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【ワーホリ成功者直伝】ワーキングホリデーを成功させるための10の心得

かんかん

今回は「ワーキングホリデーを成功させるために必要な心得」をまとめました。

現地エージェントのスタッフに「成功ワーホリ」のお墨付きをもらったぼくが、実際に感じたことや意識していたことを踏まえて書いているので、下手な指南本より役に立つ情報だと思います。

ワーホリをする上で大切なポイントばかりを厳選しました。

この記事はこんな方におすすめ

  • ワーホリに行きたい人
  • ワーホリ準備中の人
  • ワーホリが始まったばかりの人
  • ワーホリ中で絶賛マンネリ中の人

ぼくのワーホリ

@シドニー

まずはじめに、簡単な自己紹介をさせてください。

ぼくは2014年〜2016年にかけてワーキンホリデービザを使ってオーストラリアでワーホリをしました。ぼくが24歳の時のことです。

ぼくは日本の保育園で働いていましたが、それまで働いていた保育園を辞めて、長期で海外に行ってみようと思ったのです。理由はさまざまありますが、社会人になって2〜3年でぶつかるといわれる「自分の人生、このままでいいのか??」というあの壁に見事に激突した結果の選択でした。笑

そんな理由もあって、オーストラリアではそりゃあもうこれ以上ないってくらい全力で楽しみました。行く前から目標にしていたことも、達成することができました。

仕事にも恵まれて、ワーホリ中に就いた仕事はほぼローカル(オーストラリア人が働く職場)ばかり、給料も良いところで安定的に働けて、休日も職場のオーストラリア人と出かけたりして英語もめちゃくちゃ上達しました。

住むところも、家賃をタダにしてもらったり、プール付きの豪華な一軒家で一人暮らしさせてもらったり。

人との出会いについても、これから一生付き合っていくだろうなっていう友だちと知り合うことができました。

そして何より最大の目標であった、「オーストラリアの保育園で働いてみたい」という目的達成しと、約5ヶ月の間、ボランティアではなく、給料をもらいながら現地の保育園で働くことができました。

オーストラリアの保育を間近で体験できたことは自分の大きな財産になると思っています。

成功ワーホリ??失敗ワーホリ??

@カナナラ

ざっくり言うとこんなワーホリを過ごしたぼくですが、ワーホリをする中でだんだんわかってきたのが、ぼくのようなワーホリをしている人は結構珍しいらしいということでした。

ぼくにとっては初めてのワーホリだから、ぼくが通ってきた道が良いのか普通なのか、ぼくには分からなかったわけです。

でも、オーストラリアでワーホリサポートをしている現地留学エージェントの方に自分が経験してきたことを話すと、「そんな良いワーホリは滅多にないよ!」「どんなけ最高のワーホリライフ送ってんのさ!」「大当たりだね!」みたいなことをすごくたくさん言われました。

現地で知り合うワーホリメーカーたちにも同じことをたくさん言われるので、ぼくはこんなことを思うようになりました。

おや?これはひょっとして、自分では「ワーホリってこんな感じなんだなー」「こんなに楽しいんだからもっとみんな行けばいいのにな」くらいに思っていたけど、自分のワーホリは結構レアな方、成功してる方なのか??と思うようになってきました。

ん?「成功ワーホリ」があるってことは「失敗ワーホリ」もあるってことだよな。失敗ワーホリってどんなワーホリのことを言うんだろう??

ぼくは「自分にとって楽しいワーホリ」をして「成功だね」って言ってもらえるようになりました。ということは、「自分にとって楽しくないワーホリ」が失敗ワーホリなのか??

でもでも、楽しくないことをするために、日本でわざわざ仕事を辞めて、貯金を使って、(人によっては)恋人とも別れて、わざわざワーホリに行く人がいるのか??

