この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
移動日
2016年3月5日、いよいよ楽しみにしていたヒマラヤトレッキングが始まる。
朝6時半、ガイドのサンタさんが宿まで迎えに来てくれた。
バス停まで2人で歩き、ツーリストバスに乗り込む。今日はヒマラヤトレッキングの拠点となるポカラという街までバスで移動するらしい。
今日はポカラに移動するだけの移動日で、実際に山に入るのは明日からだと聞いていた。
そしてなんとその日は渋滞も重なって、ポカラの街に着いたのは約8時間後。結構な長旅になった。
今日は移動日だったので、ポカラに街に着いて夜ご飯を食べてすぐに就寝した。
、、、っとここまでサラっと書いたが、
バスは狭いし、道中は道路がガタガタでめちゃくちゃ揺れるし、山道で異様な距離渋滞しているし、なかなか過酷な移動だった。
平らな道をずっと行くのかと思っていましたが、さすが山岳国のネパール、ポカラまでの移動中はほぼ山道で、しかもバスは結構なスピードを出して行くもんだから、右に揺れ、左に揺れで大変大変。
バスに乗ってただけなのに、結構な疲労感(笑)
お昼ご飯は途中で食べた
ネパールではイモとマメがメイン。
途中の休憩所では果物も売っていた。
トレッキングの概要
今日は移動のみで特に書くこともないので、ここでぼくが参加したヒマラヤのトレッキングツアーのことを簡単に書いておこうと思う。
まずはじめに、とても勘違いされやすい所だが、ヒマラヤトレッキングと言っても、誰でも知っているあの有名な世界最高峰の山、エベレストを見に行くトレッキングではない。
ぼくも最初は、「ネパールでトレッキングに行くならエベレストでしょ」と思っていたのだが、
いざ話を聞いてみると、エベレスト方面は時間もお金もかかるそうで、もしトレッキングで見に行っても、ぼくの用意している日程だと遠〜くからエベレストが見えるところまでしか行けないと言われ、しかも費用も他のエリアより高いと言われてしまった。
というわけで今回は断念。
世界最高峰の山、実際にこの目で見たかったけど今回は見送ることにしてカトマンズの空港にあった看板で我慢。笑
というわけで、ぼくが向かったのはアンナプルナというエリア。
「アンナプルナ」は山の名前で標高が8,091m、世界で10番目に高い山である。
その周辺をアンナプルナエリアといって、ネパールのトレッキングコースの中では初心者向けの道のりで景色も良いことから人気が高い!!
ということをツアー会社の人に聞いたのだ。
他にもいくつか候補のエリアの話を聞いた上で、「じゃあそこ(アンナプルナ)でっ!!」っとその場で決めてしまった。
今回目指すは、アンナプルナ•ベース•キャンプ(通称ABC)と呼ばれる、標高4,130mの地点です。
標高5,000m以上の地点になると必要な装備と日数が増えてしまうし、難度が高いので今のぼくにはとても挑戦できません(笑)
全行程は12日間。
初日と最終日はバスでの移動日なので、山にいるのは実質10日間の予定である。(の予定だったのだが、数日後に下山コースを変えたので結局山に入っていたのは8日間だった。)
メンバーはぼくと現地山岳ガイドが1人、ポーター(荷物持ちさん)は雇わなかったため合計で2人での山行になる。
出発時は
「家族以外の人で、誰かと12日間(しかも24時間)も一緒にいるなんて今までなかったな」
「しかも昨日会ったばかりのネパール人と」
なんて不安もあったのが正直なところ(笑)
でも実際はそんな心配は全然無用で、山岳ガイドのサンタさん、いろいろ面白くてすぐ仲良くなることができた(とぼくは思っている笑)
右がぼく、左がガイドのサンタさんです。
荷物量の差
ここからは、ガイドのサンタさんの話。
カトマンズから出発の朝、ガイドのサンタさんがぼくの泊まっている宿まで迎えに来てくれたのだが、あの時の衝撃は忘れられない。
12日間も山に入るというのに、サンタさんの荷物の少なさ!!!!
左がぼくのバックパック、右がサンタさんの荷物である。
ピクニックの荷物量やないか!!!笑
12日間移動しながら生活するんです。しかもなんでも揃っている街でじゃなく、いろいろと不便でさらに天候の変化も激しくて、標高も富士山より高い場所に何日も行くわけで、、、
朝、サンタさんがこのバックパックを背負って現れたときは思わず、「え、サンタさん今からどこ行くの!?他の荷物はどこかに置いてあるの!?」って聞いちゃったくらい。
しかもサンタさんの荷物、その小ささだけでなく、指1本で持ち上げられるくらい軽かった。
ぼくはとても指一本じゃ無理な重さ(測ったら15キロくらいあった)。
その時点では、
まぁ、ぼくが荷物多すぎるのかもしれないし、サンタさんは資格を持ったガイドだから、洗練された本当に必要な道具のみを持ってきているんだろうという感心もあった。
でもトレッキングが始まって一緒に行動するにつれて、
サンタさんが、
山に慣れているのか
山をナメているのか笑
疑問を抱く場面がなんども訪れることになる(笑)
というわけで、今回のアジア旅2大イベントの一つ、
ネパールのヒマラヤトレッキングスタートです。
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保育士のアジア旅2016Day28@ネパール【トレッキング2日目[壮絶な登り]】
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