13〜18歳

子どもがやる気を出して行動するようになるために必要なものとは

かんかん

さて、今回の記事は「可燃性と不燃性」の話をします。

という話をするとおそらく9割以上の人が

「ゴミだね」「ゴミの話だね今回は」なんて思うかと。笑

 

しかも今回は、可燃性と不燃性と【もうひとつ】あるんですよね。「ビンかしら??カンかしら??」なんて。

違いまーす。

今回ゴミの話ではありません〜。

このブログでは子どものことや子育てのことを中心に書いているので、今回も、子育てのことについて書くつもりです。

今回は「子どもがやる気を出して行動するようになるために必要なもの」を考えてみたいと思います。

子どもがやる気を出さない、全然動かない、そんな悩みを抱えているママにはピッタリの内容ですよ!

 

可燃性の人と不燃性の人

さて、「可燃性」と「不燃性」ですが、こうやって書くとわかりやすいかもしれませんね。

「可燃性の人」
「不燃性の人」

あ、「人間に火つけたら誰だって燃えちゃう!!怖いこと言うわね!!」なんて受け取らないでくださいね(笑)

今回は心の話です。

人間には心がありますが、その心が「燃える人」「燃えない人」もしくは「燃えにくい人」がいるんじゃないかっていうお話なんです。

 

例えば、
テレビでスポーツ観戦をしていてチームや選手に共感しすぎて心が「ボッ!!」と燃え始める人もいれば、

好きなブランドのセール情報を知ってなんとしてでも手に入れようとやる気満々バーニングファイヤー!!みたいになる人もいますよね。

 

かと思えば、

テレビでスポーツを見ててもシラーっと「何が楽しいの??」みたいな雰囲気まとって柿ピーむしゃむしゃしてる人もいれば、

学園祭などでクラスで「コスプレカフェしよ!!」って話で盛り上がってるのに、「あ、俺はパスで」なんて南極の氷山みたいに冷たい人もいるわけです。

 

前者が可燃性の人で、
後者が不燃性の人です。

 

 

可燃性の人間は、紙とか布とか木みたいに、自分から燃え上がることはないにしてもすでに燃えている人が近くにいれば「引火」して燃え始めることができる人。

 

不燃性の人間は、どんなに周りが燃えていようと「私は燃えませんの」って堂々としてるアルミホイルみたいな人。

 

鉄とかアルミみたいに、燃えることは燃えるんだけど相当高温の人が近づかないと「引火」しない人もいると思います。

 

 

じゃあ人間的にどっちが良いかって言われるとそりゃあ「可燃性でしょ??」って思いますか??

たしかにその方がいいかも何ですが、バーベキューを頻繁にやるぼくからすると、アルミホイルもね、サツマイモとかタマネギとか包んで火に入れると中身を守りながらホックホクの焼き芋やトロトロのタマネギを作るっていう、いい仕事してくれるんですよねぇ〜。

だから一概に心が不燃性だからダメ??とは思いません。

でも現実問題、仕事や遊びで計画を立てるときに不燃性の人がいるとせっかくの良い雰囲気が崩れちゃう時もあるから考えものです。

あと、人によってはプラスチックとかビニールみたいに、燃えるは燃えるけど、有毒ガス出し始める場合もあるからね。注意注意です。

 

自燃性の人間

さて、可燃性の人間と不燃性の人間について書きましたが、【もうひとつ】あります。

可燃性タイプの人と
不燃性タイプの人、

もう一つが、

『自燃性』です。

自燃性とは読んで字のごとく、自ら燃える性質のことです。

あなたの周りにもいませんか??自ら燃え始める人。

ほかっといてもいつもやる気満々で勝手にエネルギー補給して燃えている人。

まぁ例えるならよーするには松岡修造です。

あの方は確実に自燃性ですよね。。しかもかなり「強火」なほうの自燃性。

 

自燃性の人の素敵なところは何と言っても、可燃性の人に着火できこと。

可燃性の人が30人集まっても燃え上がることはないかもしれません。

でも、もしそこに松岡修造がヒョコッとやってきたら一気にキャンプファイヤー状態です。

たった1人の自燃性の人間がいるだけで、環境は大きく変わるってことですね。

 

3つのタイプ、あなたはどれ??

