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【留学経験者が語る】子どもの習い事に”英語”を選ぶべき5つの理由

かんかん

こんにちは。
今回は子どもの習い事を何にしようかと悩んでいる親御さんのために、”迷ったらまず英会話を最優先にした方が良い!”という理由をお伝えします。

英語を学ぶメリットはたくさんありますが、これからの時代、海外に興味がある無いに関わらず、英語が使える人と使えない人の差はどんどん大きくなっていきます。

国内外で事業を展開する実業家のホリエモンこと堀江貴文さんも、

「グルーバル化の波はどんどん拡大していく」
「僕らにはもう、英語を避けて通る道なんてない」
参照記事

と言っているように、英語は”できたらいいな”というものから”絶対にできた方が良いもの"へとすでに変化しています。

こんなことを言っているぼくは、実は生まれてから23年間一度も海外に出たことがなく、それまで英語も全く興味がありませんでした。(むしろ学生時代の詰め込み教育から、ちょっと苦手意識すらありました。)

そんなぼくが大人になってから英語を勉強したことで気づいた「英語が使えるようになることのメリット」を紹介します。

これらのメリットを踏まえると、お子さんが小さい頃から英語を経験しておいた方が良い理由が分かると思います!

こんにちは!子ども英語教育ナビゲーターのかんかん(インスタグラム@kankan_kosodate)です。
かんかん
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今回のテーマはこちら

子どもの習い事に”英語”を選ぶべき5つの理由


簡単な自己紹介

まずは、簡単にぼくの自己紹介をさせてください。

なぜぼくが子どもの習い事について、そして英語の習い事について書いているのか分かっていただけるかと思います。

数年前まで、ぼくは公務員として保育園で働いていました。公立保育園の保育士でした。

毎日子どもたちと楽しく過ごしていたのですが、2年間という短い期間を経て公務員を退職し、オーストラリアへ留学しました。

その理由は「世界の子育てや保育」を知ってみたかったからです。ネットで検索して出てくる情報ではなく、自らの目で現実を見たいと思いました。

しかし、留学を決意した時のぼくは英語が全く喋れませんでしたし、なんならパスポートすら持っていませんでした。

英語といえば中学や高校で単語テストや定期テストでイヤイヤ覚えていた記憶ばかり。苦手意識がものすごくありました。

そんなぼくですが、ワーキングホリデービザを使って勢いだけでオーストラリアへ留学。
学生時代の英語の先生には失礼ですが、その時期に、生まれて初めて真剣に英語を勉強しました。

そしてその1年後、オーストラリアの保育士資格を取得し、日本人がぼく1人という環境の現地の保育園で働く経験もできました。
もちろん仕事中に使う言語は全て英語です。

その頃には海外の人たちと英語でコミュニケーションを取ることができるようになっていました。そして現在は、オーストラリア移住可能レベルの英語力を証明するためのテストに合格するために日々ブラッシュアップしています。

さて、そんなぼくが、大人になってから英語を勉強する中で見えてきたことがいくつかあります。
それは子どもの頃から英語に慣れておくメリットや英語を勉強することのメリットでもありました。

そこで今回の記事では「英語が使えるようになることのメリット」を中心にお伝えすることになると思います。

英語が使えるメリット

rawpixel / Pixabay

ぼくが英語を学んで感じた「英語が使えるようになることのメリット」は5つあります。

  1. 視野が広がる
  2. 世界中の人とコミュニケーションを取ることができる
  3. 自分の感情に気づける
  4. 自信が持てる
  5. 仕事の選択肢が広がる

1、視野が広がる

最初に英語が使えることの絶対的なメリットを紹介します。

それはアクセスできる情報量が段違いに増えることです。

現代はインターネットの時代です。ヤフーやグーグルで検索をすれば必要な情報が山のように出てきて、とても便利で満足しがちですが、以外と考えていないことがあります。

それは、普段は日本語で書かれたサイトにしかアクセスしませんが、ウェブの世界にも当然他の言語のホームページもあるということです。

世界にはウェブサイトの数が多すぎて正確な数字は把握できないそうですが、ある概算によると世界中には12億を超えるウェブサイトが存在していて、そのうち3億サイトくらいがアクティブ(日々更新されているサイト)なんだそうです。

1つのサイトに200〜300ページ以上、多ければ1000ページ以上あることを考えると、全世界で言うとものすごい数の情報があるんですよね。

edar / Pixabay

ではその中での日本語のサイトの割合はどれくらいだと思いますか?

