3〜6歳 全年齢

子どもが自信を失う子育て!?子どもが失敗した時の声掛けで気をつけたいこと

かんかん

今回は、子育て中のお父さんお母さん必見のお話です。

子どもと関わる時に、「この子には◯◯な子に育って欲しい」と考えたことはありますか?

子どもに対して「前向きな考え方ができる子に育って欲しい」と願う親御さんは多いと思います。

しかし、言葉の掛け方を間違えると前向きどころか後ろ向きな考え方ばかりする子になってしまう可能性があります。

その言葉は無意識的に使われていることが多く、もしかしたらあなたも普段何気なく子どもに使ってしまっているかもしれません。

この記事を最後まで読むと「子どもをネガティブ思考にしてしまう言葉」「子どもをポジティブ思考にする言葉」が分かります。

子どもをネガティブ思考にする言葉

Greyerbaby / Pixabay

子どもが前向きな考え方をするようになるには、普段から前向きに考えることが習慣になっている必要があります。

では、普段から前向きに考えることを習慣にするにはどうしたらいいのでしょうか?

毎日子どもに、「前向きに考えなさい!前向きに!ポジティブに!」と呪文のように繰り返し唱えればいいのでしょうか??

実は、まず最初に気をつけた方がいいのは「前向きに考えること」よりも「後ろ向きに考えないこと」を習慣にすることです。

 

しかし、子どもの思考を後ろ向きにしてしまう、いわゆるネガティブ思考に育ててしまう危険性が高い言葉あります。

それは、親や先生が無意識のうちに子どもに使ってしまうことがある言葉、

「どうしてこんなこともできないの?」

「なんでこれができないの?」

です。

これを言われた子どもは心の中でこう考えます。

「どうしてぼくはこんなこともできないのだろう?」

「なんでわたしにはこれができないのだろう?」

と。

こう考え始めてしまう子どもは間違ってませんよね。だって、そう質問されてますからね。

 

「どうしてこんなこともできないの?」

「なんでこれができないの?」

そう言われた子どもは自然と「自分ができない理由」を考えてしまいます。

このやりとりが続くことで子どもは無意識的に「できない理由を探す癖」がつきます。

そして「ぼくが◯◯だったからできなかったんだ」と繰り返し「できなかった理由」を見つけるうちに、何かに挑戦する前に「ぼくは◯◯だから、きっと無理だ」となってしまいます。

congerdesign / Pixabay

「できない理由探し」が習慣になってしまうと、何か新しいことや少し難しいことに挑戦しようと思った時に、

  • 「自分には才能がないから」
  • 「自分にはお金がないから」
  • 「自分には時間がないから」
  • 「自分のキャラには合わないから」

と、できない理由を次々と用意して挑戦しなくなってしまいます。

確かにこんな言葉が次々に浮かんできては、物事を前向きに考えることなんてできないですよね。

子どもを"ポジティブ思考"にする魔法の言葉

White77 / Pixabay

では、子どもが失敗してしまった時やできなかった時、大人はどんな言葉をかけてあげればいいのでしょうか??

その答えは意外と簡単で、子どもが前向きに考え始める質問をしてあげればいいわけです。

子どもが前向きに物事を考えるようになる質問、それは、

「どうすればできたかな?」

「どうしたらできるようになるかな?」

です。

 

とっても簡単な言葉ですが、あなたがもし子どもの立場だったらどうでしょう?

何かで失敗した時に「え?失敗したの?どうしてそんなこともできないの!?」と言われるか、

「え?失敗したの?じゃあ次はどうしたらできるようになるかな?」と言われるか、

どちらの質問のされ方をするかって重要じゃありませんか?

前向きな思考になる質問の仕方をしよう

今回紹介したのは、ほんの些細な言葉の使い方です。

しかし、そのちょっとした言い方の違いで子どもの思考や気持ちが変わるとなれば普段からの言葉の掛け方が気になってきますよね。

大人から見れば「そんな(簡単な)こと」でも、子どもにとっては「生まれて初めてのこと」だったり「まだ数回しか経験していないこと」が多いです。

子どもと関わる時は、子どもが前向きに考えることができる言葉を掛けてあげたいですね!

前向きな考え方を繰り返すことで子どもはポジティブ思考を身につけていくことができます♪

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