今回は「元気」の話です。
最終的には「元気」の話になるのですが、そのためにはまずは「気」について少し考える必要があります。
「気」について知ることで「元気」も手に入ります。
「元気」を手に入れて、毎日を楽しくしちゃいましょう!!
というわけでまずは「気」の話からしていきたいと思います。
あなたは「気」と聞いてなにを思い浮かべますか??
手からかめはめ波みたいなエネルギーを出すことでしょうか??
「気を操る人」と聞くと、手をかざすだけで相手をバタッと倒す力があるのではないかなんて思ってしまいますよね。
実は「気」というのはぼくたち日本人にはものすごく身近な存在で、身の回りにあふれています。
たとえば、「気遣いのできる人」と言ったりしますが、その人は「気を遣っている」わけです。言い方を変えれば「気を操る人」と同じです。
いきなりそんなことを聞いても「??」かもしれませんが、この記事を読むことで「なるほどねっ!!」に変わります。
「気」とはなんなのかを知ると、毎日が大きく変わります。
ぼく自身、「気」について知ることで、今まで以上に毎日が楽しくなりました。
とくに、保育士として子どもと関わりながらずっと疑問に思っていた「子どもの無邪気さ」の謎が解けたことが何より嬉しかったんです。
無邪気な人は人気がありますよね。それがなぜかもわかるんです。
意外と身近な「気」
日本語には「気」に関する言葉がたくさんあります。本当にたくさんあります。
ざっと挙げてみても、
空気、天気、勇気、やる気、
元気、のん気、色気、人気、
本気、浮気、能天気
弱気、強気、眠気
などなど。
普段の会話の中でも
気遣い、気配り、生意気、不気味、
気晴らし、気休め、気まま、気さく、
無気力、気まずい、嫌気、
勝気、負けん気
などなど。他にもまだまだたくさんあります。
普段から何気なく遣っている言葉の中に「気」が入っている言葉はたくさんあるんですよね。
なぜ、日本語にはこんなにも「気」が関係する言葉が多いのでしょうか。
その答えは、ぼくたちが生活しているこの世界は、目に見えない「気」に影響を受けているから。
そして、日本人は昔から「気」の存在を知り、大切にしてきたからです。
「気」とはなにか
いきなり「気とはなにか」なんて言われてもよくわからないですよね。
ぼくも最初はちんぷんかんぷんでした。
しかし、そんなぼくでも何とか理解できたので、あなたも絶対大丈夫です!!
「気」とはエネルギーのこと
「気」を一言で言い換えると、「エネルギー」です。
世の中にはたくさんのエネルギーがありますが、『人間を動かすエネルギーのことを「気」と呼んでいる』と思ってください。
大元は「太陽のエネルギー」のことをいい、太陽エネルギーは地球に住むすべての存在のエネルギーの源になっているので、「生命エネルギー」ということができます。
「気」=「太陽エネルギー」=「生命エネルギー」
これが「気」です。
はい、ちんぷんかんぷんですよね(笑)
ぼくもこれだけ見た時は全然理解できませんでした。(笑)
気の種類
もう少し詳しくみていきます。
まず大前提として知っておきたいのは、「気」には種類があるということです。
大人気漫画「ワンピース」でも、「覇気」という気が登場しますが、「覇王色」「見聞色」「武装色」と種類があります。
それと同じで、「気」自体にも種類があるんです。
「気」は大きく分けると3つ。
- 「先天(せんてん)の気」
- 「後天(こうてん)の気」
- 「秘伝(ひでん)の気」
の3つなんですが、これを聞いてもぼくは最初ピンとこなかった(笑)
- 「先天の気」は人間が生まれながらに持っている気
- 「後天の気」は生まれてから毎日を生きるために補充する気
- 「秘伝の気」は世の中に溢れている情報としての気
なんだそうですが、やっぱりよく分かりませんよね。
そこで、もっと分かりやすくするためにスマホに例えてみます。
スマホにはリチウム電池というバッテリーが入っています。
スマホ本体の寿命ですね。1年以上使うと劣化してバッテリーの減りが早くなったりします。
そして、リチウム電池の寿命とは別に、スマホを毎日使っているとバッテリーの残量が減っていきます。
だから減ったら充電、減ったら充電を繰り返します。
そしてスマホはネットに接続してコミュニケーションを取ったり、たくさんの情報を得たりすることができます。
これを「気」に言い換えると、
スマホでいうリチウム電池は人間の体のこと。生まれながらに持っている気「先天の気」です。先天の気が無くなると、寿命が終わったということ。
また、スマホと同じで、歳月を重ねると人間も体に気を溜めにくくなってきます。それが老化です。
スマホを毎日充電することは、人間でいうとご飯を食べることや寝ることです。呼吸することも含まれます。これが後天の気です。
新品のスマホでも充電が0%になったら使えないように、
若者や子どもでも、ご飯を食べなかったりずっと寝なかったりすると死んでしまいます。それが後天の気です。
