この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
映画館で映画を観る
予定していた観光が早く終わったため、ジャイプルの映画館でインド映画を観ることになった。
もちろんは映画はヒンディー語。でも映画って物語だし、なんとなく分かるかなって思いながら見ることに。
ジャイプルの映画館は日本のシネコンのようにスクリーンがたくさんあるわけではないので、見る映画は選べず、その時に上映している映画になる。
ぼくが訪れた時はこれだった。
マハラジャやサリーを来た女性がたくさん歌って踊る感じのやつを期待していたのだけど、結構ドラマな感じ。
チケットを買う
外国の映画館に行くと日本との違いをいろいろ楽しめる。インドの映画、チケットはいくらだと思う??
日本だと大人の普通料金が1,800円するが、インドでは、
- BOX(プレミアム)→400ルピー(約670円)
- BOX → 300ルピー(約500円)
- スタンダード → 170ルピー(約280円)
だった。
なんと1番良い席でも670円。
じゃあそれにしてみようということで、BOX(プレミアム)の席を購入することに。
チケット売り場の列に並ぶぼく。
インド人、普段は意外と地味な色。しかもみんなYシャツをしている。ぼくだけ観光客感丸出し(笑)
館内に入る
映画館に入ると、内装が思ったよりも豪華で驚いた。
床も絨毯になっていて、ちゃんとした劇場といった感じです。
インド人も館内で写真を撮り合っていた。インド人にとって映画という娯楽は"非日常"空間なのかな。
スタンダード席の入り口とプレミアム席の入り口は別にあり、プレミアム席の待合ホールは少し豪華でくつろげる空間だった。
スタンダード席と230ルピーの差でこんな豪華な場所に入れるのかって思ったのだが、考えてみればプレミアム席の値段400ルピーといえば、インドなら2回〜3回ご飯が食べられる金額だ。
日本でいえばこの席って5,000円くらいの価値があるんだろうな。
日本で暮らしていて、映画見るのに1回5,000円の席で観るか1,800円の席で観るかって言われたら、ぼくなら1,800円の方を選ぶなぁ。
そんなことを考えながら開場時間になって中に入ると、席もフッカフカのソファみたいな椅子で、スクリーンが正面に見えるめちゃくちゃ良い席だった。
BOXシートってなっていたから個室なのかと思ったけど、プレミアムの人たちだけが固まってるっていう意味のBOXだった。
映画の内容は、、、??
肝心の映画だが、案の定、ぼくがイメージしていたサリーを着た女の人たちとマハラジャの服を着た男の人たちが歌って踊ってといった映画ではなく、
4人家族のそれぞれが悩みや問題を抱えてお互いがぶつかり合って崩壊していくんだけど、最後には仲直りして終わるというストーリー重視の内容で、
ヒンディー語のわからないぼくは家族がどんな内容で口論しているのかわからず、「あーケンカしてんなぁ」「あー今重要なこと話しているんだろうなぁ」と思うことしかできなかった(笑)
やっぱり「言葉がわかる」って大切です(笑)
貴重な体験になった
今回観た映画は約3時間。ハリウッドムービーに比べると長いなぁと感じるが、これはインド映画では普通の長さらしい。5時間とか6時間の映画も結構あるらしい(笑)
だから映画の途中で15分ほどの休憩が何回も入るのもインドの映画では当たり前のことだそう。
インドでは年間1000本以上も映画が製作されているだけあって、上映中の観客の盛り上がり方などもインド人の映画好きがよく伝わってきた。
ただ終始気になったのは、
劇場内になぜか野生のハトが2羽入り込んでいてちょくちょく画面を横切ること。
男女が口論するシリアスなシーンで「平和の象徴」であるハトがパタパタパタって俳優の顔の辺りを飛んでいく様子はなかなか面白かった。笑
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保育士のアジア旅2016Day44@インド【タージマハルの美しさ】
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