もっと安く海外旅行に行きたい!
もっと時間に縛られずに観光したい!
そんな理想の旅行をする方法の一つに、大手旅行代理店等を通さずに行く「個人手配」という方法があります。
今でこそ世界30ヶ国を個人手配で旅行して、"個人手配の海外旅行"にも慣れているぼくですが、もちろん最初は素人でした。
一見難易度が高そうに思える海外旅行の個人手配も、インターネットが発達した現代では、基本を抑えれば誰でも可能です。
この記事では、パッケージツアーを利用せず自力の予約で海外旅行に行くための手順と手続きの基本を解説します。
この記事を書いたワケ
そもそも【なぜこの記事を書こうと思ったのか】ですが、、、
それは、もっと多くの人に海外旅行を身近に感じて欲しいからです。
「海外旅行は高い」というイメージを無くして「こんなに安く行けるんだ」ということが分かれば、もっと頻繁に世界各地に行ける人が増えるかもしれません。
そのきっかけとして「この記事を読めば個人手配で行く海外旅行のあれこれが分かる」。
そんな記事を作りたかったんです。
内容を充実させることを優先させた結果なかなかボリュームのある記事になりました。お役に立てれば幸いです!
個人手配のメリット
海外旅行を個人手配するメリットは2つあります。
メリット
- 費用が安くなる
- プランが自由に組める
旅行費用が抑えられることは個人手配の最大のメリットです。
また、旅行代理店が販売しているパックツアーでは観光の時間や移動時間が細かく決められているので、「あと○分で集合場所に戻らなきゃ」というプレッシャーを感じることなくのんびり観光したり、マイペースでホテルに滞在できたりすることは、個人手配だからこそのメリットだと思います。
個人手配のデメリット
海外旅行の個人手配には、もちろんデメリットもあります。
デメリットとして挙げられるのは、
デメリット
- 個人手配よりもパッケージツアーの方が安くなる場合がある
- (自分でやる)手続きが増える
ということです。
一般的に旅行会社が販売しているパッケージツアーが高い理由は、スケジュールの作成や航空券の予約やホテルの予約などを旅行代理店の人がやってくれるからです。
その手間ぶんの手数料や人件費が上乗せされるのでどうしても高くなってしまいます。
海外旅行の個人手配ではその手間を自分で行うわけですから、(ホテルの予約やフライトチケットの手配など)作業が増えます。
パッケージツアーの方が安いことも
また、場合によっては自分で手配するよりも旅行会社が販売するパッケージツアーの方が安い場合があります。
旅行に「安さ」を求める場合は検討段階で必ずパッケージツアーも選択肢に入れた方が良いと思います。
以下で詳しく解説しますが、個人手配旅行の大まかな総額は、交通費と宿泊費を足した段階でだいたいイメージすることができます。なので、個人手配を考える時はまず交通費と宿泊費を調べることから始めるのがオススメです。
もし、「個人手配するよりもパッケージツアーの方が安くなりそうだな」と判断したら、旅行会社が販売しているパッケージツアーを比べて検討しましょう!
その際に便利なサービスとしては、複数の旅行会社への見積もり・問い合わせが一括でできる無料サービス「タウンライフ旅さがし」があります。
さらに詳しく
個人手配で行く海外旅行の流れ
ではここから、海外旅行を個人手配する手順と流れを紹介していきます。
よりイメージしやすいように準備編〜現地滞在編〜帰国編に分けています。
大まかな順序はこの通り↓
個人手配の流れ |
【準備編】
[情報収集]
|
【準備編】
[予約]
|
【現地滞在編】
|
【帰国編】
帰宅 |
もちろんこの通りに進める必要は無く、できる所から進めて問題ありません。
まずはこの記事を最後までサラッと読み流して全体を把握してみてください。
詳しい手順
では、それぞれを詳しくみていきます。
ぼくが実際に使っている[サイト]や[サービス]、[旅の裏技]や[旅をお得にする方法]も紹介しているので、読むだけでも役に立つと思います。
【準備編】[情報収集]
やることリスト
- 行きたい国をピックアップ
- 旅行期間を考える
- 予算をイメージ
- フライトを調べる
- ホテルを調べる
- 旅行会社のツアーと比較する
- 現地の情報を調べる
行きたい国をピックアップ
まずは行きたい国をピックアップしましょう!
