7〜12歳 プログラミング 全年齢

【知らないと損】なぜ子どもにプログラミング教育が必要なのか

かんかん

今、世間で話題になっている「プログラミング教育」

「小学校でも必修化!」「習い事ならプログラミング教室へ!」とプログラミング教育が盛り上がっているように感じますが、実際のところ子どもたちにプログラミング教育って必要あるのでしょうか?

 

今回の記事では、ママが気になる「なぜ子どもにプログラミング教育が必要なのか」をまとめました。

 

最近ママたちからよく聞く悩み、

「習い事は英会話教室とプログラミング教室のどちらがいいの?」

という疑問にもお答えします。

 

そもそも「プログラミング教育」ってなに?

プログラミング教育について、以前のぼくは大きな勘違いをしていました。

プログラミング教育=プログラマーになるための勉強

だと思っていたのです。

このような↓イメージですね。

code, code editor, coding

Pexels (CC0), Pixabay

でも、子どものプログラム教育に関する書籍などを読むと、ぼくがイメージしていた内容とは全然違うことが分かりました。

 

子どもたちが習うようなプログラミング教育の目的は、「プログラミング的思考を養うこと」なのだそうです。

 

そしてなんと!この「プログラミング的思考」は、パソコンの黒い画面に向かってよく分からない「コード」を打ち込むようなスキルではなく、国語や算数などの一般教科はもちろん日常生活で役立つスキルだったのです。

 

プログラミング的思考ってなに?

「プログラミング的思考」とは、ものすごくシンプルに言うと「問題を効率よく解決する力」と言い換えることができます。

「それなら分かりやすいわね。最初からそう言って欲しかったわ。」

 

つまり、なぜ小学校でプログラミング教育が必修化になったり、子どもたちをプログラミング教室へ通わせる人が増えたかというと、「困った時に自分で問題を解決する力を身につけるため」なのです。

少しややこしいですが、

子どもたちは「プログラミング教材」を使って「プログラミング的思考」を学んでいる。

そのプログラミング的思考とは「問題を効率よく解決する力」のことである。

ということになります。

 

どうでしょう?
こうやって聞くと、どこに住んでいる何歳の子どもでも、プログラミング教育って必要な気がしてきませんか?(だからこそ小学校で必修化になるわけなのですが)

 

プログラミング的思考の要素を知ろう!

プログラミング教育の目的が分かったところで、もう少し詳しく「プログラミング的思考」についてまとめたいと思います。

プログラミングを学ぶことで次のような、子どもが一生涯使えるスキル・思考力が身に付くと言われています。

プログラミング思考で身に付くスキル・思考

  • 論理的な思考
  • 創造力・発想力
  • 段取りする力
  • 分解&パターン化
  • 分析する力

 

論理的な思考

コンピューターはとても精密な機械だということは皆さんもご存知のはず。そんな精密な機械を動かしているプログラミングは当然、論理的に組み立てられています。

プログラミング教育を通して論理的な組み立てを学ぶことで、日常生活においてもロジカルで説得力のある表現が期待できます。

 

創造力・発想力

プログラミングは細かい要素を上手く組み合わせていくことで出来上がるパズルのようなものです。決まった答えがある訳ではないので、「なにを創るか」をはじめ、「より効率よく」「よりシンプルに」といったアイディアを出すことが習慣づきます。

 

段取りする力

「段取り」というのは大人になっても苦手な人が多いスキルだと思います。

朝の支度の時間や宿題やテスト勉強を上手く進めるのも「段取り」が大切です。プログラミング教育によって、どのような順番で物事を進めることが一番良いかを考える力が育まれます。

 

分解&パターン化

プログラミングでは「目標に到達するために必要な要素を分解して把握する力」が必要になります。

日常生活においても、「欲しいおもちゃを手に入れるためには何が必要か」と考えた時には例えば、

  • 「おもちゃ屋さんに言って値段を調べる」
  • 「お小遣いを何ヶ月貯めれば買えるか計算する」
  • 「お手伝いをしてお小遣いをもらう」
  • 「ママにいつも可愛いねと言う」
  • 「サンタさんにお願いをする」
  • 「テストで80点以上を取ったら買ってもらうという約束を取り付ける」

など、必要な要素を分解してどのように行動すればいいかを考え、上手く行った方法をパターン化することでさらなる高い目標を達成する力につなげることができます。

 

分析する力

論理的な思考を実践したり、要素を分解して考えたとしても、いつも上手くいく訳ではありません。そんな時には、「なぜ上手くいかないのか」を考えて検証・改善をしていく必要があります。

プログラミングでいえば「指示を出したのに思うように動かない」などのトラブルが発生することで、それを解決するためには何を変えれば良いかを考えることになるので自然と分析することに繋がります。

「問題を発見する力」と「解決策を考える力」が身に付くのです。


プログラミング的思考の要素についてざっとまとめましたが、まだピンと来ない方のためにもう少し分かりやすい例を出すと、「カレーライス作り」がイメージしやすいと思います。

