この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
アンコールワットの夜明け
カンボジアのシェムリアップに来て、今日はまだ2日目だが、なんとシェムリアップ最終日でもある。ちょっと駆け足な予定を組んでしまった(笑)
こんなに良い人、良い宿に出会うならもう少し滞在予定を延ばせば良かったと思いながら、それが旅の醍醐味なのかもしれないと自分に言い聞かす。
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保育士のアジア旅2016Day18-2@カンボジア【宿主の優しさに感動】
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まぁ、なんやかんや、行きたいとこは行けているから問題無しとしよう。
さて、今日は世界遺産アンコールワットで日の出を見るために、朝5時に宿を出発する。
、、、はずが、
ちょっと寝坊してしまい、起きたのが朝4時50分だった。
出勤前でもそうだが、寝坊してしまった時のあの焦り、大嫌い。
目が覚めた瞬間の、身体中に「ヤバい!!!」って電気信号が駆け巡るあの感じ、焦ってしまう。
ぼくは一瞬で考えた。今どこにいて、今からどこへ行くのか。
場所はカンボジアのシェムリアップの安宿のベッドの上。世界遺産アンコールワットの日の出を見に行くのだ。
「日の出はぼくを待ってくれない」
そう思って速攻で準備して宿のロビーに降りると、昨日知り合ったトゥクトゥクドライバーであるルームさんが待っていてくれた。
集合時間を5分ほど遅れたぼくに、ちょっとだけ日本語が話せるルームさんがかけてきた言葉は、
「サムイネ。アト、ネムイヨ」
早起きしてくれてありがとよっ!!
あいさつもそこそこに、すぐにトゥクトゥクに乗り込み出発。
ちなみに、まだ日が昇る前の暗い中で最初は気がつかなかったのだが、
今日のルームさんが着てたジャージ、
日本人のぼくを意識して着てきてくれたのかな。
ルームさんの今日のやる気が伝わってくる。笑
まだ暗いなかアンコールワット付近は大混雑。
アンコールワットに着くとルームさんはぼくを下ろしてトゥクトゥクの駐車場へ消えていく。ぼくはひとり歩いてアンコールワットの敷地内へ。
昨日明るいうちに来ていたので、撮影スポットへとテクテク歩く。
ぼくが着いたのは5時半頃だったが、もうすでに結構な人がいて空が明るくなるのを待ちわびていた。アンコールワットの日の出ってなかなか有名らしいですから。
でも自然のことだから天気は運任せ。「せっかく行ったけど雨だった」「曇ってた」とかなんていう情報をネット上でよく見る。
さて、今日はどうかと気になっていたが、行く途中で空を見上げたら星空が広がっていたので今日は綺麗な朝日が見れるだろうと勝手に安心していました。
そしていよいよ
空が少しずつ明るくなってきた。
ぼくは、日の出は日が出る少し前から直前くらいの空が好きなので、今回もそこばかり狙ってシャターを押した。
池に映った鏡張りのアンコールワットがなんとも綺麗。
これがその時撮った写真でぼくが1番好きな色合いだ。
そして、明るくなってからの池の周りの様子はこんな感じ。
アンコールワットで近くのガイドさんが話してるのチラッと聞いたのだが、アンコールワットに来る観光客の国籍は、
1位 中国
2位 韓国
3位 日本
らしい。
たしかにアンコールワットは中国語や韓国語を話してる人たちが多かった。
やっぱり世界中どこにいっても中国人はいるのだ。
大周りルート観光
アンコールワットでの朝焼けを堪能したあとは、昨日行かなかった定番観光ルート、ビッグルート(日本では大周りルートと紹介される)と呼ばれる遺跡巡りに出発した。
はっきとした数を覚えていないが5ヶ所くらい連れてってもらったかな。
木の根が塀を覆っていたり
生贄の祭壇??と思う遺跡があったり
光が神秘的だったり
無線機のアンテナが異様に長い警備員がいたり、
シェムリアップの遺跡群も人の手で作られたことに感心するばかりだった。
カフェでのんびり
というわけで、大周りルートを案内してもらったあとは、ルームさんに宿まで送ってもらい、そこでルームさんと別れを告げました。
さよならルームさん、また会う日まで。
ルームさんにはフェイスブックのアカウントを教えてもらったので、今でも連絡取れるのだ。またシェムリアップに行った時はルームさんに案内をお願いしたいものです。
そのあとはカフェでのんびり過ごした。
夜ご飯は地元の人が行くご飯屋へ。
調子に乗ってたくさん頼んだが、全部おいしかった!!
おまけ
ぼくがシェムリアップを出て2日後にフェイスブックを通してルームさんからメッセージが来た。
「知り合いでシェムリアップに来る人がいたら、俺に連絡取ってくれるよう伝えてくれ」
って携帯電話の番号と一緒に。
この商売上手めっ!!笑
シェムリアップに行く際には、ぜひルームさんを探して見て欲しい。
さて、明日はシェムリアップを出発し、カンボジアの秘境??知る人ぞ知るビーチリゾートを目指す。そのリゾートは離島にあるらしい。
その離島は、カンボジアに海があることすら知らず「綺麗とは言っても、実際たいしたことないでしょ」とちょっとバカにしていた当時のぼくを蹴り上げたくなるくらいに最強のリゾートだった。
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