「絶対にこの国に行きたい!」と決まっている場合は次のステップです。
「どこに行こうか悩む、、、」
そんな場合はまず気になる2〜3ヶ国をピックアップしてみましょう!
ココがポイント
旅行の時期を考える
行先が決まったら次に「いつ行くか」ですよね。
仕事の都合、家族の予定なども踏まえて考えなければいけないのでここが1番悩みどころかもしれません。
人によっては行先よりも旅行時期が先に決まった状態で旅行を計画し始める場合もあるかもですね。
台湾や韓国なら2泊3日くらいでも行けますが、タイやマレーシアなどは最低3泊〜4泊くらいは欲しいところです。そして、ヨーロッパならそれ以上、、、。
最大何日なら確保できそうかを検討しましょう!
ちなみに
お盆やお正月・GWなどの連休は旅行会社のツアーなどもここぞとばかりに高値になりますよね。
日本人が「海外旅行は高い」というイメージを持ってしまうのはこの影響だと思います。
しかし!意外と忘れがちですが、「お盆」も「GW」も「お正月」も、日本限定の行事です。
ニューイヤーを祝うのは世界中どこでも同じですが、「正月の三ヶ日」や「12月28日で仕事納め」といった文化があるのは日本だけです。
「お盆休み」も「GW」も同じです。世界からみたら「なにそれ?」といった感じで、現地のお土産ショップの人からしたら「ん?ここ数日、日本人観客客が多いな、ラッキー。」としか感じていません。
なにが言いたいのかと言いますと、個人手配を上手く活用すれば「お盆休み」や「GW」や「お正月」でも驚くほど海外旅行が安くなる!ということです!
ココがポイント
予算をイメージする
海外旅行で1番重要視される項目が予算です。あらかじめ旅行にかける予算を考えておくことは重要です。
コツは、「これくらいで収まれば最高!」という理想の予算と、「ここまでならなんとか出せる!」という最大の予算をイメージしておくことです。
海外旅行で必要になる主な出費項目は以下の通りです。計画の参考にしてみてください。
参考
【海外旅行でかかる主な費用項目】
- 渡航費(主にフライト代)
- 宿泊費
- 食費
- 観光費
- 現地での交通費
- 通信費(レンタルWiFi費用)
- ビザ代
- 海外旅行保険費用
- お土産代
ココがポイント
行きたい国、行きたい時期、だいたいの予算を考えたら、次は「個人手配で旅行に行ったらいくらかかるのか」を調べます。
まずは1番お金のかかる[渡航費(フライト代)]と[ホテル]を調べます。
フライトを調べる
フライトの調べ方にはいろいろありますが、格安航空券検索が一発で見つけられるスカイスキャナーが便利です。
調べ方は簡単。
航空券検索の記入項目に
- 往復・片道・複数都市
- 出発地
- 目的地
- 出発日
- 現地出発日
- 座席種別および旅行者
を記入して検索するだけです。
ココがポイント
スカイスキャナーは目的地に「すべての場所」と入力して検索すると、世界中のフライトを一気に調べて安い順に教えてくれます!