そして、スマホはインターネットに接続して無限の情報を得ますが、
同じように人間も世の中に溢れる「気」から情報を得ています。これを秘伝の気と言います。
先天の気や後天の気は自分の体の中にありますが、秘伝の気は自分の周りにある気のことです。
この気をうまく使える人が「気遣いができる人」と言われたり、「気配りのできる人」と言われたりします。
よく「最近気付いたんだけどさ」なんて言ったりしますが、
それは、
今まで分からなかったけど、最近になって秘伝の「気」が自分の体にくっ「付いた」
ということです。
よく神社を「パワースポット」と言ったりしますが、神社には必ず「木」がありますよね。大昔、日本にまだ「文字」も「漢字」も無かった頃、日本人は話し言葉だけで生活していました。その頃から「木」にはエネルギーが宿っているとされましたが、「木」や「気」といった漢字が無かったので「き」とだけ呼ばれていました。
そして、「木」がたくさんある場所に神社を建てた。神社だから木がたくさんあるのではなく、木がたくさんあるから神社にした、というわけです。きっと、「き(気・木)」がたくさんあるところが神聖だという思いがあったんですね。
これは「秘伝の気」と言えます。神社には気が充満しているから「パワースポット」と呼ばれているのです。
ちなみに、元気さや明るさを表す色で使われる「黄色」もおそらく昔は「きのいろ」だったと思います。
昔の人にとって、「気」のイメージカラーは「黄」だったんじゃないでしょうか。
どうでしょう??少しだけでも「気」について伝わったでしょうか??
ぼくたちは生まれた瞬間から「先天の気」を持って生まれ、
「後天の気」を日々補給しながら、
「秘伝の気」が充満する世の中の中で生活しているのです。
目指すのは「元気な人」
さて、この記事は「毎日を楽しくするために気のことを知ろう」がテーマになっています。
ぼくが「気」を通して毎日を楽しくするために1番伝えたいことは、
「元気な人になろう!!」
です。
「元気が1番!」と聞くと、
人を励ますのにありふれた言葉だなと思うかもしれませんが、改めて重要さを感じる言葉です。
そもそも、気を分かりやすく理解するには「元気」について知るのが1番です。
「今日は元気がない」「いつも元気な人」
そんな時に使われる「元気」
元気とは何かといえば、「気」をたくさん持っている状態のことです。
先天の気がたくさんある状態は、スマホでいうと新品、人間でいうと子ども。
後天の気がたくさんある状態は、スマホでいうと毎日フル充電、人間でいうと松岡修造さん。
秘伝の気がたくさんある状態は、スマホでいうと4GよりWi-Fi接続状態、人間でいうと長老や仙人クラス。
子どもも松岡修造さんも仙人も、みんなものすごく元気ですよね。
アントニオ猪木はいつも「元気があればなんでもできる」と言っていますが、実際その通りで、「気」が充満している人のエネルギー量はとてつもないわけです。
よって、毎日を楽しくするために必要なことは「元気」な状態を維持すること。
毎日が楽しいから元気になるのか、元気だから毎日が楽しいのか、
それはどちらともいえませんが、少なくとも「元気な人」を目指すことが条件になると思います。
病気は「気」に病が乗っている状態
そう考えてみると、「元気」の反対ともいえる「病気」の状態も見方が変わります。
今までの病気のイメージはおそらく、
風邪を引いた、鼻水が出る、疾患がある、感染した
だと思いますが、それらは症状や体の状態を表しているだけであり、もっと根本的なことは言えば、「気が病んだ」状態です。
「病は気から」とも言いますが、身体中にある気が健やかな状態じゃなくなると、どこかに不具合が出てきます。
その多くは心か体に現れるので、「外科」「内科」「精神科」に行く必要が出てくるわけです。
スマホでいうと、アプリがアップデートしていなくて動きが悪い状態、ウイルスに感染して本来の動きをしてくれない状態です。
「えいきを養う」と言ったりしますが、これは「営気」と「衛気」という2つの意味があり、これは活動力(営気)と免疫力(衛気)です。
「えいき」は後天の気から生まれます。
後天の気は、食事・睡眠・呼吸が関係しているから、偏った食生活、睡眠不足の状態では「えいき」が養えない。
そうすると毎日やる気が出ず、生きているのに無気力になってしまう。そして病気の状態になるのです。
「気」には良いも悪いもない
気の話をしていると、世の中には「悪い気があるのではないか」と思うようになります。
「そんな悪い気は寄せ付けないようにしなければ!!」
と、ぼくも最初はそう思いました。
「気持ち良い」「気持ち悪い」という言葉があったり、「邪気」「無邪気」という言葉があったりして、「気」にも「良い気」と「悪い気」があるように思えますよね。
しかし、「気」とはインターネットと同じで情報を運ぶ媒体です。
良いも悪いもありません。
インターネットは良いものですか??悪いものですか??
