生まれてきた時はみんな裸だった。
だから、死ぬ時にパンツ1枚でも履いてたらそれだけで勝ちやないか。
この言葉は、
テレビでお馴染みの明石家さんまさんのおじいちゃんが、
昔、さんまさんに言った言葉だそうです。
まさにその通りだと思います。
どれだけお金持ちになって、
どれだけ立派な家を建てて、
どれだけ高級な車を持っていて、
どれだけ最新の家電や洋服を持っていても、
それらは、死ぬ時には置いてけぼりです。
でも、
物欲はほとんどの人にはあるものだと思います。
あれが欲しいこれが欲しいって、
毎日テレビや雑誌やネット広告を見ていたらそう思うのも仕方がない。
人が消費しないと経済まわらないですし。
ぼくも欲しい物なんて山ほどあります。
購買意欲万歳です。笑
でもそんな中で、
やっぱり死ぬ時には物は何も持っていけないのだとしたら、
若いうちから、そして子どもの頃から、
「素敵な思い出」「楽しい思い出」をたくさん作って、
最後は「あぁ楽しかった!」って迎えたいですよね。
そりゃあ、死んだ後にぼくたちの心がどうなるかなんてわからないから、
もしかしたら「思い出」とか「経験」とか、
物じゃないものでも持っていけないかもしれないです。
でも、「かもしれない」という所が大切で、
物が持っていけないのは確実だけど、
思い出や経験は持っていけるかどうか死んだその時になってみないとわかりません。
自分が死ぬ瞬間を、ベッドに横たわる自分をイメージしてみたら、
物欲中心の人生を送っていたらきっと
「あぁ、家も車も手に入れたのに。そのために苦労して頑張ったのに。持っていけないのか、悲しい、、、orz」って、ぼくは思う気がする。
でも、可能性を信じて「思い出」や「経験」中心の人生を送っていたら
「あぁ、今までの楽しかった思い出や面白かったことも一緒に持っていけたらいいなぁ。
あ、でも!!楽しい思い出たくさんあるってことは十分楽しい人生だったってことだから、それだけで十分か!みんな、楽しい時間をいっぱいありがと〜ばいば〜い!」
ってなるんじゃないかと思います。ハッピーな考え方です。
物欲中心でいくか、
「思い出」や「経験」中心でいくか、
どちらにしなければいけないというのはないけれど、
ぼく自身はこの数年、
オーストラリアで暮らしてみたり、
オーストラリアの保育園で働いてみたり、
アジアの国々を旅してみたり、
介護の仕事をしたり、
確実に「思い出」「経験」中心で来てるなぁってヒシヒシと感じています。
まぁその分、「お金」はガンガン飛んでますけどね。笑
それともう一つ、
思い出や経験の他には、
友情とか信頼関係とかも目には見えないけど、すごく大切だと思います。
なにせお金で買えませんしね。
「家電、家具、衣服、靴、雑貨」と
「思い出、経験、友情、愛情、信頼関係」と
どっちが大切ですか?
どっちもですか??
目に見える物より、目に見えないものの方が大切ですか?
人それぞれか(笑)
この記事をきっかけに、自分が大切にしたいことを、
考えるきっかけになれば嬉しいです。
アメリカの先住民族であるインディアンではこんな話が言い伝えられているそうです。
あなたが生まれてきた時、
あなたはオギャーオギャーと泣いていて、
周りにいる人たちは生まれてきたあなたを見てとても幸せそうな笑みを浮かべていた。
あなたが死ぬ時、
あなたは「いい人生だった」「みんなありがとう」と幸福の笑みを浮かべ、
周りの人たちはあなたがいなくなる悲しみで涙が止まらなくなる。
そんな人生を送りなさい。
激しく同感!!
モノと思い出、どっちを大切にしたいですか??