先ほどまとめた5つの力(論理的な思考、創造力・発想力、段取りする力、分解&パターン化、分析する力)をカレーライス作りに当てはめると、

まずは、カレーライスを完成させるにはどんな材料が必要か(分解)を考えますよね、

次に、どのような順番で具材を切ったりルーを入れるのが良いかを考えると思います。さらには食事の時間が近づいているのにルーを完成させてからお米を洗い始めるみたいなことが起こらないようにしなければいけません。ゆで卵入りのサラダも作るならなおさら手順は重要です。(段取り力)

もしかしたら、普通なら使わないような具材を加えたらものすごく美味しいカレーライスが出来上がるかもしれませんし、(創造力・発想力)

逆に全然美味しくないカレーライスが出来上がってしまうかもしれません。そうなればどの具材が問題だったのか、煮込む時間が足りなかったのかと次回に活かすことを考えると思います。(分析する力)

というように、一連の流れを考えること自体が論理的であり、考えていることを言葉で表現することが説得力のある表現に繋がります。(論理的な思考)

 

これがプログラミング的思考です。

 

英語教室とプログラミング教室はどちらがいいのか?

プログラミング教育の必要性が分かったところで、習い事の人気ランキングで常に上位にいる「英会話」と「プログラミング」は、習わせるならどちらが良いのでしょうか?

ぼくは、この記事を書いている2020年10月の時点では、「プログラミング」を習った方が良いのではないかと考えています。

(もちろん、子どもの興味ややる気が最優先された上で、の話ですが)

 

その理由は主に2つで、1つはプログラミング教室は生涯使える「思考法」を学ぶ場所だから、そして、もう1つの理由は学んだことが日常生活に直結するからです。

生涯使える思考法が学べる

日本で英語教育が始まってから何十年も経つのにも関わらず、英語を使える日本人が全然増えていかない理由の1つに、「英語を学ぼうとしている」から、というものがあります。

どういうことかと言うと、

英語は言語であり、コミュニケーションをとったり情報をやりとりする「ツール(道具)」です。

「ツール(道具)」は何かをするために存在しているのであって、ツールの使い方だけを学んでもあまり役に立ちません。

分かりやすい例で言うと、包丁は「ツール(道具)」です。料理をするために必要だから使い方を練習するわけです。

「料理教室」はたくさんあっても「包丁の使い方教室」がないのは、ツールの使い方だけを学んでもあまり役に立たないからです。「ひたすら千切りをするだけ」「ひたすら包丁を研ぐだけ」ではあまり面白くないはずです。

しかし日本では英語を学ぶことにおいて「包丁の使い方教室」と同じことが行われてきました。「ひたすら単語を覚える」「ひたすら文章問題を解く」などです。

つまり、今までは、学校や英会話教室で、英語「を」学ぼうとしていたということです。

 

逆に、プログラミング教育は、プログラミング「で」プログラミング的思考を学ぼうとする取り組みです。

先ほども紹介したように、プログラミング的思考は子どもが一生涯使えるスキル・思考力であると言われているので、英語かプログラミングで習い事を迷っている場合はまずはプログラミング教室から始めることがいいのではないかと思うわけです。

プログラミング的思考は日常生活に直結する

こちらの理由も1つ目の理由と重なる部分がありますが、プログラミング教育を通して学べるプログラミング的思考は、「論理的思考」や「段取りする力」など、日常生活の中ですぐに役立つスキルです。

かたや英語は、日本国内で普通に生活している分にはほぼ困ることはないですし、必要になるとしても、学校のテストやその先の受験の時がメインになると思います。

そう考えると、英語学習は学んだことがすぐに日常生活で役立てるかというとそうではありません。

 

日常生活ですぐに役立つかどうかというのはモチベーションの継続にも繋がるので、現代の子どもの習い事で「英語」か「プログラミング」で迷っている場合は、「プログラミング」がオススメです。

補足

今回の記事ではプログラミング教育のメリットを主に書きましたが、「英語教室は意味ない」「子どもに英語は必要ない」と言いたいわけではありませんのでご注意ください。

今の子どもたちは、人口減少が進む日本という枠を越えて、海外で働く人が今以上に増えていくと思います。

その時には必ずといって良いほど英語は役に立つので、英語を学ぶことももちろん重要です。

 

まとめ

今回は、「なぜ子どもにプログラミング教育が必要なのか」、そして子どもの習い事で人気の「英語教室とプログラミング教室はどちらが良いのか」についてまとめました。

 

一言でまとめると、子どもの習い事にプログラミングを選ぶことはオススメです!ということになります^_^

 

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以下に、無料体験ができるプログラミング教室のリンクを貼っておきますので、お子様の様子見もかねて、ぜひ一度無料体験を受けてみてください!

小学生向け↓

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最後まで読んでくださってありがとうございました。

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