突然ですが、質問です。
あなたはヒマですか??
口癖が「ヒマだなぁ」「なにか良いことないかなぁ」になっていませんか??
もしくは子どもが「ヒマ〜なんかやることない??」なんて言ったりしていませんか!?
はっきり言って、ヒマを持て余すと良いことがありません。そこで今回は「ヒマ」について考えてみたいと思います。
最後にヒマが嫌いな人のための「ヒマの無くし方」も書いてありますのでぜひ最後まで読んでみてください♪
ヒマな時間ってどんな時間??
ヒマってどんな時間でしょうか??
待ち合わせで相手を待ったり、駅のホームで電車を待ったり、予定のない休日などでしょうか??
働くママであれば、仕事・家事・育児の合間にできる隙間時間でしょうか。
あなたはヒマつぶしにどんなことをしていますか?
- スマホをいじる
- 撮り溜めていたテレビや映画を見る
- 予定の合う友だちを誘って出かけたりご飯に行ったりする
- ゴロゴロする
いろいろあると思います。
そもそも「ヒマ」ってなんなんでしょうね。
「ヒマ」が生まれる理由はおそらく2つで、
- 「時間に余裕があり過ぎる」
- 「いろんなことに興味が薄く、熱中していることが少ない」
のどちらかかなって思います。
考えてみれば、「ヒマだから◯◯しよう」っていうのはすごくその場しのぎな感じがして、充実感や達成感を感じにくいものです。
なぜなら、「ヒマだから」という理由で何かをやる時のモチベーションは「どうしてもやりたいから◯◯をやる」じゃなくて「やりたいことがないけど何かやらないと退屈だから◯◯をやる」に近く、「やってる感」より「やらされてる感」が強くなるから。
余った時間の使い方
現代はいろんなことがコンビニエンス(便利)です。
つまりみんなが「便利」を追いかけて、簡単・時短・手軽みたいなフレーズが大好き。
乗り物は車・新幹線・飛行機とどんどん速くなり、家電も充実しています。
現代では、江戸時代の人たちが手動でやっていたことのほとんどを自動・電動でできるようになりました。
人びとがそうやって便利を追い求めきたのにはきっと理由があって、それは
- 少しでも作業を楽にしたい
- 短縮された時間でもっと他のことをしたい、
という願いがあったからだと思います。
例えばですけど、江戸時代だったら東京から京都までを歩いて約2週間かけていました。今は新幹線を使えば約2時間で行けちゃうんですから、単純に13日と22時間は江戸時代の人々よりは「移動」以外のことに使えるようになっています。
洗濯にしてもそうですね。江戸時代は手洗いや洗濯板でゴシゴシしていたはずです。しかし、今は洗濯機に放り込んで洗剤入れてボタンをピッ!洗濯後に干したりたたむ手間はありますが、少なくとも洗う時間分は他のことに使える時間になりました。
そうやって現代の人たちはぼくも含めて、江戸時代の人たちよりも圧倒的に使える時間が多いはずなんです。現代も江戸時代の人たちも1日24時間というのは同じ。
ということは絶対に、江戸時代の人たちよりは充実した時間を過ごせるようになっているはず!!なんですよね。
なのにぼくたちは、ことあるごとに「ヒマだヒマだ」と言ってしまう。
せっかく「便利」な世の中になったことで生まれたたくさんの時間を「ヒマつぶし」のために使ってしまう。
それはそれで(本人が良ければ)良いのかもしれないけど、便利を得るにはお金(コスト)がかかっていることを思い出してください。
車の維持費やガソリン代はじめ洗濯機・掃除機・調理器などなど、便利を得るにはお金がかかっています。つまりぼくたちはお金を払って(便利な物を手に入れることによって)時間を買っているとも言い換えることができますよね。
つまり、普段「ヒマだ、ヒマだ」と言っているその時間は、おそらくあなたがわざわざお金を払って生み出した時間のはずなんです。
せっかくなら充実した時間にしたくないですか??
「ヒマ」の無くし方
「ヒマ」というのはとっても受け身だと思います。
受け身というのは「やらされている」ということです。
- ヒマだからテレビを見る
- ヒマだからスマホでゲームをやる
- ヒマだからYouTubeを見る
これって「ヒマ」っていう目に見えない存在に命令されて動いているようなものです。だからそこに自分のモチベーションがない。
- どうしてもこの番組が見たいからテレビを見る
- どうしてもクリアしたいステージがあるからゲームをやる
- どうしても見たい動画があるからYouTubeを観る
こっちの方が過去を振り返った時に充実感があるんじゃないかなと思います。「ヒマだから」という理由でやると、少なからず「やらされ感」が出ちゃて後悔の三拍子が生まれやすくなります。
後悔の三拍子とは「やらなければよかった」「行かなければよかった」「見なければよかった」です。
じゃあ、どうやってヒマを無くしましょうか。
良い方法があります。
街を歩いるていると、いつまでも若々しい若者のような60代と目が虚ろのまるで老人のような20代を見かけることがあります。
その違いこそがまさにヒマの無く方を表しているんです。
その違いとは「新しいものに興味があるかどうか」だと思います。知らない物事への興味や好奇心、没頭することがあった方がいいんです。
人がいつから老化が始まるかと言えば、それは「新しいものに興味がなくなった時」じゃないでしょうか。
人は新しいものに興味がある時、つまり好奇心が強い時は「ヒマ」な時間などなく、「もっと知りたい」「もっとやりたい」と熱中していられるものです。
向上心、興味関心、成長意欲、勉強意欲
学校で先生が言いそうな言葉ばかりですが、やっぱり大事なことだと思います。
有名な言葉で、
「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う」(サミュエル・ウルマン)
というのもあります。
これはつまり、「あーあ、なんか楽しいことないかなぁー」が口癖になっている人は、好奇心や何かに熱中することを忘れているということなのかもしれません。
「もう歳だから」「もう子どもじゃないから」「仕事が忙しいから」と理由をつけて諦めてしまった瞬間に、体内では老化がはじまり、生気のない顔へと変化してしまうのではないでしょうか。
あなたの周りの若々しい人や元気な人は、「ヒマだなぁ」とか「何か良いことないかなぁ」とかは言わないと思います。
つまりこれが答えです。
つまらない人生を打開したければ「ヒマ」をなくすこと。「ヒマ」をなくしたければ、好奇心を持って何かに熱中すること。
熱中することがない人はまずは情報収集するところから始めるのが良いといつも薦めています。
便利やハイテクのおかげで人生で使える時間が圧倒的に増えたんですから、自分がワクワクすることをし続けましょう!!そうすれば「ヒマ」という言葉自体が頭から消えてなくなります。
毎日「やりたいことで埋め尽くされている人生」を目指しませんか??
あなたがワクワクすること、熱中できること、一度考えてみてください♪