雑談

誰でもみんな、知らないうちに「人の心を動かす魔法」を使っているよ

かんかん

誰もが一度は憧れる存在。

それは「魔法使い」。

もしも魔法が使えたら、あなたはどんなことをしますか??

布団の中でそんなことを考えながら、ワクワクドキドキしていた時代もあったのではないでしょうか??

ホウキに乗って空を飛んだり、
透明マントに隠れたり、
怪物に変身したり、
誰かを都合よく眠らせたり、
瞬間移動をしたり、
時間を巻き戻したり、、、

あー、想像が膨らみます。笑

 

でも、
もしも世界中のみんながみんな、魔法使いになっちゃって、みんなが一斉に魔法を使い始めたら、きっとこの世はグッチャグチャのごっちゃごちゃ(笑)

空を見上げればホウキ乗りで大渋滞、
透明マントに隠れていたらどこにいるのか分からない、
相手の都合ですぐ眠らされ、
相手の機嫌を損ねたら、相手は怪物に大変身。

みんなが時間をいじるから、過去も未来もぐっちゃぐちゃ!

 

だから、実際は「みんながみんな魔法使い」にはならない方がいいのかもしれません。笑

 

しかーし!!

実は、ぼくたちは普段から魔法を使っているって知っていましたか??

あなたが意識しているしていないに関わらず、ぼくたちはみんな普段から魔法を使っているのです。

ぼくたちが使う魔法

ぼくたちが使っているはどんな魔法でしょうか。

 

それは「人を操る魔法」です。

もっと言うと「人の心を動かす魔法」です。

 

人の心を動かすってスゴくないですか??

他人のことは変えられないとはよく言いますが、他人の心を動かすことはできるんですよぼくたちは!

 

そしてその魔法の正体は、、、「言葉」です。

 

どういうことか。

 

ぼくたちは日常生活の中で、

  • 他人から言われたこと
  • 雑誌やネットで見たこと
  • テレビで聞いたこと

読むにしろ聞くにしろ、すべては言葉によって脳内に入ってきますよね。

それらの言葉に対して、良くも悪くもぼくたちの心は影響されてしまうんです。

 

あなたが誰かに「いつも優しくしてくれてありがとう」と言われたらどんな気分になりますか??
嬉しくなって「これからも優しくあろう」と思いませんか??

気になる異性に素敵な笑顔で「〇〇さん(くん)と一緒にいると楽しいよ」と言われたら、「これかもこの人を楽しませる人であろう」と思いませんか??

フラッと買い物に行った時、「全品70%OFF!!」「期間限定半額セール」なんて文字を見つけたら、グラッと心が揺れませんか??

健康系のテレビ番組で、「◯◯を食べると冷え性が改善する!!」と聞けば、本当かしらと思いつつ、「試してみる価値はあるわねどれどれ」って翌日にはスーパーでその食材を手にとっていたり、、、

言われた言葉、読んだ言葉に「はい、いま心動いた。」なんて場面はたくさんあると思います。

 

反対に、誰か「この役立たず!!」「できそこない!!」「お前はホントにバカだね!!」と言われたら、「(シュ〜ン↓↓↓)そんなに言わなくても、、、落ち込むわぁ」って。

はい、また心動きました。

 

 

という具合に、ぼくたちは普段から周りからの「言葉」に影響されて心をあっちへこっちへ動かしているわけなんですね

そして、これが魔法だと言える理由で、

「ぼくたちはその方に心を動かそうと思っているわけではないのに勝手に心が動いちゃう」

つまり、自分の意思に関係なく心が動いてしまう。だからこそ魔法だと言えるわけです。

言い換えると、ぼくたちは「他人の言葉で心が動かされている」ということになるんですよね。

 

子どもたちも魔法にかかる

大人だって悪口言われたり大声で怒られたりしたらイヤな気分になるように、子どもだって同じようにイヤな気分になりますよね。

大人が「ありがとう」「いつも〇〇くん(さん)がいて助かるよ」と言われたら嬉しいように、子どもだって同じように言われたら嬉しいはずですよね。

子どもたちの周りにいる大人が、子どもにどんな「魔法」をかけるかで、その子どもたち自身がどんな「魔法使い」になるかが大きく変わってくると思います。

 

あなたは自分の子どもに「光の魔法使い」と「闇の魔法使い」

どちらになって欲しいですか??

 

間違っても、映画ハリーポッターに登場する「名前を言ってはいけないあの人」のように忌み嫌わるような存在にはなって欲しくないですよね。

 

ぼくたちが使う言葉には、人の心を動かす魔法のような大きな力がある。

これを少し意識するだけで、普段の言葉の使い方が変わるんじゃないでしょうか。

 

さいごに

今回は、「言葉」という人の心を動かす影響力のある力の話でした。

間違えてはいけないのは、「イヤな気分」になるような言葉を全くゼロにするのではなく、適度に知っておく必要はあるということです。

なぜなら「良い気分」を知るには「イヤな気分」を知る必要があるからです。

落ち込むことがイヤな気分だと知っているから、笑うことがいい気分だとわかります。

悲しいことがイヤな気分だと知っているから、楽しいことがいい気分だとわかります。

 

大人にとっては当たり前のこのことも、子どもにとっては最初は未知の世界です。

親が子どもに「こう言ってイヤな気分をさせたら◯◯ちゃんがかわいそうだから」といってイヤな気分を味わえないままに我が子が大人になっていったら、大人になって初めて味わうイヤな気分に耐えられなくなってしまうかもしれません。

大切なのはバランスだと思います。「いい気分」と「イヤな気分」のバランス。

 

重要なのは総量で、トータルで「イヤな気分」より「いい気分」が上回っていたら光の魔法使いになれるでしょう。

もし「イヤな気分」の方が多かったら、、、黒い煙に乗って現れる闇の魔法使いになってしまうのでしょうか、、、

 

それはわかりませんが、ぼくたちが使う言葉には魔法のような力がある、人の心を動かす大きな力がある。ということは確実だと思います。

 

子どもに対して使う言葉、少し意識してみてはいかがでしょうか♪♪

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