この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
史上最強の朝ごはん
おはようございますっ!!
インドの4つ星ホテルで迎える最高の朝だ。
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保育士のアジア旅2016Day42@インド【1泊2万円のホテルに3,500円で泊まれた話】
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今回のアジア旅では宿は基本的に安宿で、知らない人と相部屋だったり、不衛生な部屋でダニや気持ち悪い系の虫などの不安を抱えながら寝ることが多かったのだが、この宿に限ってはその心配なくグッスリ眠ることができた。
そして、今回このホテルに泊まって1番嬉しかったこと。それは朝ごはん!!
高級感漂うレストランに入ると、洋風の料理がズラリと並んでいる。
インドの料理(とくに辛いもの)にすでに白旗を振っているぼくには、この洋風の朝食が最高の嬉しかった。
ベーコンなんてインドに来て初めて見たよ。
パイナップルやオレンジなどのフルーツも、屋台で売っているのは衛生面が怖くて食べられないため、インドに来てから初めて食べた。
インドに来てからほんとに辛いカレーとナンばかりだったから、朝ごはん食べながら涙が出そうだった(笑)
「明日もここで朝ごはんが食べられる」、そう思うだけで今日も1日頑張れそうだ!
ぼくはインドに何しにきたのだろう(笑)
ドライバーが増えた
おいしい朝ごはんに癒されたあとはドライバーのアジャユの運転する車に乗ってジャイプール観光へ。
朝、予定の時間通りにアジャユが迎えにきてくれた。アジャユ(25歳)はまだ若いということもあって、歳いったドライバーと違って時間にはしっかりしている。インドは本当に時間にルーズな国だから、タイトな時間管理に慣れている日本人のぼくにはありがたい。
最初の目的地に向かう途中、アジャユから「同じ会社のドライバーが車が故障して移動手段に困ってるみたいなんだけど、一緒にアーグラまで乗っていってもいいかな??」って相談があり、ぼくたちが了承すると、その15分後くらいにその人が車に乗り込んできた。
専属ドライバーが増えた(笑)
4人になったぼくたちはこの日最初の観光地、アンベール城へと到着した。
アンベール城とエレファントライド
アンベール城は約400年前にこの地に栄えた王朝のお城だそうです。
城へ行くためには歩くこともできるのだが、なんと象に乗って行くこともできる。
もちろん有料(片道1,500円くらい)で、めちゃくちゃ観光地プライスなのだが、ぼくちはデリーでツアーを申し込んだ時、サミュエルが「エレファントライドもサービスで付けといてあげるよ」と言ってくれたので、その場でお金を払うことなく象に乗ることができた。
生まれて初めて象に乗った!!
が、!!!!
超揺れる!!
鼻を振るたびにツバみたいなのが飛んでくる!!
ゾウさん結構くさい!!
見事な不快3拍子を乗り越えて、初のエレファントライドを楽んだ。笑
象って近くでみるとめちゃくちゃデカいんですね。
乗ってみると4m以上の高さになるし。
日本だと動物園に行けばゾウを見ることはできるが乗ることはできないので、良い経験になった。
アンベール城
アンベール城は、それはそれは綺麗な装飾と広大な面積を持ったお城だった。
入場料で500ルピーが必要になる。
建物の中は迷路のような細い通路が張り巡らされていて、案内表示とかもないから何回も同じところグルグルグルグル。本当に広い。
財宝や武器を隠す隠し部屋とかもあって探検してるみたいで面白かったな。
この写真、正面にしか行けないように見えるが実は左の陰になっている場所にも薄暗い階段があって財宝が隠してあった部屋へと続いていた。
他にも町を見下ろすテラスがあったり、
きれいに手入れされた中庭があって
ふとみると黄色いサリーに身を包んだ女性が花に水をあげていたから
「絵になるなぁ」と思って写真を撮っていたら
「写真撮るなら金くれ」と撮影料を請求された
これ海外の観光地では普通にあること。
日本人にはあまり無い感覚だけど、海外はこれが普通だったりする。
日本は、あからさまにお金を求めるのははしたないみたいな感覚を持っていたり、単純に言うことができなかったりする国民性を持ち合わせているのだなぁと改めて実感する。
アンベール城内には働いている人たちに食事を作るために使われていた大きな鍋も置いてあった。
いったいこれで何百人分のカレーができるんだろう、、、
内装もめちゃくちゃ細かくて、これも絵ではなく1枚1枚小さなタイルが埋められている。
歩き回っていても全然興味が尽きなくて、たくさん写真も撮って大満足のアンベール城だった。
シティパレスとジャンタルマンタ
アンベール城をあとにしたぼくたちは、次の目的地、シティパレスとジャンタルマンタに向かった。
パレスというのは宮殿という意味で、期待していたのだがシティパレスは先ほどのアンベール城に比べると迫力がなくて「ああ、お金持ちがここに住んでいたんだなぁ」くらいの薄い印象で終わった。
入場料の400ルピーはちょっと高いなと思ってしまった。
でも、通りすがりに有名なやつを見ることができた!
