こんにちは。
このブログでは、子どもの幸せを願いながらも日々いろいろなことに悩んでいるママに向けて記事を書いています。
今回の記事は人間関係についてです。
ママの人間関係の悩みのタネと言えば、ママ友、職場、お姑さん、旦那、学生時代の友だちが代表的ですよね。
その中でも今回は、
誰かに「最近ノリが悪くなった」と言われて落ち込んでいる人、
もしくは、周りに「ノリ悪いよね」と思われていそうでモヤモヤしている人に読んで欲しい内容になっています。
結論からいいますと、
誰かのことを「ノリが悪い」「ノリが悪くなった」と言う人は、言い換えると「自分の思い通りに相手が動いていないからおもしろくない!」ということなんです。
自分の物差しを振り回して、「自分はノリが良い」→「自分のノリに合わない人=ノリが悪い」なんていう超絶自分勝手な方程式を完成させてしまっています。
みなさんも思い当たる節があると思いますが、しっかりと他人を尊重できる大人な人は、他人との価値観の違いこそ認識しても、「ノリが悪い」なんて言葉を使って相手を否定することはないでしょう。
このことを踏まえて、では具体的にみていきたいと思います。
そもそも、ノリってなに?
「ノリが良い」「ノリ悪い」「ノリノリ♪」(←ちょっと古い)なんて言いますが、
実用日本語表現辞典では、「ノリ」とは
その場の雰囲気に合わせて調子づくこと。場の空気に乗る形で物事を行うこと。
と紹介されています。
日本人の得意分野である「場の空気を読む」ということが「ノリが良い」に繋がっているんですね。
「ノリが悪い」って言う人、どんな人?
子育て中のママは、どんな関係値の人に「ノリが悪い」と言われることが多いか?
- 子どもが通っている幼稚園や保育園、小学校のママ友から
- 学生時代の友だち
- 元職場の同僚
が多いのではないかと思います。
そして、その人が「○○最近ノリ悪い」と言う理由は大きく分けて3つ、
- 一緒にいる時のテンションが違うから
- 遊びやイベントに誘っているのに断られるから
- 考え方が合わないから
です。
保育園や幼稚園、小学校のママ友などは、本人のいない所で「○○ちゃんママ、あんまり話合わないわよね」「○○くんママ、イベントに参加しても楽しく無さそうね」なんて話になり、「ノリが悪い」という結論に辿り着いたりします。
きっと物事の楽しみ方が違うだけなんですけどね。
「私とは合わないけどそういう人もいるよね。程よい距離でお付き合いしましょう。」となればいいのですが、「私に合わないから、きっと世間の感覚にも合ってないよね。だからあの人はノリが悪い人だよね」と超自分目線で言っている人も多いわけです。
学生時代の友人や元職場の同僚は、「あの頃はよく遊んだのに!」と「あの頃」を引っ張り出してきて「ノリ悪い」評価を突きつけてきたりしますよね。
言われる側からすると
「いや、確かにあの頃はそうだったけど、今は結婚もしたし子どももいるし、時間やお金の使い方もあの頃とは違うんだよ」って話です。
ノリが悪くていけないの?
ここでハッキリとさせておかなければいけないのは、
ノリが悪いことがいけないことなのか、どうなの!?です。
ノリというのは場の雰囲気で、人間が集まるコミュニティやグループで生まれるものですから、1つの基準を設けるとすれば、居心地が良くないと思う場所はおそらくあなたの居場所ではありません。
例えば、
家でゆったりと過ごしていたいタイプなのに、すごくアクティブなママ友グループと付き合うことになれば毎週のようにお出かけばかりとか、、、
逆に、子どもたちと一緒にアクティブにお出かけしたいのに、カフェで何時間も似たような話を永遠繰り返すママ友グループにいるとか、、、
おそらく居心地よくないですよね。
それで、もしあなたが「ココ合わないな」「しんどいな」って思ったら離れれば良いのですが、この時に、言われるんですよね。
「最近ノリ悪いね」って。
でも、さっきも言った通り、良いとか悪いとかって相手の基準ですから。
「あなた仕様にカスタマイズされた基準で一方的に判断しないでくれる!?」って言いたくなりますよね(笑)
ノリに良いも悪いもないのです。あるのは合うか合わないか。
ノリが合わない人とは程よい距離感で
もしもノリが合わないグループに参加してしまった場合、
もしくは、しばらく所属していたけどノリが合わなくなってきたなと感じることが多くなった場合、
遠慮せずに長居するのはやめましょう。
最初は分からないからそのグループやコミュニティに入ってしまってもしょうがないんです。
でもどこかで気づいたのだとしたら、長居するのはやめましょう。あなたの精神衛生上よくないです。
学生時代の友達や趣味サークルなど付き合いが長い場合には、結婚したり、子どもができたり、引っ越したり、会社の部署が変わったり、人生いろんなことが起こります。
環境が変われば今まで通りでいられなくなるのは当たり前です。
そういった、「他者への尊重」ができない人が「あの人最近ノリが悪い」なんて平気で言うわけです。
まだまだ学生の考え方に近いのではないでしょうか。
たとえ、ノリが合わないなと気づいたとしても、他者への尊重の気持ちを持った大人なら、「あの人はノリが悪い」とは言わないと思います。
居心地が良くいなと思うのであれば、避けられる範囲で徐々に距離を取るようにしていくことをオススメします。
ただ、難しいのが子どもと学年が同じママ友です。自分は距離を置きたいけど子どもは仲良し、校区の関係で保育園〜中学校まで同じが決定しているなどなど。
ケースバイケースでの対応を考える必要がありますね。
何か良い案があれば、ぜひコメント欄に記入ください。
まとめ
ポイント
- 「ノリ」とは場の空気を読むこと
- 「ノリ」に良いも悪いもない
- 誰かを「ノリが良い」「ノリが悪い」と評価する人は自分の価値観を押し付けているだけ
- ノリは「合う」か「合わないか」
- 合わなければ無理して付き合い続ける必要はない
ノリが悪いことを恐れる必要はありません。それは誰かの偏った基準でしかないわけですから。
あなたにあった「ノリ」は必ずどこかで見つかります。
居心地がいい場所、ぜひ探してください。
一番良いのはあなたのお家ですよね♪♪