しかし、実際は、いるんです。ワーホリに来たのに、楽しくない日々を過ごす人たちが。

ぼくが実際に出会った「失敗ワーホリ実践者」はこんな口癖が多かったです。

  • 「ワーホリ来たけど毎日何していいか分からない」
  • 「仕事がイヤで日本を飛び出したけど、オーストラリア来てもイヤなことが多い」
  • 「外国人とたくさん話したいのに周りにいるのは日本人ばかり」

そんなのは絶対もったいない!!!!!!

というわけで!!ぼくのワーホリが結構成功例なんじゃないかという可能性が出てきた今!!

ワーホリ成功者(かもしれない)のぼくがワーホリ中に意識していたこと、取り組んだことを10個の項目にまとめようと思ったわけです。

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ワーキングホリデーを成功させるための10の心得

それではさっそく順番にみていきます。

この記事の読み進め方は、サラサラ〜と読み進めるよりも、「自分に当てはめるとどうなるかな??」ということを考えながら読むと効率アップです。

せっかくの情報ですから、現在ワーホリ中で絶賛マンネリ中の方や、ワーホリに行こうかどうか悩んでる方の参考になれば嬉しいです。

【成功ワーホリのための10の心得】

心得1:目的をはっきり決める
心得2:非常識を楽しむ
心得3:とにかく興味を持つ
心得4:「聞く」と「話す」
心得5:お金はなんとかする
心得6:大きな器で
心得7:誰も自分を知らない
心得8:感謝する
心得9:たまに休憩する
心得10: 起こることをすべて楽しむと決める

心得1:目的をはっきり決める

@ゴールドコースト

はじめに言うのもなんですが、
これから書いてく他の項目と比べ物にならないくらい何よりも大切なことがこの「心得1:目的をはっきり決める」です。

目的がはっきりしているかどうかでワーホリ充実度の9割くらいが決まってしまうと言っても過言ではないくらい、目的は大切です。

では目的とはなにか??それはこの質問にどう答えるかでわかります。

「あなたはナゼワーホリをするんですか??」

これです。この質問にどう答えるか。

大きな目的とか、人からすごいねって言われるものじゃなくてもいいのですが、あなたの中で「◯◯だからオーストラリアに行く!!」「◯◯だからワーホリをする!!」の◯◯がはっきり決まっていればOKだと思います。

たとえば、ぼくがオーストラリアワーホリ中に出会った日本人はこんな目的を持って来ている人たちがいました。

  • 「英語が喋れるようになる!!」
  • 「海外で暮らしたい!!」
  • 「お金を稼ぐ!!」
  • 「一生付き合っていく外国人の友だちを作る」
  • 「毎日毎日、昼はサーフィンして夜は酒を飲む生活をする!!」
  • 「外国人の恋人を作る!!」

目的が決まっていればそれを実現するための方法や目標が見えてきます。

でもそこが曖昧だったり中途半端な気持ちだったりすると、いろんな誘惑や慣れない環境に負けて、せっかくワーホリに来ているのに、ラクな方ラクな方へと流れていってしまう人が多かったです。

@チャイルドケアセンター

ぼくの場合、ワーホリの目的は「海外の保育•子育てを知る」でした。だから現地の保育園で働くことが目標で、そのためには現地の資格が取れる専門学校に通う必要がありました。そしてそのためには一定の英語力と学費が必要ということが分かっていたので、だからぼくは最初の1年は英語力と学費を稼ぐことに集中しました。

そうやって逆算して「自分の目的を達成するためには今の自分が何をしたらいいのか」をはっきりさせることは成功ワーホリのためには必須です。

「なんでワーホリに来たの??」という質問に自信を持って答えられることは大切だと思います。

ワーホリにも色々なカタチがあるので、「永住権狙ってるからIELTSのスコアを上げるために勉強勉強!!」なんていうワーホリもあれば「毎日気楽に、深いことは考えずビーチ行ったりお酒飲んで笑えればいいじゃん♪」なんてワーホリもあります。どんなことでもいいから、ちゃんと貫けるものがあることが大切なのかなと思います。