【例】以下は2020年3月5日(木)〜3月8日(日)に東京成田空港出発の往復便を、目的地を「すべての場所」にして検索した結果です。
(表示されているのは往復の金額です。)
どうですか?土日を含む日程の往復便でこの値段なら安いのではないでしょうか。
ホテルを調べる
宿泊費も旅行の出費の大部分を占める出費になります。
しかし、実は宿泊費は1番変動させやすい出費でもあります。
例えば、リゾートでプライベートビーチ付きの高級ホテルに泊まってのんびりするような旅行にしたい場合は1泊3〜5万円くらいのホテルを選ぶこともできますし、
滞在中はとにかく外に出て観光・食べ歩きをメインにアクティブに動きたい場合は1泊3,000円〜5,000円くらいの最低限の設備が揃ったホテルを選ぶこともできます。
旅行会社が販売しているパッケージツアーはほぼ一方的にホテルが決められてしまいますので、
「もっとビーチに近い場所に泊まりたい!」
「町から少し遠くてもいいから安いホテルが良い!」
こういった希望も個人手配旅行なら叶えることができます。
ココがポイント
海外旅行の宿検索でおすすめは、世界最大の宿泊予約サイトであるBooking.comです。
Booking.comは安宿から高級ホテルまで取り扱っているので選択肢の幅が広いことと、たくさんのレビューが記載されていて宿選びの参考になることがポイント。
さらに、三井住友カードが発行する「Booking.comカード」と組み合わせて使うとめちゃくちゃ安くなります。
【参考記事】
現地の基本情報を知る
フライトとホテルの予算を見たら次は旅行先のあれこれを調べます。
今はネットで検索すれば山ほど情報が出てきます。
以下は、これを調べるとだいたいの費用や現地でやりたいことがイメージできる項目です。
調べたい項目
- ビザの要否(※)
- 治安情報(※)
- 予防接種の要否(※)
- 通貨(おおまかな物価)
- 行きたい観光地
- 観光パス・割引
- 名物・伝統料理
- 季節・服装
- 現地の交通手段と価格
- お土産
参考
(※)のついている3つは安全上の理由から絶対に調べておいた方がいい項目です。
参考になるサイトのURLを貼っておきます。
【ビザの要否】
⇒ビザの要否一覧(日本橋夢屋)
⇒査証(ビザ)について(外務省)
【治安情報】
⇒外務省海外安全ホームページ(外務省)
【予防接種の要否】
⇒海外渡航のためのワクチン(厚生労働省検疫所FORTH)
その他の項目に関しては、ネットの検索窓に「◯◯ 観光 基本情報」(◯◯は行きたい国名や都市名)と入れると分かりやすいサイトがたくさん見つかります。
ぼくがよく使うのは「地球の歩き方」の[各国情報]のページ。渡航先の基本情報が一気に分かります。
ココがポイント
経験からいうと、調べたことは簡単にメモを残しておくと◎!
旅行会社のツアーを比較する
さて、ここまでの情報収集の時点で個人手配で旅行した場合のだいたいの予算が分かります。
ここまで来たら、旅行代理店が販売しているパッケージツアーの価格と比べてみましょう。
比較対象にするのは大手旅行代理店で販売されている内容の似たようなツアーが良いと思います。
大手旅行代理店が販売しているの「航空券とホテルのみ予約!現地では完全フリープラン!」みたいなプランも結構安かったりするので要チェックです!
参考
ココがポイント
【準備編】[予約]
数社のパッケージツアーと比較してみた結果、個人手配の方がメリットがあると思えば予約開始です!
ピックアップしておいた航空券やホテルを予約していきましょう。
やることリスト
- ビザ申請(パスポート)
- 航空券
- ホテル
- 海外旅行保険
- 海外レンタルWiFi
- 支払い方法を検討
- 観光ツアー・チケット等の予約
- プラスα
ビザ申請(パスポート)
2019年現在、日本のパスポートを持っている人はビザ不要で入国できる国が190ヶ国もあります。
これは堂々の世界一位で、日本のパスポートは世界最強と言われています。(なのに日本人のパスポート保有率は23%くらいです。4人に1人しか持っていないんです。)
なので、日本人は海外旅行に行く時にビザのことをあまり気にしなくても大丈夫!(もちろん滞在可能日数など諸条件はあります。)
ただし、以下の国に渡航する場合はオンラインの渡航認証が必要なので忘れずに取得が必要です。
オンライン渡航認証が必要な国
- アメリカ(ESTA)
- カナダ(eTA)
- オーストラリア(ETA)
- ニュージーランド(NZeTA)
- ※2021年からはEUでも必要になります(ETIAS)
航空券
航空券の予約の時に気にするのはLCC(格安航空)かどうかです。
というのも、LCCの場合は基本のフライト料金に預入荷物が含まれていなかったり、座席指定が有料だったりします。それを知らずに当日のチェックイン時に預入荷物の料金を支払うと高くなってしまうので注意が必要です。
スカイスキャナーの「価格順」で表示されるフライトは安い順だとLCCが多いです。
フルサービスキャリア(日本でいうANAやJAL)であれば、基本のフライト料金は高くなりますが手厚いサービスが受けられます。
ちなみに、予約時にパスポート番号の記入を求められる場合が多いので手元に用意しておきましょう。
ホテル
ホテルの予約は簡単にできます。国内旅行でホテル予約をする時と同じ感覚で希望の日程、希望の部屋を選択して予約を進めて行きましょう。
ホテル選びのポイントは、
- ホテルのエリア
- WiFiの有無
- 口コミ
ですね。
それ以外の条件は予算や旅行スタイルに合わせて選びましょう!