世界中にあるウェブサイトの中で、日本語が使用されているサイトはわずか3.8%だそうです。(インターネット上に無数に存在するウェブサイトではどのような言語が使用されているのか?

知りたいことを検索すれば必ずと言って良いほど答えが見つかるインターネットですが、日本語のサイトは世界からみたらたったの3.8%しかないのは衝撃ですよね。

では英語が使えると、アクセスできる情報量はどうなるのでしょうか?

世界中にあるウェブサイトの中で、英語が使用されているサイトは何と52.9%とくらいあるそうです。(前出)

半分以上が英語のサイトなんですよね。ということは、英語が使えるようになるとアクセスできる情報量は日本語だけに比べて単純に13倍くらいになるわけです。

そしてウェブサイトだけではなく、YoutubeやInstagram、twitterといったSNSでも同じように英語ができるだけで触れられる範囲が広くなり、視野がどんどん広がります。

geralt / Pixabay

英語が使えることでアクセスできる情報が増えるというのは、段違いになるわけです。

日本語しか使えないということは、世界的にみたらとても小さい枠の中だけで生きているようなものなのかもしれません。

このことから、英語が使えるようになることで得ることができる情報の量も質も変わってきます。それが子どもにとっては絶対に良い影響になると思います。

流行の情報も最先端のテクノロジーも、英語で発信されていることが多いので、英語が使えることで先端にアクセスできるようになるのです。

海外旅行もお得

Julius_Silver / Pixabay

ちなみに、英語が使えることで海外旅行もお得になることが多いです。

ぼくは海外旅行行く時、手続きを全て自分で行うのですが、その際に日本語の観光ツアー紹介サイトと英語圏の観光ツアー紹介サイトを比べることがよくあります。

たとえば、先日訪れたベトナムのハロン湾では日帰りツアーの料金が、日本から申し込むタイプの日本語ガイドのツアーは1人8,000円くらいでしたが、現地で申し込んだ英語ガイドのツアーは1人4,000円でした。

同じ場所に行き、同じ時間を過ごすのに、英語ガイドと日本語ガイドでは倍も料金違います。

フライトや予約手数料などを含めると旅費総額では何十万円も差が出る場合もあるので、なるべく出費を抑えて限られたお金を上手に使うためにも、英語が使えることは重要だと思います。

英語が使えると海外旅行が絶対にお得になります。海外旅行に行く時に「英語が分からない」という不要なストレスを抱えることもないので、存分に楽しむことができます。海外旅行に行ったことがある人の中には、「英語がもっと喋れたらなぁ」と感じた経験が一度はあるのではないでしょうか。

その点、お子さんが小さい頃から英語に慣れておくことが、大人になったときにグローバルに活躍できるための準備運動になることを考えると、英語学習ほど子どものためになる習い事はないと思います。

2、世界中の人とコミュニケーションを取ることができる

gavilla / Pixabay

これも、今さっきの項目と似ているのですが、英語が使えることでコミュニケーションを取れる人の数が格段に増えます。

世界の人口は73億人くらいですが、英語を話せる人は15億人くらいいるそうです。(ネイティブ・非ネイティブを含めた数字)

つまり、英語が使えるようになると単純に世界中にいる約5分の1くらいの人とコミュニケーションが取れるようになることになります。

ちなみに日本語は、1億人を越える人が使用している言語ですが、それは日本人の数が多いからです。この先少子化どんどん進んでいけば日本語を話す人も少なくなることは間違いありません。

また、日本の義務教育の悪い部分の1つに、「子どもの頃に交流できる人間関係の狭さ」があります。

日本では小学校から中学校まで、「たまたま同じ地域に生まれた」「たまたま同じ年齢」同士が中心となって6歳から15歳までという時期を過ごします。

その時期は一番アタマが柔軟で価値観を多様化させやすい時期だと思うのですが、人と関わる範囲が狭ければそれだけ触れる価値観も偏ったものになり、子どもたちの視野は狭くなってしまいます。

cherylholt / Pixabay

ぼくが働いていたオーストラリアの保育園では、オーストラリア人に限らず、アジア、ヨーロッパ、中東、など様々な地域の子どもたちが通っていました。

目の色も髪の色も、肌の色も母国語も違う子どもたちが日々通っていましたし、働く保育士もいろんな国の人たちがいました。

そんな多様な環境で共通のものは何かと言えばやっぱり”英語”でした。

子どもたちも保育士たちも、英語が話せることで周りとコミュニケーションを取ることができます。

生まれや育ちが違っても”英語”というツールを持っていることによってたくさんの人とコミュニケーションを取れるんです。

ぼくは大人になってから「言葉」は本当に重要なコミュニケーションツールなんだということを改めて実感しました。子どもたちには小さい頃からこの体験をして欲しいなと心から思っています。