心得2:非常識を楽しむ

@タスマニア

行ったら絶対感じますが、ワーホリは毎日が非常識の連続です

食事も、法律も習慣も、電車やバスの乗り方も日本では有り得ないことがたくさん起こります。

そんな時、日本の常識が染み付いているぼくたちは、「日本ではこうなんだけど」って思いがち。しかし、日本じゃない場所でそれを言ってもしょうがないのです。「じゃあ日本に帰りなよ」って思われるだけです。

ワーホリを開始して1ヶ月も生活すると「自分の常識」がよくわかるようになります。常識とは言い換えると、「当たり前」「普通」です。「普通は〜だよね」って思っていることがあなたにとっての常識なんです。

アインシュタインがこんなことを言ったそうです。

常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう

つまり「常識」と「偏見」は同じ意味だってこと。ワーホリをすることで自分がどんな「偏見」を持っているのかが分かるようになります。日本人がどんな「偏見」を持っているのかも分かるようになります。

そしてワーホリ中は、ぼくたちが無意識に持っている偏見が「非常識」という形で目の前に現れてきます。だからこそワーホリ中は、日々遭遇する非常識をどれだけ楽しめるかが成功の鍵になります。

ぼくは最初、ホームステイしたファミリーが洗濯を1週間に1回しかしないことを知った時、「海外すげー」って思いました。食後に食器を洗剤で洗ったあと綺麗な水ですすがない(泡がついたまま水切りカゴに入れる)のにも「ヤベーなこの国」って思いました。笑

世界にはいろんな常識があります。それは周りからみたら非常識に映るものですが、一つひとつ楽しめるようになるとそれだけで「ワーホリ来て良かった」と思えるようになります。

心得3:とにかく興味を持つ

@600gステーキ

ワーホリ中は五感を通して受け取る刺激に対して敏感になることが大切です。

見るもの、食べるもの、飲むもの、聞くもの、匂いを嗅ぐもの、触るもの、すべてに興味を持つとすべてが面白く感じます。

もちろん「面白くないこと」や「苦手なこと」も経験する機会があります。「日本だったら絶対にやらないこと」にも挑戦したりするチャンスです。

ワーホリ中のキーワードは「一生続けるわけじゃない」です。ワーホリは、いい意味でも残念な意味でも短い期間なんです。

そう思えば苦手なことや普段あまりしないことも挑戦できちゃいます。まして日本じゃなく海外でのこと。その違いだけで面白いです。

ワーホリしながら生活していると、いろんな誘いがあります。好き嫌いせずとりあえず一度は行ってみることで楽しいワーホリライフになること間違いなしです!!

心得4:「聞く」と「話す」

@カナナラ

この項目は英語に関してです。

ぼくはオーストラリアに着いた時、人に道すら聞けないくらい英語力がなかったし、めちゃくちゃ臆病でした(笑)

行きたい場所が全然見つからず迷子になり、コンビニの店員にメモを見せて、住所が書いてある部分を指差して「Here!!Here!!」と訴えた記憶が今も鮮明に残っています。「Here」というのが精一杯。英語力が全くなかったんです。

そんなぼくでも最終的に現地の保育園で働けるくらいの英語力にはなりました。ペラペラかって言われるとそうでもなく、「ペラ」くらいのレベルでしたけど。

海外での生活で大事なのは、とにかく「聞く」と「話す」です。会話を成り立たせることが最重要です。英語が全くできなかったぼくにとっては、最初は特に「聞くこと」の方が大事でした。リスニングができないと相手が何を言っているか分からないから何も答えようがない現実にぶつかります。

@どこか覚えてない笑

例えばあなたが、人と話すときに大きなヘッドホンをして相手の声が聞こえないようにしたら、相手が何を言っているのか分からなくて困ると思います。英語が聞きとれないということはそういうことです。