海外ホテルの掲載数や口コミの量が多くて探しやすいのは世界最大の宿泊予約サイト「Booking.com」です。ぼくも使ってます。
海外旅行保険を申請
予約が進んできた段階で海外旅行保険に加入しましょう!これは絶対に必要です。
旅行中に事故に巻き込まれてしまったり、食あたりなどで体調を崩して医療機関を受診する場面は誰にでも起こり得ます。海外は日本とは比べ物にならないくらい医療費が高額な国が多いでので対策は必要です。
今はインターネットを使って簡単に海外旅行保険に加入することができますよ。
有名なのは「損保ジャパン興亜損保」や「ソニー損保」ですね。
また、
あまり知られていませんがクレジットカードには海外旅行保険が付帯しているものがあります。
海外旅行の期間が3ヶ月以内なら、クレジットカード付帯の海外旅行保険を組み合わせることで万が一の時に必要な金額をカバーできることがほとんどです。
【参考記事】
-
【留学・海外旅行】"実際に役立ったクレジットカード"を厳選して紹介!裏技も公開!
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海外レンタルWiFiを予約
旅行の予定が決まったら海外旅行用のレンタルWiFiは早めに予約しておきましょう。
現代の旅行は「インターネット無しには成り立たない」と言ってもいいくらいネットの重要性が増しています。
正確に言うと、「現地でレンタルWiFiがなくても海外旅行はできますが、レンタルWiFiがあれば海外旅行の快適さや楽しさが数倍になる」ということです。
出発当日に空港で借りることもできますが繁忙期などは在庫がない場合もあるそうなので早め予約は必須です!
【参考記事】
支払い方法を検討
日本はまだまだ現金文化ですが、海外はどんどん[キャッシュレス化]が進んでいます。
発展途上国のローカルマーケットなどではまだまだ現金が主流ですが、ヨーロッパではクレジットカードがあればほとんどの支払いができてしまいます。
実際に、ぼくはヨーロッパ旅行の際には現金を一度も使うことなくオールクレジットカードで過ごしたことも何度かあります。(デンマーク、ハンガリー、オーストリアなど)
海外旅行の支払い方法で圧倒的にオススメなのはクレジットカードです。安全上の理由もありますし、ポイントが貯まったり、海外旅行保険が付帯していたりと、現金よりもメリットが多いです。
現金が必要な場合も、空港やホテルの換金所を使うより、クレジットカードを使って海外のATMで現地通貨を引き出した方がレートが良い場合がほとんどなので、次回の海外旅行で挑戦してみてください!
【参考記事】
-
【留学・海外旅行】"実際に役立ったクレジットカード"を厳選して紹介!裏技も公開!
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観光ツアー・チケット等の予約
これはぼくの苦い経験からも言えることなのですが、旅行先で絶対に行きたい場所や食べたい物がある場合、予約が可能であれば絶対に早めに予約を取っておきましょう!
