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【オーストラリアワーホリ】ワーホリ 初日に痛感した自分の臆病さ

かんかん

シドニーに到着

2014年4月6日、ぼくのワーキングホリデーがオーストラリアで始まりました。

当時は24歳でした。

4月5日に関西国際空港を出発し、ゴールドコーストを経由してシドニーに到着。

海外に行くのは人生で2回目。
初めての海外はワーホリ出発の半年前に行ったタイへの年越し旅行4泊5日です。

ほんの1年前まで海外に強い興味があったわけでもなく、両親が海外旅行好きだったわけでもないので海外渡航経験はほぼ無しの状態でした。

タイに行った時は幼なじみと2人で行ったのでお互い助け合いながら、言葉の壁になんとか立ち向かっていきました。(タクシー代とかガンガンぼったくられましたが笑)

でも、今回のワーホリはぼく1人。

英語力は「I want to 〜」が言えるくらいです。

でも、なぜか自信だけはありました。

これまで日本を1度も出たことがなく、英語も真剣に勉強したことも無かったぼくは、友だちから「英語大丈夫なの!?海外生活、心配じゃないの??」と聞かれても、「いやいや、オーストラリアって言ったって俺らと同じ人間が住んでる所だよ??しかも先進国!絶対大丈夫だって!」と余裕をぶっこいていました。

結果的に言うと、これは自信ではなく、ただの田舎者の世間知らずだったわけですが、、、(笑)

それはこれからワーホリ中に訪れる数々の試練によって痛感していくことになります。

最初の試練

シドニー空港について最初の試練は、ホームステイ先への電話連絡ホームステイ先への移動でした。

「空港に着いたらホームステイ先へ今から向かうと電話で伝えてください。」と留学エージェントの担当の人に言われていたのです。

日本から持ってきたスマホ(解約済み・SIMロック有)はありましたが、そのスマホは電話は使えないので公衆電話を探しました。

 

空港の到着ロビーで公衆電話はすぐに見つかりました。

電話の周りには英語でいろいろ書かれていましたがもちろん分かりません(笑)
というより読む気すらなかったです(笑)

 

とりあえず10セントを入れ、ホームステイ先の番号を押します。

 

プルプルプル…ガチャ、

(ぼく)「あっ、へ,hello??」

 

ブチッ…ピーピーピー

「あれ??おかしいな。切られた。番号間違えたか??」

10セントも返ってこないし。

この時点で不安指数30です。

 

トライ アゲイン。

また10セントを入れて

プルプルプル…ガチャ、

(ぼく)「へ、hello??」

ブチッ…ピーピーピー

(ぼく)「まただ」

不安指数は過半数を超えて65くらい

 

その時は人に尋ねるという選択肢が頭にありませんでした。

海外初心者、頭がいっぱいいっぱいだったのです(笑)

その時の頭の中は、

「まさか騙されたのか??」
「悪質なエージェントだったのか??」
「現地まで来させて実はホームステイも語学学校も嘘だったってパターンの詐欺か??」
「もうお金も払ったのに…」

頭の中ではネガティブ思考がグルグルグルグル…

 

 

で、3度目の正直…

プルプルプル…

プルプルプル...

ガチャ

(ぼく)「あ、Hi?」ブチッ…ピーピーピー

 

やっぱりダメだ。。。

あぁ。

「拝啓お母さま

満を持して日本を飛び出した私めのワーホリは、

始まる前に終わりを告げようとしています。」

アンジェラ・アキの『手紙〜拝啓 十五の君へ〜』の前奏が流れながら、この時の不安指数は完全に90を越えてましたね(笑)

 

「終わった。俺のワーホリは、始まる前に終わったんだ」って。

 

そんな思考をグルグルさせ、身体中から嫌な汗が出てくるのを感じながら、ふと公衆電話の上の英語がいっぱい書いてあるとこを見ると《50c〜》という表記が目に入りました。

前後の英語はよく分からなかったけど、、、これはもしかして、、

今までずっと10セントで試してたからダメだったのか??

 

とりあえず物は試し。

財布の中に50セントが無かったから、1ドル硬貨を入れてみる。

電話番号押して、プルプルプル…プルプルプル…ガチャ、

(ぼく)「Hello??」

 

(ホストマザー)「Hello??」

 

おぉぉぉぉ!!!!繋がったー!!!

 

嬉しさのあまりその時ホストマザーと何を喋ればいいのか全然分からなくて、しかも英語も全然出来ないからとりあえず勢いに任せて、「アイ!エアポート!ナウ!」ってデカい声で言ったと思います(笑)

 

なんにしてもヤッター!!!!ぼくのワーホリ、まだ終わらず済みそうだ(笑)

 

あとから分かったことですが、
オーストラリアの公衆電話は、電話機からテキストメッセージ(メール)が送れるらしく、
それは50セント以下でも出来るから10セント入れても番号押したり繋がったり出来たみたいです。

でも、電話は50セント〜だから、しかもおつり返ってこないので、公衆電話を使う際は気をつけてください。

 

第2の試練

さてさて、ホストマザーに連絡できたところで次はホームステイ先への移動。

事前に依頼すれば空港からホームステイ先まで車で送迎してもらえたんですが、有料だったのでぼくは「電車で行けばいいっしょ」と余裕をぶっこいていたのでお願いしなかったんです。

 

結果的に言うとホームステイ先には迷うことなくスムーズに行けました。

駅の窓口で目的地の駅を言って「one way」と言えばよかった。

 

でも1つビックリしたのが、電車の値段です。

 

確か、片道16ドルくらいしました。

空港から目的の駅まで時間にして40分くらい。

だいたい1ドル100円くらいで計算してたので、
「電車片道1,600円もすんのッッ!?」って。

 

これから語学学校は電車で通うのに、半額だとしても毎日往復1,600円??

破綻する!持ってきた貯金でやりくりできなくなる!やばいやばいやばい、、、、

そんなことを考えながら電車に揺られてホームステイ先まで向かいました。

 

でも、これも違ったんです。

シドニーの空港駅だけは特別料金だったんです。空港使用料ってことになるのかな??空港駅で降りたり、空港駅から電車に乗ると割増で料金払うことになります。

タクシーやバスも一緒なのかな?
電車しか乗ったことないからわからないけど…。

 

ヨボヨボのスタート

ホームステイ先に着いてからは、ホストファミリーと挨拶をして、部屋で荷物を整理して、という感じで無事、ぼくのワーホリがスタートしました。

 

空港の公衆電話の時からスタートしてたんでしょうね。
今振り返れば「なんであんなことで焦ってたんだ??人に聞けば1発じゃん」と思えますが、最初はそれができなかった(笑)

ぼくのワーホリ1年目の初日は、こんな臆病話しかありませんです(笑)

 

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