実際に暮らしてみると分かりますが、「読むこと」と「書くこと」の量はそんなに多くありません。

それよりも「聞く」と「話す」が大事。どちらも日本が学校教育で力を入れていないことです。日本の学校英語教育は「読み•書き」をばかりをやるから何十年経ってもほとんどの人が英語を喋れないまま過ごすことになってしまう。読み•書きだったら辞書を使えばいいんです。google翻訳なんて大活躍です。めちゃくちゃ優秀な通訳をタダで雇っているのと同じです。

でも会話はテンポが大事。友だち数人と笑い話してるのに「あ、ちょっと待ってね!今の単語辞書で調べるから」とか、「言いたいことあるんだけど、単語わからないからちょっと調べるね」とか言ってたらテンポガタガタです(笑)

たしかに、最初はそれでもしょうがないのかもしれません。ぼくもそうでしたから。

それでも少しずつでいいからその状態を抜けていくことが大事だと思います。成功ワーホリのためには、「聞くこと」と「話すこと」に力を注ぐことが大きなポイントです。

心得5:お金はなんとかする

@タスマニア

ワーホリを成功させるには、目的や英語ももちろん大切なんですが、なんといってもやっぱりお金は大切です。

ぼく自身のお話をさせていただきますと、ぼくがオーストラリアに入国した時、手元にあったのは約30万円でした。オーストラリアの生活では1ヶ月に10万円くらいかかると聞いていたので、約3ヶ月分です。
オーストラリアに入国した瞬間から3ヶ月後には資金がなくなるという状況が決定していたわけです。

で、どうするかというと。仕事を見つけて、働く。これしかありません。
あの時ほど「働かざるもの食うべからず」という言葉の意味を強く感じたことはありません。

「収入源がない状態で貯金が減っていくのってこんなにも不安なんだ〜」と毎日思っていました。そういう意味では、日本の会社で働いていて毎月決まった額の給料が入ってくるってなんと素晴らしいことか!!

でも、そんなこと思っていても貯金が増えるわけではないので、とにかく行動行動行動でした。

履歴書50枚くらい印刷して手当たり次第お店に配ったこともあったし、出会った人に「なんか仕事の情報持ってないか??おれお金なくて死にそうなんだよね〜笑」って聞きまくったこともあります。

不思議なもので、そうやって行動してもがいているとどこかで自分の目標に見合った仕事が見つかるんですよね。

ぼくも、一番お金がない時に見つかった仕事は、周りの人がしている仕事よりも時給のいい仕事でした。そして終わってみればワーホリ1年目の7ヶ月間だけで約300万円も稼ぐことができました。

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日本人は「まず1年分の生活費を日本で貯めてからワーホリに行こう」っていう人も多いみたいですが、ぼくは、「働かないとホームレス決定。餓死の可能性もあります。」くらいの覚悟で来た方が、火事場の馬鹿力的な自分の本気が出せて面白いと思います。

(ぼく自身は見切り発車日本代表みたいなところがあるので、計画はある程度必要だと思いますけどね(笑))

ただ、ワーホリでお金を稼ぐことが目的なら、自分にとって厳しいスタート地点(余裕がない状態)を選ぶと、英語力も必然的に伸びるし、すごくいいと思います。

心得6:大きな器で

@エアポート

ワーホリを始めるとイライラすることが山ほど起こります。ある程度予想していたことから全然予想していなかったことまで、正直最初は思い通りにならないことばかりです。

ネイティヴスピーカーが話す英語が聞き取れなくてイライラ。
自分が喋った英語が理解されなくてイライラ。
仕事が見つからなくてイライラ。
家が見つからなくてイライラ。
シェアメイトのわがままさにイライラ。