個人手配の旅行をより一層素敵なものするために、サボってはいけないポイントです。
ぼくの苦い経験を紹介しますと、
イギリスのロンドン郊外に、ハリーポッターの撮影スタジオがあるんです。ワーナーブラザーズのスタジオなんですが、ここ(当たり前ですが)大人気の観光施設なので事前予約が必須なんですよね。
しかし、ぼくが予約が必要だという事実を知ったのは、「明日はハリーポッターのスタジオツアー行くぞー!!」とプランを組んで意気込んでいた前日の夜でした。
予習のためにハリーポッタースタジオを紹介しているブログやサイトを見ていたら、「予約が必要です」と。当然、前日に空きを調べても予約でいっぱい、、、。
あの時の落ち込みぶりったら半端なかったですね。
完全にぼくの凡ミスなんですが、その時ばかりは机の引き出しからドラえもん出て来ないかなって本気で思いました。
と、いうわけで、観光ツアーやチケット予約等が必要な場合は早めに予約するのがオススメです。
観光ツアーの日本語検索・予約は「トリップアドバイザー(TripAdvisor)」か「ベルトラ(VELTRA)」を見てみましょう。
プラスα(プライオリティ・パスの取得)
この項目はプラスアルファ、つまり、個人手配の海外旅行をより優雅で快適なものにするための方法になります。
その方法とは[プライオリティ・パス]を手に入れることです。
プライオリティ・パスとは
世界中の提携空港ラウンジが使える会員制プログラムです。
このカードを持っていれば世界中の空港で、出発前に一般ロビーの喧騒から離れてゆったりした空間で、
- フリードリンク(アルコール含む)
- 食事無料
- シャワー
- 無料インターネット
などのサービスが受けられる空港ラウンジを利用できます。
個人手配では、航空券を安くするために乗り継ぎ時間の長いフライトや深夜便・早朝便になることもしばしばです。
そんな時にも空港ラウンジが使えれば、フライトの待ち時間すらも快適になります。
【参考記事】
-
【海外旅行をもっと優雅に】世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」をお得に手に入れる方法
続きを見る
【現地編】
出発
出発当日は余裕を持って空港に向かいます。
チェックインカウンターが開く時間を目標に空港に向かうと、何か予定外のことが起きても対応できると思います。
プライオリティ・パスを待っている場合はラウンジでのんびり過ごせるので早く着いても問題ありません。ラウンジでは、出発前に日々の喧騒から離れて優雅な旅行気分に浸ることができます。
現地到着後
現地の空港に着いてまずすることは2つです。
- 現金を入手する
- インターネットに繋ぐ
現金は空港にあるATMでクレジットカードを使ってキャッシングしましょう。両替所で交換するよりレートが安くなります。安全面でも空港が安心です。
キャッシングする金額は少なめにするのがコツです(海外で現金を大量に持ち歩くのは危険。足りなくなればまた降ろせば大丈夫。)
次に、事前にレンタルした、レンタルWiFi端末がちゃんと使えるか確認しましょう。
現金とインターネットを手に入れたあなたはほぼ無敵です。
そこからは計画していた通りにホテルに向かって荷物を預けるもよし、そのまま観光地に直行するもよし。
- 買い物をする
- 食べ歩きをする
- 観光地を巡る
- 現地ツアーに参加する
思いきり楽しみましょう!
トラブルの時
トラブルは注意をしていても起きる時には起きてしまいます。
そんな場合に備えて、あらかじめできることはしておくといいでしょう。
緊急時に慌てないために予めできること
- パスポートのコピー
- クレジットカード番号の控えと紛失時の緊急連絡先の控え
- 海外旅行保険の補償を受ける際の連絡先
- 現地日本大使館の連絡先調べ(最終手段)
トラブルを極力避けるために
個人手配旅行の場合、「現地で何か困ったことが起きたらどうしよう」と思うかもしれません。
しかし現代はインターネットが世界中に張り巡らされ、テクノロジーも進化しています。
自分の経験からも断言できますが、普段使っているスマホが海外旅行中にインターネットに繋がれば、困りごとのほとんどは一瞬で解決します。
- 道が分からない(→地図アプリ)
- レストランのメニューが読めない(→翻訳アプリ)
- 通貨計算が分からない(→通貨換算アプリ)
また、海外にいる時にいつでもインターネットが使えれば日本にいる家族や友人に素敵な景色をすぐに共有できたり、連絡もすぐに取ることができます。
海外旅行中にいつでもWIFIが使えるようにするにはレンタルWiFiがおすすめです。費用も驚くほど安いので、旅行期間中もあなたをサポートしてくれます!