3、自分の感情に気づける

congerdesign / Pixabay

これは英語学習の広告などを見てもあまり書かれていないことだと思います。

英語に限らず日本語以外の言語を勉強したことある方なら共感してもらえると思うのですが、ある程度日本語が話せる人が英語を学ぶ場合、英語を話そうと思うと、あたまの中で「日本語→英語」「英語→日本語」の変換が行われます。

たとえば、「"お腹空いた"って言いたい→"I'm hungry"か」みたいな感じです。

慣れてくるとこの変換も少なくなってくるのですが、最初の頃は単語を覚えるにも変換が必要になります。

そんな中で、ぼくが英語を勉強し始めて「面白いなぁ」と思ったことがあります。

lenkafortelna / Pixabay

それは他の言語を学ぶと、自分の感情に気づけるようになることです。

言い方を変えると「自分自身との付き合い方が変わる」になります。

どういうことかと言うと、
例えば、あなたが列に並んでいたのにいきなり順番抜かしをされてイラっとしたとき、日本語であれば「イラっとした」ですが、じゃあ英語ではなんと言うでしょうか?

こういう場合は「I was upset.」と言ったりします。

じゃあ、悔しい時や悲しい時はなんと言うでしょうか?

こういう風に英語を学んでいくと、日常生活の中で感情が動いた時に「あ、いま自分は◯◯な気持ち」なんだと改めて再確認できます。

そしてしばらくすると、「俺は不機嫌な単語ばかり変換してるなぁ」とか「私って落ち込んでばっかりだな」と自分の感情に気づくようになります。

日本語であれば特に考えることもなく「イラっとした」「不愉快だった」と口に出して終わってしまうことが、英語だと頭の中で一度考える(変換する)ことになるので、冷静になれます。

「今自分は怒っているのか」とか「今、自分は悲しかったのか」と気づくことは対人コミュニケーションをうまく行う上で非常に重要です。

ぼくは英語の勉強を真剣に始めて、自分の感情に気づけることが多くなり、英語が使えること以上に得たものが大きいと感じています。

ちなみにこの点に関しては、大人が英語(もしくは他言語)を学ぶ理由にもなると思っています。日常生活での機嫌がよくなるんです。

4、自信が持てる

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これも英語が使えることで得られる重要なメリットだと思います。

日本では何十年も前から「これからは英語が大切だ」と言われながら、現在もまだ英語が喋れる日本人は多くありません。

世界最大規模の国際教育機関『EF』が行っている『EF英語能力指数』では、日本の順位は88ヶ国中49位で評価としては「英語能力が低い」となっています。(2018年のデータ)

これにはさまざまな理由があると思いますが、日本人の英語能力の現状は世界的に見てもとても悪いのです。

そんな現状ですから、「英語」というスキルは自信を持つためにはとても有効な手段になります。

英語が使えないと自信がつかないかと言えばそうではありませんが、少なくとも海外の人と臆せずにコミュニケーションが取れたり、周りの人がアクセスできない情報に手が届くというのは、それによって周りの人を手助けできることも増えるので、自信に繋がりやすいです。

ぼく自信も英語が使えるようになって、日本の街で外国人に道を尋ねられた時にスムーズに答えることができたり、日本の小学生の海外留学の手伝いをするなど、できることが圧倒的に増えました。

自信に繋がるだけではなく「より多くの人の役に立てるようになる」ことも含まれますね。

5、仕事の選択肢が広がる

rawpixel / Pixabay

英語を使えるようになることのメリット5つ目です。

これからは「将来海外には住まないから大丈夫」という時代ではありません。
日本には今現在もたくさんの外国人が移住してきています。

また、少子化も大いに関係しています。少子化が進むということは、お客さんがどんどん減るということですから、企業は海外進出に目を向け始めたり、国内にいる外国人に向けにサービスを展開し始めることが多くなるでしょう。

