0〜2歳

【育児が大変】子育てが難しいと感じてしまう理由を分かりやすく解説

かんかん

この記事では、
「育児が難しい!」「子育てって大変!」と感じているママさんに向けて、

  • なぜ育児を難しく感じるのか
  • 育児を楽しくするコツ

を分かりやすく書いています。

この記事はこんな方におすすめ

  • 育児を「難しい」「大変だ」と感じているママ
  • 育児が始まったばかりで不安なママ

「子どもはかわいいけど、育児って想像以上に大変、、、」
「育児の不安や悩みが多すぎて苦しい、、、」

育児が始まってこう感じるママはとても多いです。

しかし、育児が難しいと感じる理由を知っておけば、
悩んだ時に「そうだよね」「みんな経験してるもんね」と思うことができます。

安心して楽しく育児をするための考え方も紹介していますので、
ぜひ最後までお読みください♪

この記事の執筆・監修者


かんかん
(インスタ@kankan_kosodate


幼児教育者で一児の父です。仕事経験を活かした幼児教育と英語教育の情報を発信しています。

 

<経歴>
・保育士&ベビーシッター 10年
・子ども英語教育業界 2年
・オーストラリアで保育士
・海外留学
・夫婦で世界一周

 

育児が難しいと感じる理由

まず最初に、
なぜあなたが育児を難しくて大変だと感じてしまうのか、
その疑問にお答えします。

育児を難しくて大変だと感じる理由

  • 「子ども自身がまだ自分のことを分かっていないから」
  • 「簡単だと思っていたから」
  • 「正解がないから」

ほとんどの場合、この3つのどれか(もしくは複数)に当てはまるはずです。

「子ども自身が自分のことをまだ分かっていないから」

TaniaVdB / Pixabay

子どもと関わる中で一番大変なこと、それは子どもが言葉で自分の気持ち表現してくれないことです。

大人であれば自分の気持ちや考えを言葉で話してくれるので、
「お腹空いた」「トイレ行きたい」「眠たい」などのコミュニケーションで困ることはありません。
しかし、子ども(特に0〜2歳くらい)はこれがまだ自分で分かりませんです。

子どもは泣いたりグズったり不機嫌になったりしますよね。でも、子ども自身はなんでその気持ちになっているのか分かっていないことが多く、もし分かっていたとしてもそれを言葉で表現できていないことがよくあります。

子ども自身がよく分かっていないのに、大人のあなたが分かるわけありませんよね。
回数を重ねてやっと、「あ、これはお腹が空いてるんだな」「疲れたか眠たいかどっちかだな」って予想できるようになるだけで、読心術でも使えない限り、そもそも無理なのです。

世間では「ママなんだから自分の子どものことくらい分かるでしょ」みたいなこと言う人もいますが、分からなくて当たり前です。

これが育児を難しいと感じる理由その1です。

「簡単だと思っていたから」

あなたが今育児を大変だと感じている背景には、「育児なんて周りが言うほど難しくない」と思っていた可能性があります。

「(自分の)母もやっていたし、周りの友だちも普通に子育てしてるし、なんとかなるでしょ」と思っていた場合、育児の現実という高い壁にぶつかりやすくなります。

ぼく自身も、保育士として働き始めた当初、
イメージと現実のギャップに何度頭を悩ませたことか、、、今でも子どもと関わることの難しさは日々感じます。

人間は、観客席から見ているだけだと簡単そうに思ってしまうという癖があります。
しかし、何事もそうですが「見る」のと「やる」のは大違いです。

たとえば、
お医者さんの診察って、結構簡単そうに見えませんか??
体に聴診器当てたり、口の中見たりするだけで、「ラクそうだな〜」って思いません??

でも絶対に簡単じゃないんですよね。
いざ自分がお医者さん側のイスに座って体調の悪い患者さんを前にしたら絶対アタフタすると思うんです。

  • 聴診器を当てても何の音を聞いていいか分からない(そもそもどこに当てればいいのかも分からない)
  • 口の中を見ても何を診ればいいのか分からない
  • 舌に当てるやつを当てたら「オエッ」ってされて焦る
  • 症状を聞いて、可能性のある病気が全然出てこない

みたいな感じです。

これ全部、子育ても同じなのです。

泣いてる子どもを見ても最初はどんな意味があるのか分からないし、
良かれと思ってやったことが全然効果が無かったり。

「あれぇ〜おかしいなぁ。みんなやってるから私もできると思ったんだけどなぁ」という思いが重なると、
「子育ては難しい」「私には向いてない」と思ってしまいがちです。

このように、「子育てを簡単だと思っていた」というのが子育てを難しいと感じてしまう理由その2です。

「正解がないから」

Tumisu / Pixabay

子育てには正解がありません。
子どもと関わる上で、ここが一番大変な部分です。(やりがいを感じる部分でもあるのですが。)

育児中に、

「昨日はこれで機嫌直ったじゃん!!なんで今日はダメなの!?」

みたいなこと、毎日のようにありませんか?