しかしこのイライラ、裏を返せばそれだけ自分なりの期待や理想があるわけです。

「ネイティヴスピーカーが話す英語が聞き取りたい」
「オーストラリアで生活したら英語がペラペラになりたい」
「外国人に混じって英語環境で仕事をしたい」
「綺麗でオシャレなシェアハウスで外国人と仲良く共同生活がしたい」みたいに。

そうなっていないから自分の実力不足にイライラしてしまう。

でも見方を変えてみると、イライラするということはその期待や理想に近い場所にいるわけです。そんな場所まで勇気を出してやってきた自分を認めてあげると気持ちが楽になります。

日本で生活しながら、「英語がペラペラになりたいなぁ」と思っていても別にイライラすることはないと思います。日本で生活しながら「外国人とシェアハウスで一緒に生活できたらいいなぁ」と思っても、楽しいイメージしかできないと思います。それは、理想から遠い場所にいるからこその感情です。

ワーホリ中に思い通りにいかなくてイライラすることがあったら、「イライラできるくらい理想に近い場所まで来た自分を褒めてあげよう」って自分に言い聞かせてあげると肩の荷が下りた感じがして物事がスッと運ぶことがありますよ。

心得7:誰も自分を知らない

@ペンギン

ワーホリは今までの自分を大きく変えるチャンスです。

シャイな人や行動力がないと思っている人、普段の生活の中でホントの自分が出せてないなぁと思っている人にワーホリは本当にオススメです。

たとえばぼく、
一人でオーストラリアに行きました。着きました。生活を始めました。たくさんの人と出会いました。

じゃあ、
その中で、日本にいた頃の自分の性格とか癖とか過去の出来事を知ってる人、何人いますか??

ゼロです。ゼーロー。

ワーホリに行くとFacebookとInstaglamとTwitterの中にしか自分のことを知ってる人がいない状態になります。

オーストラリアで出会う人は、あなたが日本でシャイだったとか、行動力がなかったとか、そんなの全然知らないから嘘つき放題。「俺日本でモテモテだったんだよね〜」とか言い放題。笑

ワーホリに行くのにわざわざ日本での性格とかキャラとかまで持っていかなくてもいいんです。
クールな自分をやりたければやってみればいいし、ぶりっ子やってみたければやってみればいいんです。

日本で生活していた時の自分と全く違う自分でいたって、「高校デビューだ」「大学デビューだ」みたいに「ワーホリデビュー」だと言われることはありません。

現地で出会う外国人からしたら「おおこいつはクールなやつだな」って思われるだけです。日本でだったら恥ずかしくできないこと恥ずかしくて言えないこともどんどんやっちゃえばいいと思います。

それを「日本でこうだったから、、、」と日本でのキャラをオーストラリアでまでやろうとするともったいない。

ぼく自身もそうでしたが、そういう部分を開き直って生活すると、「新しい自分発見!!」「やればできるじゃん自分!!」みたいなことが増えてきて毎日が相当楽しくなります。

「ここには今までの自分を知ってる人がなんていないんだから」

と自分の枠をどんどん壊していけば成功ワーホリに大きく近づきます。

心得8:感謝する

日本でもオーストラリアでも共通して「ありがとう」という感謝の気持ちは大切なことです。

心得2:非常識にもつながることですが、ワーホリ中には日本人にとっては少し余計だったり、おせっかい過ぎることを体験することもあります。そんな時にも感謝の気持ちを持てるかどうか。それがとても重要です。

オーストラリアではバス停で一人で座っていたりすると、オーストラリア人のおっちゃんやおばちゃんが平気で話しかけてきます。
一人でいたいなぁと思っていてもそんなことはお構いなし。

そんな状況で、「うっとうしいなぁ」「早くどっかいってくれないかなぁ」と思うか、
「わざわざ話しかけてくれて嬉しいなぁ」「自分のつたない英語を聞き取ろうとしてくれてありがたいなぁ」と思えるかどうかでせっかくの出会いを実りあるものに変えることができます。