今やレンタルWiFiや現地SIMを使って海外旅行中にネット環境を持つことは当たり前の時代になっています。
【参考記事】
【帰国編】
予定の期間を過ごしたら帰国です。
帰国の際に気をつけることといえば、お土産を買い過ぎてカバンに入りきらなくなることくらいですかね。
LCC(格安航空)だと預け荷物の重さ制限に厳しかったりするので、航空券購入時にあらかじめ予想して25kg〜30kgの預け荷物をつけておくと安心だと思います。
こんな場面に役立つ便利グッズは[携帯できる測り]と[トラベルバッグ]です。
【参考】
帰宅
空港に着いたらレンタルWiFiの端末を返却しましょう。空港で返却できることが多いので忘れずに返却します。
お土産で荷物が重たくなってしまった場合は、クレジットカードに付帯している無料宅配サービスを利用するのも良いかもしれません。(楽天プレミアムカードの【トラベルコース】参照)
個人手配の場合、思わぬトラブルなども起こるかもしれませんが、ケガや事故に巻き込まれることなく素敵な思い出と共に帰宅できたらなによりです!
個人手配の海外旅行を楽しむコツ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
さいごに、ぼくも普段から意識している"個人手配の海外旅行を楽しむコツ"を2つだけ紹介します。
準備から楽しむ
1つは、[準備から楽しむこと]です。
この記事を読んでみて
「個人手配ってやること多いなぁ」
「大変そうだなぁ」
と思ったかもしれませんが、逆に考えてみてください。
これらのことをやるだけで、安く・思い通りのプランで海外を楽しめるんです。
嫌いなことのために作業をする訳ではありません。海外旅行という好きなことのためにやる作業ですから、やり始めれば絶対楽しくなってくると思います。
もちろん最初は手こずるかもしれませんが、自転車の乗り方と同じで一度感覚を覚えたら次からは余裕です。
旅行を一から作り上げることで、いつものパッケージ観光ツアーとは違った充実感も味わうことができますよ!
ずっと使えるスキルなのでぜひ一度挑戦してみてください。
"起こることを楽しむ"と決める
もう一つは["起こることを楽しむ"と決める]です。
これは旅行に出発してからの話です。
海外旅行では、はじめての場所、普段聴き慣れない言語が聞こえてくる場所に行くわけですから、予定外のことがたくさん起きると思います。
予定通りに行かなかったり、思っていたことと違ったり。電車のチケット1つ買うのに苦労してしまうかもしれません。
そんな時は、期待していた分ガッカリしてしまいそうになりますが、そんなイレギュラーが起こった時こそ楽しみがいがあります。
普段出来ない経験が出来るって貴重な経験ですからね。経験値が上がればスケジュールの組み方や予約の要領もどんどん良くなります。
ぼく自身、個人手配で海外に行く時には
「綿密に計画を立てても思い通りにいかないことは絶対に起こる。だから起こることを楽しむ」
と決めてから出発するようにしています。
旅行先で思わぬことが起こった時にイライラするのはもったいないです。「この状況をどうすれば楽しめるか」を考えてみてください♪♪
まとめ
今回は、個人手配で海外旅行に行きたい人のために、世界30カ国以上を個人手配で旅行した経験者のあるぼくが、個人手配の手順と手続きの基本を紹介しました。
不足している情報は随時更新していきます。
ボリュームある記事になりましたが最後まで読んでくださってありがとうございました。
最後にもう一度、"個人手配の流れ"を乗せておきます。
個人手配の流れ |
【準備編】
[情報収集]
|
【準備編】
[予約]
|
【現地滞在編】
|
【帰国編】
帰宅 |
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今回の記事を読んで「個人手配って大変そうだな」「そんなに時間が取れなさそう」と思った場合は、記事前半でも紹介した無料で使える海外旅行プラン一括依頼サービス「タウンライフたびさがし」で海外旅行のプランを一括比較するのがオススメです。
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