そうなれば日本語以外のコミュニケーション手段が必要になるのは当然です。

時代の変化によって名だたる大企業が大規模なリストラを行ったり、海外の安い労働力を頼ってどんどん海外進出しています。

そうなったとき、いつか社会人として働くお子さんは、英語が使えることで「得られる仕事」が変わってくる可能性が高くなります。

テクノロジーの進化もあり、現在でもすでに日本以外の国で働いている人も多くいます。

ぼくの知り合いにも海外に居住しながから日本人向けのサービスを展開している人がいます。仕事は日本語で行い、生活は英語で行うというパターンですが、これも英語が使えるからこそできる生き方です。

生き方はどんどん多様化しているので、生き方は子ども自身が見つけていくのが良いと思いますが、不透明な未来の中で、今、親が子どもにできることはより良い生き方に直結するスキルを経験させてあげることではないかなと思います。

英語は練習すれば使えるようになる

Joyadita / Pixabay

さて、5つのメリットを紹介しました。

ここまで読んで、「"英語"ができなければ未来は大変そうだ」と感じたかもしれません。

実際そうなのかもしれません。

しかし、ぼくは自分が英語を勉強していたとき、そのようには考えていませんでした。

ぼくは自分がオーストラリアで毎日毎日英語を勉強していた時、「"英語さえ"できれば可能性はめちゃくちゃ広がるのか!」と考えていました。ポジティブ思考です。

英語は道具です。練習すれば絶対に使えるようになります。

この記事の中でぼくは「英語ができる」ではなく「英語が使える」という言い方をしました。

なぜそんな言い方をしたかと言うと、英語を勉強することが目的だと思っている人が多いからです。

英語の目的は「コミュニケーションを取ること」だったり「情報を得ること」だったりします。

「歯磨きができる」と言いますが「歯磨きが使える」とは言わないと思います。

歯磨きで使うのは「歯ブラシ」です。歯ブラシは「使う」と言います。

ここから分かるのは、歯ブラシは道具で、歯を磨くことが目的だということ。

英語も同じです。

英語の目的は「外国人とコミュニケーションが取ることができること」「海外の情報を得ることができること」です。

そのための道具として「英語」があります。

「歯ブラシ」も「包丁」も「バット」も全部道具です。

「包丁の使い方教室」なんてないと思います。「バットの振り方教室」もないと思います。包丁は料理をするための道具ですし、バットは野球をするための道具です。

しかし、英語にはおかしなことに「英語教室」があります。英語は道具なのにです。だから勘違いしやすくなっています。

でも、英語が道具だということは変わりません。道具は練習すれば絶対に上手になります。

そして子どもたちはにはまだ時間があります。小さい頃から英語が身近にある環境で過ごすことで子どもたちはどんどん吸収していくでしょう。

さいごに

今回は、「子どもの習い事で悩んだら”英会話”をオススメする5つの理由」というテーマで記事を書きました。

英会話をオススメする理由というよりは、英語が使えることのメリットの紹介になってしまいました。

英語が使えることのメリット

  1. 視野が広がる
  2. 世界中の人とコミュニケーションを取ることができる
  3. 自分の感情に気づける
  4. 自信が持てる
  5. 仕事の選択肢が広がる

これが、子どもの習い事には英会話をオススメする理由です。

もちろん英語以外に必要なこともたくさんあると思いますが、今回のテーマである、「習い事をどうしたらいいのか悩んでいる」のであればぼくは英会話がオススメだと思います。

以上を踏まえて、子どもの習い事について考えてみてください♪♪

あ、もちろん、親御さんの「親心」だけでなく、お子さんの「やりたい」「やりたくない」の気持ちも大切にした上で、子どもが楽しく習い事の時間を過ごせることを願っています。

ちなみに、子どもの習い事で英会話を考えるなら、"オンラインの英会話スクール"がメリットたくさんでオススメです!

子どもの頃は、喋れるようになるというよりも”英語”が身近にあることが何より重要だと思います。

こちらの記事↓で無料体験が可能な子ども向けオンライン英会話を比較できるのでチェックしてみてください♪♪オンライン英会話のメリットも分かりますよ♪♪

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最後まで読んでくださってありがとうございました。

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