ぼくもワーホリ中は感謝の気持ちを忘れないように心がけていました。そのおかげ??か、時給のいい仕事をもらったり、高待遇の家に住むことができたりと良いことがたくさんありました。

出会いに恵まれ、日本にいたら一生出会わなかったような人たちと知り合いになることもできました。
ただのラッキーなのかもしれませんが(笑)

なんにしても「感謝」という気持ちは世界共通だと思います。英語で「ありがとう」は「Thank you」ですが、「Thank」って「感謝」という意味ですから。「感謝をあなたに」が「ありがとう」なんです。

ぼくもまだまだですが、どんなことにも「ありがとう」と思える習慣をつけたいです。

心得9:たまに休憩する

これは、今回挙げる10個の中で「え、そうなの??」と思われるかもしれない項目です。

ワーホリに来ると、人生の一大イベントですからどうしても力みがちになります。

自分の目的のため!!
目標を達成するため!!
英語力を上げるため!!

意気込んで毎日精力的に生活するのはいいんですが、慣れない環境で生活するというのは想像以上に疲れてしまいます。ハイペースで生活していると、体よりも脳とココロが疲れます。

そうなると、せっかくシェアメイトから「今週末どっかに遊びに行こうぜ!!」と誘われても、なんとなく行きたくない気分の時が出て来たり。

ぼく自身、ワーホリ中に同じような状況を何度も経験しました。

特に、ローカルの仕事をしている時は月曜〜土曜まで毎日9時間くらい英語を聞き詰め・喋り詰めです。そんな毎日の中で、「日曜に釣り行こうぜ!!」と誘ってもらっても、「あぁだめ。これ以上休みなく情報入れたら脳みそがぶっ壊れる。むりや。」と思ってしまうのです。

そんな時、ぼくは誘いを断るようになりました。
ワーホリ最初の頃は誘われたら全て参加していたのですが、だんだん脳の許容量がいっぱいになってきていることを感じ、ペースを落とすようになり、最終的には2週間に1回くらいは休憩の日を取ることで落ち着きました。

@シドニー

海外で生活するのって、例えるなら、美味しいレストランでずーっと食べ続けている状態です。新しい情報が毎日どんどん入ってきます。体は「お腹いっぱいだよ〜」「もう入らないよ〜」って悲鳴あげてるのに、「せっかく目の前に美味しいものがどんどん運ばれてくるんだから食べなきゃもったいないじゃん」て無理して詰め込んでる状態。

それはやっぱり体にも心にも良くないと思います。

英語を使いながら外国人と一緒に働いたり遊びに行ったりすることを優先したくなる気持ちはもちろん大切です。
でも、「最近疲れてるのかな」「頭回ってないなぁ」なんて時は、思いきって休息する日を設けたらいいと思います。

2週間くらいの旅行なら、ちょっと無理してでも全力で駆け抜けろ〜!!ってなりますけど、ワーホリは1年とか2年ですから。

ちょこちょこ休憩を挟んで定期的に脳をリフレッシュさせること。それが成功ワーホリの秘訣です。誘いを断ったり1日引きこもったりしても罪悪感や後ろめたさを感じることはありません。「自分のペース」のほうが大事です。

ちなみに、ここでいう休憩というのは、あえて英語を使わない日を作ったり、日本人だけで遊びに出かけたり、
家から一歩も出ずにyoutubeで日本のお笑い見たり、家族や友だちとスカイプしたり、、、ひとそれぞれリフレッシュの方は違います。

ぼくの場合は、カメラ片手にバスや電車に乗って一人で散歩しながら写真を撮ることが最高のリフレッシュでした。帰り道でカフェでカフェラテを飲みながら「よし、明日からまた楽しもう」って気合い入れるのがお決まりでした。あー懐かしい。