実はこの可燃性•不燃性•自燃性の3タイプの分け方は、auで有名なKDDIの創業者であり、「京セラ」の創業者でもある稲盛和夫さんの本『生き方』に書いてあります。

本文にはこうあります。

私は、よく部下に言ったものです。

「不燃性の人間は、会社にいてもらわなくてもけっこうだ。キミたちは、自ら燃える自燃性の人間であってほしい。

少なくとも、燃えている人間が近づけば、いっしょに燃え上がってくれる可燃性の人間であってもらいたい」


おぉー。

大企業の創業者は言うことが違いますね〜。

この言葉を読んだ時、「こうゆう人の部下として働いてみたいねぇ」って思ったのをすごく覚えてます。

1対3対6

先日、知人とこの話をしていた時に、その知人は「ぼくは1対3対6くらいだと思っている」と聞いてものすごく納得してしまいました。

つまり、世の中には、

自燃性の人間が1割
可燃性の人間が3割
不燃性の人間が6割

現実はこれくらいの割合なんじゃないかと。

学生時代のクラスとかそうじゃないですか??

学祭やる時に、「1割のリア充グループが引っ張って、3割くらいの人がそれに影響されてついていき、6割はやる気は無さそうだけどとりあえず手伝ってくれる」みたいなクラス、多かったんじゃないかと思います。

 

最初は「6割って不燃性の割合が多過ぎなんじゃないか??」とも思ったんですが、もし自燃性と可燃性の人間が合計して半分超えてたら、日本という国はもっと違った方向に進んで行く気がするので、不燃性の人間が6割超えているんじゃないかと思うという話には納得でした。

どうすれば子どもを自燃性や可燃性に!!??

さて、最後です。

今回の話を通して、このブログの趣旨でもある「子どものために」の部分を考えて終わりにしたいと思います。

ここまでの話で、ほとんどの人が「我が子には自燃性の人に、もしくは可燃性の人になって欲しい」と思いを抱いたんじゃないでしょうか?

 

では、具体的にどうすればいいと思いますか??

 

ん〜

 

松岡修造に会わせる、、、とか?笑

 

いやいや、それは非現実的過ぎます。笑

 

これはぼくの勝手な考えなんですが、今までいろんな子どもたちと関わってみて、

そもそも子どもたちって、元から「自燃性」か「可燃性」だと思うんですよ。

 

いつでもどこでも
「これやってみたい」
「あれやってみたい」
「次はこれ、その次はあれ」って。

友だちが習い事を始めたのを見て、
「ぼくもやりたい!!」「わたしも習う!!」って。

これって立派な「自燃性」だし、立派な「可燃性」じゃないでしょうか??

 

でも、そんな思いを持っているのに、周りの大人から、「それはダメ」「また今度にしなさい」「今はできない」って言われたら、、、

 

「ぼくは大きくなったら◯◯になるんだ」って意気込んでる子どもが、周りの大人から「周りが行くような学校に行って、無難な仕事に就いた方がいいよ」って言われたら、、、

わざわざホース引っ張ってきて、子どものやる気の消火活動しなくても、、、ねぇ。

 

というわけで結論、子どもたちと関わるときは子どもたちを『「自燃」や「可燃」に育てよう』と思うんじゃなくて、関わる大人たちが「自燃」や「可燃」でいること』が一番子どものためになるんじゃないでしょうか。

 

子どもが「あれやりたーい!!」って言った時に、「それいいね!!面白そうだね!!」と言ってあげるだけで、子どもに灯った火が消えることはないでしょうから。

「自燃性」
「可燃性」
「不燃性」

あなたはどのタイプですか??

子どもにはどのタイプになって欲しいですか??

 


今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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