これぞThe・インド!?
コブラとコブラ使いである。
この時、ぼくと友達のアイはコブラ使いの隣に座らされているスーパーハンサムが気になってコブラに集中できなかったのを覚えている。
その次はジャンタルマンタ。
ジャンタルマンタには太陽を利用して季節や時間を計るいわゆる「日時計」がある。フラッと連れてこられちゃったが、なんとここ世界遺産だそう。入場料は200ルピー。
中に入ると大小さまざまな不思議な形の建造物がたくさん。
これ太陽が当たる位置で季節や星の位置がわかるようになっているそうで。
どうやって測量して作ったんだろうって疑問ばかり浮かびます。
今も昔も天文学はすごいんだ。
これがジャンタルマンタで一番大きな日時計。
てっぺんまで上がってみたかったけど、残念ながら立ち入り禁止(笑)
近くでみるとめちゃくちゃ正確にメモリも刻んであった。
大昔に石にこれだけ正確にシルシを刻める技術があったことに感動。
これも日時計だった。
イギリスのスーンヘンジみたいだなと思った。イギリス行ったことないけれど(笑)
モンキーテンプル
次はモンキーテンプルと呼ばれている寺院へ!!
ジャイプールの町の外れの山の上にあるモンキーテンプル。麓までは車でいけるけどそこからは歩かなければいけません。
車を降りて歩く。
車を降りてすぐのところから、周りを見渡せば猿さるサル。
さすがモンキーテンプル。
でも、歩いていると、周りを見渡せば猿ぶたヤギ。
いろんな動物が道をかっ歩している、それがインド。みんな仲良し。笑
人も、サルも、ヤギも、共存しているのだな。
ッッ!!!!!!?????
いろんな人がいる。それがインド。みんな仲良し(笑)
モンキーテンプルからはジャイプルの街が一望できて綺麗だった。
町の反対側には要塞も見える。
頂上の寺院みたいな所には2人のヒッピーもいた。
インドで映画を観よう!!
モンキーテンプルを見終えたところで今日予定していた観光予定は終了、、、、
だったが、時間はまだ午後2時くらい。
他にできることないかなぁと考えた結果、映画を観ることにした。
海外の映画館で観ることも中々ないから、結構好きだ。(フィリピンやシドニーの映画館で見たことがあるのだけど、それぞれ国柄があって面白かった。)
そしてインドといえば、年間1000本以上製作されているというボリウッド(ボンベイ)が有名。なんとハリウッドのあるアメリカの年間映画製作本数が600〜700本を越える映画大国なのだ。
歌って踊るミュージカル調のインド映画、滞在中に1回は観ようと思っていたのでこんなに早い段階で観ることになって嬉しい限り。
そんなインド映画のことは次の記事で書きたいと思います。
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保育士のアジア旅2016Day43-2@インド【これぞボリウッド!?インドで映画を観る】
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