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【朝のバタバタ解消】子どもが朝ごはんをしっかり食べるようになるコツ

かんかん

今回は、子どもの朝ごはんについてのお話です。

以前「子どもには、どんなおやつが良いのか」という記事を書きました。

【意外と知らない】子どもにとっての「良いおやつ」ってどんなもの?

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その中にも書いたように、子どもは1日に必要な栄養を3回(朝・昼・晩)の食事ではまかなえないのでおやつが必要になるわけですが、現代ではなんと、朝ごはんをしっかり食べていない子どもや量が十分ではない子が一定数いることが分かっています。

おやつの有無以前に、1日3回の食事すら取れていない状況があるとは!

しかし、子どもたちにとって朝ごはんの存在は必要不可欠です。

体の成長のためにも、1日を機嫌よく過ごすためにも、朝ごはんは絶対に食べた方がいいのです。

「それは分かっているんだけど朝はどうしても時間が、、、」

今回は、そんな悩みを持つ方向けに「子どもに朝ごはんをしっかり食べさせるためのコツ」も紹介します。

朝ごはんを食べるメリット

子どもたちが朝ごはんをしっかり食べることは、おそらくあなたが想像しているよりも遥かに大きなメリットがあります。

朝ごはんをしっかり食べることのメリット

  • 脳と体が活動的になり学習効率が上がる
  • 幸せホルモンが分泌されることで精神が安定する

脳と体が活動的になり学習効率が上がる

朝起きた時というのは、体は省エネモードです。

動きも鈍く、脳もボーッとしています。

そこで脳のエネルギーになる「ブドウ糖(パンやご飯)」を朝ごはんに食べる必要があります。

すると脳が目覚めるので、午前中の活動が活発になるのです。

逆に朝ごはんを食べないと午前中にボーッとしてしまったりして怪我にも繋がりやすくなります。

幸せホルモンが分泌されることで精神が安定する

朝食を食べる時によく噛むことで「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンが分泌されます。

セロトニンは精神を落ち着かせる神経伝達物質で、これが不足すると気分が落ち込んだり、寝つきが悪くなったりします。朝ごはんをしっかり噛んで食べれば、脳内で「幸せホルモン」の分泌が活性化します。(『子育てベスト100』)

セロトニンの量は夜の睡眠の質にも影響を与えると言われているので、夜なかなか寝付けない理由が朝ごはんの段階から影響していることを考えると奥深いですね。

 

朝ごはんをしっかり食べるためのコツ

朝ごはんを食べるメリットが分かったところで、次は、忙しい朝の時間帯にどうすれば子どもに朝ご飯をしっかり食べさせることが出来るのかについてです。

ポイントは3つあります。

朝ご飯をしっかり食べるコツ

  1. 起きる時間を30分早める
  2. 朝食メニューをパターン化する
  3. テレビやタブレットをやめて音楽にする

1.起きる時間を30分早める

なぜ朝バタバタしてしまうのかという理由は明確で、

  • 「もっと寝ていたい」
  • でも「家を出なければいけない時間が決まっている」

の2点です。

その証拠に予定のない休日の朝は平日ほどバタバタしないと思います。

となれば解決方法で1番効果があるのは、早く起きることです。これしかありません。

そうすれば朝食の時間、着替えの時間にもっと余裕が作れます。

「睡眠時間が削られてしまう!」

という問題は、早く寝ることで解決しましょう。

 

現代の子どもは大人のライフスタイルに合わせて遅寝になりがちです。

しかし朝早起きをすると夜には自然と眠たくなるので生活リズムも良くなります。

早起きは一石二鳥以上の効果があります。

2.朝食メニューをパターン化する

忙しい朝の時間を少しでも有効に使ってしっかり朝ごはんを食べられるようにするには、メニューをパターン化しておくことがオススメ。

パターン化と言ってもさすがに「スニッカーズとポテチとジュース」のようなアメリカのティーンエイジャーのようなメニューは良くないと思いますが、ある程度栄養のことを考えられたメニューなら毎日でもOKだと思います。

和食派なら「ごはんと納豆とインスタントの味噌汁」

洋食派なら「パンとチーズとゆで卵とミニトマト」
など

なるべく調理をしなくて済むようなメニューをパターン化しておくことで食べる時間に当てられます。

パンは焼かなくても食べられる物にするとさらに時短になりますし、前日の残り物がある時はそれを出すのも良いと思います。

買い物で「朝食用に何買おう」と悩む時間も減って気楽になりますよ^_^

 

3.テレビやタブレットをやめて音楽にする

そして、朝食をしっかり食べない理由でよくありがちなのが「ながら食べ」です。

「テレビを見ながら」「Youtubeを見ながら」「おもちゃを触りながら」の食事は時間が長引くので大敵です。

子どもにとって「視覚」はとても重要で、「何が目に入っているか」で集中力が変わります。

テレビやYoutubeは注意を引いて見てもらう為に作られているので、たいていの場合、子どもはその誘いに勝てません。

そしてそれは子どもが悪い訳ではなく、テレビが悪いわけではなく、「食事中×テレビ視聴」の組み合わせが悪いだけです。

大人でも、もし仕事中に目の前で嵐のトークライブが始まったら、仕事の手を止めて嵐を見ると思います。それと同じですね。組み合わせることが良くないだけです。

繰り返しになりますが、お子様に食事に集中して欲しいという思いがあれば、まずは1週間、食事の時間はテレビやタブレットは付けないようにしましょう。


代わりと言ってはなんですが、食事中は音楽を流すことがオススメです。

耳では音を聞きますが、視覚は食事に向くので食べることに集中しやすくなります。

ぼくのオススメ音楽は、英語の物語やクラッシック音楽です。クラシック音楽をかけるとホテルの朝食みたいになるので朝の時間がちょっと優雅になりますよ!

 

 

まとめ

というわけで今回は「朝ご飯をしっかり食べるメリット」と「子どもに朝ごはんをしっかり食べさせるためのコツ」を紹介しました。

今回紹介したことは、「知っているけどやっていない。」「大切なのは分かるけど、なかなかできない」といった内容が多かったかもしれません。

朝ご飯をしっかり食べるコツ

  1. 起きる時間を30分早める
  2. 朝食メニューをパターン化する
  3. テレビやタブレットをやめて音楽にする

ただ1つ言えることは、これら↑を試した人がその良さを体感してしまったら、もう前の状態には戻りたくなくなるということです。

この3つを実践することで、朝のバタバタが解消されて心に余裕が持てるようになりますから、しかも子どもは朝ごはんをよく食べるようになって夜の寝つきも良くなる訳ですから、もうバタバタした生活には戻れませんよね。

 

今回紹介したコツを実践することで子どもにも親にもメリットがあります。ぜひ挑戦して頂きたいです^_^

 

参考書籍

「この本は、子育て参考本の永久保存版です!」

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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