「育児書に書いてあったことやってみたのに全然効果が無い」なんてことも普通にありますよね。

そうなんです。

育児って「1+1=2」みたいに絶対いつも決まった回答になるものじゃないから大変なんです。

クックパッドで「旬の素材を使った◯◯シチュー」みたいなのを調べてレシピ通り作っていたのに、気が付いたら「味噌汁できちゃってた」とか絶対ないじゃないですか。

ぼくたちは学生時代からテストで答えのある問題ばかりと向き合ってきたので、いざ答えのない問題にぶつかると「難しい」と思ってしまうんですよね。

逆に、育児では「昨日不正解だったのに今日は正解」みたいなことも日常茶飯事で、

「なんなのもぉ〜!!!」

とイライラしがち。笑

これが育児を難しく感じる理由その3です。


さて、育児を難しく感じる理由3つ。
どうでしょう、どれかに当てはまっていましたか?

育児を難しくしているのは自分自身かも

さて、ここでぼくが経験したことを少しお話しさせてください。

ぼくは保育士になって最初の2年間はフリー保育士でした。フリー保育士というのは担当クラスを持たず、いろんな学年の保育室に日替わりや週替わりでサポートに入る保育士のことです。

その期間に、ベテラン保育士から新人保育士まで、幅広い保育の仕方を学ぶことができました。

そこで感じたことは、やっぱりベテラン保育士のクラスの方が子どもたち落ち着いているし、楽しそうなんですよね。

かたや新人保育士は不慣れもあって、子どもたちに怒ってしまうことが多かったり、自分の進めたいように進められなくてイライラしたりすることも多かったです。

そう考えているうちに、
保育を難しいものにしてしまっているのはその人自身なんじゃないかと思うようになりました。

まだ自分自身も成長途中でそのレベルに達していないというか、サイズが合っていないというか、
つまり、余裕がないんですよね、最初の頃は。

余裕がないと視野が狭くなるしイライラしちゃいますから。

サイズ感の話でいえば、
普段LサイズのTシャツを着る人が、もし間違ってXS着てたら絶対イライラしますよ。肩周りとかピッチピチですもんね。「動きにくっ!!」って。「全然思い通りに動けない!!」って思うはず。
余裕がないってそういうことです。

余裕がなくて思うようにいかないから、ママも育児に対して「難しい」「大変だ」と思ってしまうのだと思います。

育児を楽しくするコツ

では、そんな育児を楽しむにはいったいどうすればいいのでしょうか。

まず、育児を楽しむにはシンプルに考えることが大切です。
正解がないのだから肩に力入れすぎて毎日過ごしているとどこかで燃え尽きてしまいます。
あなたのお子さんが0〜2歳であれば、育児はまだまだ始まったばかり。

難しいという感情は「できない」「わからない」「知らない」から起こります。
それがさらに大きくなると「不安」という感情に変わるんです。

今回挙げた3つの理由も、

  • 子ども自身がまだ自分のことを分かっていないから→「分からない」
  • 簡単だと思っていたから→「できない」
  • 正解がないから→「分からない」

ですもんね。

そして、おそらくあなたは今日この記事を読むまで、育児を難しく感じる理由を「知らなかった」。
でも、今日こうやって知ることができたので、難しいという思いはずいぶん軽くなるはずです。

というわけで、育児を楽しくするコツは

「できない」「わからない」「知らない」を1つずつ減らしていく。

時間はかかりますが、これが大事だと思います。

子どもは伸びたい方向を知っている

Wow_Pho / Pixabay

さいごに1つ、親御さんに向けて子育てが気楽になるアドバイスです。

子どもは「自分が育っていきたい方向を自分で知っている」と言われています。

あなたも、今までの人生でこんなことありませんでしたか?

  • 「親や先生が言ってることがどうしても納得できない」とか
  • 「ともだちはやめときなって言うけど、どうしてもやってみたいと思う」とか。

それがあなたの育って行きたかった方向です。
あなたの子どもにも必ずそれがあります。

本来の方向があるのに無理矢理に違う方向へ向かわせようとすると、いつかどこかで爆発します。

たいていの場合はそれが反抗期となってあらわれます。反抗期とは、思春期になったから出るのではなく、自分が育っていきたい方向とは違う方向に向かっているからその方向修正をしようと試みているのです。

さきほど、育児を楽しくするコツは「できない」「分からない」「知らない」を減らしていくことだと書きましたが、
1つの知識として、
子どもには伸びたい方向があること
そして1つの行動として、
子どもが伸びたい方向に向かう姿を全力で応援すること

これを意識することで育児が大きく変わると思います。

ポイントは、
ママやパパの向かわせたい方向ではなく、
子どもが向かいたい方向です。

育児をしていると、

歩き始めが遅かったり、
言葉が出るのが遅かったり、
オムツが取れるのが遅かったり、
ご飯を全然食べてくれなかったり、

いろんなことが起こると思います。

でも子どもは自分のタイミングをちゃんと分かっていて、できなかったことができるようになっていきます。
だからそれを温かく見守ってあげること、応援してあげること。

そうすれば育児は難しいものではなくなり、どんどん楽しくなってくると思います。

そんなことを考えながら、わが子と過ごせる一瞬一瞬を大切にして、これからも素晴らしい毎日をお過ごしください♪♪

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