生き方(人生)

人生が思い通りにいかなくて周りの人がうらやましく感じた時に読む記事

かんかん

生まれてから死ぬまでの長い人生の中では、人間誰だって「負け犬」になることがあると思います。

それも一度や二度じゃなく、「うまくいかないこと」や「思い通りにならないこと」なんて毎日のように感じますよね。

もちろん何が勝ちで何が負けだと感じるかによりますが、仮に物事が上手くいくことや思い通りに行くことが「勝ち」なんだとしたら、人生そうそう上手く行き続けるのって難しいですよね。

山あり谷ありってやつです。

今回は、「物事が上手くいかない」「思い通りにいかない」そんな状態を「負け犬状態」と考えて、乗り越え方を考えてみました。

負け犬は遠吠えよう

mohamed_hassan / Pixabay

「負け犬の遠吠え」って言葉聞いたことありますか??

あなたはどんな意味で捉えているでしょう。

勝負で負けた人が自分の情けなさをキャンキャンと弱音を吐いている姿でしょうか??

勝負で負けた人が勝者から遠く離れた場所で強がりのように吠えていることでしょうか??

どんな意味にしても、情けないとかかっこ悪いとかそんなニュアンスで使われることが多いですよね。

辞書を見ると、

臆病者が本人の前では出来ないくせに、陰では威張ったり悪口を言ったりすることのたとえ

弱い犬が相手から遠く離れたところで、尻込みしながら吠え立てることから主に、勝ち目のない相手を陰でののしることのたとえとして使われる。

だそうです。

これは勝ち負けだけじゃなくて、何か悲しいことがあった、自分が惨めに思うことがあった時にも同じことが言えるんじゃないかなと思います。

また、人によっては、
「負け犬の遠吠えは恥ずかしい」
「そんなことするのは情けない」
といって、無理矢理に心の中に閉じ込めてしまう場合もあると思います。

 

しかし、ぼくはこう思っています。

「負け犬になったら遠吠えたらいい」

なぜかというと、あなたが負け犬になって遠吠えた時、近くに寄って声を掛けてくれる人っておそらく、性格の良い人か、その時の自分にとって絶対に必要な人だから、です。

どちらにしてもあなたにとってメリットのある人のはずです。

負けた人が遠吠えることで本当に必要な人が声を掛けてくれるし、そもそも近くにいてくれていたことに気がつきます。

これを、「負け犬の遠吠えなんてかっこ悪い」なんて思いながら「自分は平気だよ全然辛くないよ」って強がっていると、周りの人も、「あ、あいつは負けてるけど全然平気なんだな」って寄って来る人が変わってしまうと思うんです。

 

自分に素直に正直に

Wokandapix / Pixabay

逆に、勝ち犬(あんまりこういう言い方はしないですが。)になったら遠吠えない方が良いとも思っています。

勝ち犬に人が寄ってくるのって、「本当にその人を尊敬していて、、、」って場合もありますが、勝ち犬の権威やお金に寄ってくる場合もあるもあるからです。

でも、負け犬の場合は権威もお金も名誉もなにもないんですよね。

だからこそ負け犬の時に寄ってきて助けようとしてくれる人はとっても大切だと思うんです。

あ、ただ、負け犬の弱った心に付け込んでさらに何かをしてやろうっていう根性悪い人も中にはいるのでそんな人には気をつけなきゃいけません。

しかし、そうやって自分が負け犬の時に誰かに救われたとしたら、いつか自分の周りで誰かが負け犬になって吠えていたら、自分がしてもらったように声を掛けてあげることができるんじゃないでしょうか。

負け犬救済連鎖です。

 

吠える時はどんな吠え方がいいのか

というわけで結論、
負け犬になったら全力で遠吠えたらいい。

ぼくはそう思っています。

ただし、重要なのは「どう吠えるか」です。

相手をなじったり、いびったり、ののしったりしているとそれはただの悪口で魅力的には映らないからやめた方がいいと思います。

他人のせいにしている人ってどうしても魅力が下がってしまうんですよね。

でも反対に、自分のせいにできる人って魅力があるから落ち込んでいても助けてあげたくなるんです。

例えば、大学受験で第一志望に落ちてしまった高校生で「ぼくが落ちたのは先生が上手に教えてくれなかったからだ!!どうしてくれるんだ!!」って吠えている人と、

「ぼくが落ちたのはぼくに実力が足らなかったからだ。先生期待に答えられなくてごめんなさい!!」って言っている人がいたらどちらに声をかけてあげたくなりますか??

たぶん後者ですよね。

前者は他人のせいにして吠えています。

後者は自分のせいにして吠えています。

同じ「負け犬が吠える」ということでも、この違いが大きな差を生みます。

ちなみに、ぼくが今まで出会った魅力的な人生の負け犬たちは、負けて笑えない時にそれでも笑っている人が多かったですね。

「いや〜つらいわ〜(笑)」
「人生詰んだよ(笑)」
「この先どうすればいいか全然わからないや〜(笑)」

みたいな。

笑顔は見せているけれど、言葉は決して強がっていませんでした。

負けは負け、惨めは惨め。そこはちゃんと認めた上で「何がいけなかったのか」をちゃんと考え、「次はどうしようか」と顔をあげていました。

そんな人を見て、周りは応援しようと思うのかな、なんて思います。

この記事にたどり着いたあなたも、負け犬になった時にどんな遠吠えをするか、考えてみてはいかがでしょうか。

 


ちなみにこの話、半分はぼくの実体験です(笑)

実は相当な負け犬??ですから(笑)

周りに素敵な人々がいてくれることでぼくは生活できていたりします(笑)

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