そう聞かれたらどう答えますか??
離れた人とも連絡が取れたり、インスタやツイッターでいろんな情報を得たり、YouTubeで面白い動画を見たりできるから良いものかなぁ、、、
でも個人情報が流出したり、知りたくもない人の情報が入ってきたり、LINEのいじめとかもあるから悪いものかなぁ、、、
そう考えると、どちらとも言えないのではなないでしょうか。
これはつまり、インターネット自体に良い悪いもなく、そこに悪い情報が乗ると悪いものになり、良い情報が乗ると良いものになるということです。
気も同じです。
「気」自体には良いも悪いもなく、そこに悪い情報が乗ると「悪気」になるし「気持ち悪い」になるのです。
「気」というのは情報の乗り物です。
ちなみに、水や言葉も同じです。
水自体には良いも悪いもありません。ただの水です。そこに悪い成分が入るから「毒」になるし、そこに良い成分が入れば「薬」と呼ばれます。
言葉も同じで、言葉という存在自体は良いも悪いもなく、そこにネガティブな意味が乗るから「悪口」になるし、良い意味が乗れば「勇気づけや励まし」になります。
ということは、ぼくたちが「元気」でいるためには「気」に悪い情報を乗せなければ良いということになります。
子どもが無邪気な理由
ここまで話を進めると、ぼくが保育士として働きながら長年疑問に思っていた「なぜ子どもはこんなにも無邪気なのか」の答えが分かるようになります。
子どもは無邪気だから無邪気だった
これが答えでした(笑)
どういうことか。
子どもがキラキラしているのは無邪気だからですが、無邪気というのは読んで字のごとく「邪(よこしま)な気持ちが無い状態」です。悪い情報が無い状態。
だから子どもたちはピュアで素直でいられるわけですね。
ぼくは今まで、子どもが素直でピュアだからそれを無邪気と呼んでいるのだと思っていましたが、実は間違いで、子どもには「邪悪な気が無い(=無邪気)」から素直でピュアでいられるということに納得しました。
しかしそんな子どもたちも、大人になるに従っていろんな経験を得る中で無邪気さがどんどん失われていく、、、
いつの間にか口癖が「めんどい」「ウザい」「ダルい」になり、食生活も栄養を無視した食品添加物だらけのファーストフードやレトルト中心になり、スマホが手放せなくなり睡眠時間も削られて行く、、、。
そんな生活では後天的の気は溜まりません。
とても残念なことだと思います。
ぼくは保育士として、子どもにはいつまでも無邪気なままでいて欲しいし、子育てをする親御さんにも無邪気な状態をオススメしたい。
邪気に満ちた生活なんて嫌気がさします。
まとめ
では最後に、元気でいるためのポイントをご紹介します!!
どれでもいいので、できそうなものから実践してみてください!!
「元気」をたくさん持つために必要なこと
- よく寝る
- 体に良い物を食べる
- 楽しむ(笑う)
- 体を動かす(踊る・走る)
- 周りの人に優しくする
- 良い方に考える(プラス思考)
これを実践することで元気になること間違いなし!!
僕自身で実践済みです!!
ちなみに、お気づきの方もいるかもしれませんが、この6個の実践すべて、保育園で保育士が子どもたちに教えていることです。子どもも大人も、「元気」になるための方法は一緒なんですね。
それともう1つ、元気でいるためには「学ぶこと」も大切です。「学ぶこと」=「気付くこと」です。
気付くというのは、自分の体の周りに「気」が「くっ付いた」状態をイメージしてください。くっ付いている気が多ければその分周りに配ることができます。そういう人を「気配りのできる人」と言います。
気配りのできる人はたくさん学んでいるんですね。
興味がある人はこのこのブログの他の記事も読んでみてください。たくさんの「気づき」があると思いますよ♪
たくさんの人が「元気」になって、すべての人が毎日を楽しく過ごせるようになることを願っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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