ワーホリが始まったら、ぜひあなたらしい「休憩の仕方」を見つけてくださいね。

心得10:起こることをすべて楽しむと決める

@ダーウィン

さて、いよいよ最後の項目です。

「起こることをすべて楽しむと決める」

これはぼくが大好きな物語に登場する青年が使う言葉です。その物語は旅慣れた青年ナツキ初めて旅に出る青年トモヤが旅に出るために必要な準備をしていきます。

その物語の中で、旅慣れた青年ナツキ初めて旅に出る青年トモヤに言います。

「これから行く先は天国でもなければ地獄でもない。ぼくらがいる場所とは違うから最初は慣れないかもしれないけど、どんな場所に行ったとしても、そこで幸せを感じて生きている人もいれば、不幸を感じて生きている人もいる、そんな場所だ。

つまり旅は、行けば楽しいことが待っているわけじゃない。そんなことを期待していったところで、つまんない顔して過ごして、帰ってきてつまんなかったって言うのがオチさ。そうじゃなくて、起こることを楽しむと決めるんだよ

「起こることをすべて楽しむと決めて出かけるから、旅先で起こることがすべて楽しいことになる。旅には決して楽しいことが待っているわけではない。待っていることを楽しんでくるからいい旅になる」

そして、

「旅先では、その土地での常識がわからなくて失敗することもある。その時は恥ずかしいかもしれないけど、それはそれでいいみやげ話になるだろ。多少のトラブルだってそうさ。帰ってきてそれを話すときのきみは絶対に笑っているし、聞いている人も笑っている。だったら、それが起こった時にだって笑っていいはずだ。」

そうしてトモヤは「起こることをすべて楽しむと決める」という旅に出る上で一番大切な心の準備をしてから旅に出かけていきます。

ぼくはワーホリに行く前にこの物語を読んだのですが、初めて旅に出る青年トモヤと自分を重ねました。

英語が聞き取れなくても、仕事が見つからなくても、慣れない環境に失敗の連続でも、現地の常識に合わないことをしてしまって怒られても、街で迷子になっても、バスを乗り過ごしても、それを楽しむことはできるんです。

何かが起きて、イライラしたり悲しかったり辛かったりという思いが湧いてくることもありますが、「こんな経験、日本じゃ絶対できない。今経験できてよかった。持ちネタ1個増えた。」くらいに思うことで、普通なら悪い思い出になることが、良い思い出に変わっていきます。

@ホバート

ワーホリを成功させるために大切な心構えとして、

「起こることをすべて楽しむと決める」

という決意が大切だと思います。

ちなみに、ここで載せた物語というのは喜多川泰さんの『ライフトラベラー 人生の旅人』という本です。人生という旅路をどう進んで行くか、心に響く内容がたくさん書いてあります。

ワーホリに行きたい人や、今いる環境に悩みを抱えている人がぜひ読んだほうがいいオススメの1冊です。

さいごに

いかがだったでしょうか。

今回挙げたワーホリで成功するための10カ条をおさらいします。

  • 心得1:目的をはっきり決める
  • 心得2:非常識を楽しむ
  • 心得3:とにかく興味を持つ
  • 心得4:「聞く」と「話す」
  • 心得5:お金はなんとかする
  • 心得6:大きな器で
  • 心得7:誰も自分を知らない
  • 心得8:感謝する
  • 心得9:たまに休憩する
  • 心得10: 起こることをすべて楽しむと決める

ワーホリを終えて、ありがたいことに周りから「成功ワーホリだったね」と言ってもらえるぼくが、今回挙げた中で特に大切だと思うのは、その心得:1と心得:10です。

というわけで、ぼくなりのワーホリ成功秘訣を一言で表すなら、

「ワーホリに行く目的をはっきり決めて、現地で起こることをすべて楽しむと決める」

こうなります。

これだけ気をつけていれば絶対に後悔の少ない最高のワーホリになること間違いなし!!

たった一度きりの人生です。思いっきり楽しみましょう!!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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