%以上景色は田んぼだった。
景色が変わらないなぁと思って列車に乗りながらふと思ったのは、日本との違いである。
約500kmも移動して景色がほぼ田んぼって、ある意味この国の特徴ではないか。移動中に何時間も街がない景色なんて日本ではほぼ見ることができない。
日本は人口が約1億3000万人くらいだが、インドネシアは人口が約2億6000万人だ。日本の倍の人間が住んでいる。なのに500km移動しても田んぼだらけの景色が広がっているのである。
インドネシアの国土の広いこと広いこと。
日本はこじんまりとした国土に、たくさんの人が、しかも異様に密集して、住んでいる国なのだ。
またまた世界の広さを感じた。
ジャカルタに無事到着
今回乗ったのは特急列車らしいのだが、それでもだいぶのんびりなインドネシア鉄道だ。予定通り8時間後にはインドネシアのジャカルタに着いた。
今回の移動はとくにハプニングもなく、これといって面白いこともなく、ただただスローな時間だけが過ぎていった。
飛行機であっという間に何千キロを移動するのもいいが、電車やバスに乗って、移りゆく景色をボーっと見ながら移動するのも大好きである。
あ、そういえば。電車やバスで移動してる時、ぼくは音楽聞くことが多い。
特にケツメイシの曲がすごーく合うのだ。まあ、これはぼくがケツメイシ好きだからっていうフィルターがかかりまくっているからなのだが。笑
「旅人」という曲は「旅してるなぁ」って気分にしてくれる。
1番好きな「子供たちの未来へ」という曲は移動中に限らず、海外にいる時はよく聞く。「今自分がしている経験を子どもたちのために活かしたい」という想いを改めて強くしてくれるのだ。
一人で海外を旅してると
いつも何気なく聞いている曲がいつもとは違って聞こえたり、
いつもはあまり聞かない曲がすごく良く聞こえたり、
旅効果??みたいなのがある。
そんな旅効果が、ぼくの場合はケツメイシなんでしょうね。
さて、インドネシア滞在も終わり、ぼくのアジア1人旅も3カ国目のシンガポールへと向かいます。
シンガポールは、「お金持ちの国」というイメージが強いぼく。そして、法律が厳しく「ポイ捨てや食べ歩きが違反で罰金10万円くらい取られる」と以前誰かに聞いていた。うかつに歩けないじゃないか、そう思いながらシンガポールのチャンギ国際空港へと向かうのであった。
さて、シンガポールではどんな経験が待っているのか。
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保育士のアジア旅2016Day10@シンガポール【どうしても見たいものがある】
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