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子どもの人生を台無しにする5つの口癖

かんかん

世の中には「人生を台無しにしてしまう言葉」や「人生を楽しめなくなってしまう言葉」というものがあるようです。

その言葉を使いながら生活していると、「ツマラナイ人生」や「ツイテナイ人生」を送ることになり、「全然思い通りにならない」と感じながら生活することになってしまいます。

子どもたちにはぜひ、優しい言葉・人生を豊かにする言葉を使って欲しいものです。

今回の記事では、子どもの人生を台無しにしてしまう可能性のある5つの口癖と、人生を楽しむための上手な対応方法を紹介します。

 

子どもの人生を台無しにしてしまう可能性のある5つの口癖

さて、それではさっそく『子どもの人生を台無しにする5つの口癖』を紹介していきたいと思います。

『子どもの人生を台無しにする5つの口癖』はずばり、

  • 不平不満
  • 愚痴
  • 泣き言
  • 悪口
  • 文句

この5つです。

この5つは、作家の小林正観(こばやし・せいかん、2011年逝去)という方の本からピックアップしました。

 

なぜこれらの言葉が人生を台無しにするのかと言えば、
ものすごく簡単に言うと、「この世は自分が発した言葉通りの出来事が起こる仕組み」だからです。

 

大人になるとよく分かると思いますが、今、自分が置かれている環境や目の前にある状況というのは、過去に自分が言った言葉や決意が原因となって作られていませんか?

 

「この仕事をする!」と決めたから今の職場がある。
「この人と結婚する!」と決めたから今の家庭がある。
「19時からのテレビ番組を見たい!」と思ったから19時にテレビを見ている。

このように、ほぼ全ての出来事は過去の自分が決めたことや言ったことの通りになります。

 

「人生はすべて思い通りになってしまう」

「人生はすべて思い通りになる」
これはよく言われる言葉です。

これって逆から見ると、本当はそうなって欲しくないことも、思ってしまったり言ってしまうと、その通りになってしまうということになります。

 

「人生が全然思い通りにならない」と思っている人は、「思い通りにならない」と「思っている」から実は思い通りになっています。

「お金持ちになりたい」と思っている人は、「お金持ちになりたい」と「思っている」ので、「お金持ちになりたい」と思えるような状況、つまり手元にお金(貯金)がない状況がやってきます。ほら、思い通りになっていますよね。

 

 

「いつも失敗ばかりしてしまう」というAさんは、「いつも失敗ばかりする」と思っているから失敗する出来事ばかりが起きてしまいます。

逆に「自分は上手くいくことが多い」と思っているBさんは、「自分は上手くいく」と考えているので、Aさんが「失敗だった」と思うことに対しても「ココとココは上手くいった」と捉えているのかもしれません。

 

そう考えると、先ほどの5つの口癖、

  • 不平不満
  • 愚痴
  • 泣き言
  • 悪口
  • 文句

を口にすると、その通りの現実が起きやすくなってしまうということが分かるのではないでしょうか。

「仕事がつらい」

「あの人と会いたくない」

「時間がない」

「なんでいつも私ばかり」

こんなこと、つい子どもの前で口にしていませんか?

 

子どもは周りの大人から口癖を学ぶ

子どもの口癖は、周りにいる大人の影響を大いに受けます。(もちろん生まれながらの気質もありますが)

子どもがどうやって日本語を学ぶかといえば、最初は聞くところからです。

  • 家族の会話
  • テレビや動画
  • 保育園や幼稚園の先生

そういった身近な環境から受ける言葉が、

  • 不平不満
  • 愚痴
  • 泣き言
  • 悪口
  • 文句

ばかりになってしまうと、子どもの脳内辞書にはそういった言葉が多く蓄積され、口から出る言葉も多くなってしまうでしょう。

もちろん知っている言葉(ボキャブラリー)が多いことは重要なので、いろんな言葉を知ることは重要ですが、その言葉の使い方や影響力についても同時に学べると子どもの人生が大きく変わるのだと思います。

 

子どもがポジティブな口癖を持つための練習方法

それではさいごに、

子どもがポジティブな口癖を身につけるためのオススメ練習を1つ紹介します。

それは、次の定型文↓に当てはめて、繰り返し、親(大人)が子どもに言い聞かせてあげることです。

定型文

「◯◯だったけど、〜だから良かったね」
「◯◯だけど、〜で良かったよ」

◯◯には5つの口癖(不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句)が入ります。

一旦ネガティブな思いを認めた上で、ポジティブに捉えることができるポイントを探してみるのです。

ex:
「転んで痛かったと思うけど、すぐ立ち上がってカッコ良かったね」

「お茶こぼしちゃったけど服にかからなくて良かったね」

「友だちとケンカして嫌な気持ちかもしれないけど、自分の気持ちを伝えられて良かったね」
などなど。

 

状況にもよりますが、ネガティブな思いを受け止めた上でポジティブに捉える言い方をすることで、子どもは「へ〜、そうやって考えることも出来るんだ」と学ぶことができます。

 

ちなみに、これは大人でも使えます。

 

ex:
「職場のあの人がすごく苦手だけど、あの人と知り合ったおかげで自分の苦手なタイプが分かって良かった」

「お金が貯まらないけど、その分欲しいものを手に入れてるってことだから良い」

「子育てがイヤになる時もあるけど、やっぱりこの子がいてくれて良かったと思う」
などなど。

 

ネガティブな気持ちを抱えたら、まずはその気持ちをしっかり受け止めたあと、ポジティブな面も探してみてはいかがでしょうか。

 

さいごに

子どもの人生を豊かにするために、5つの口癖を避けながら、「嬉しい・楽しい・ありがとう」などの言葉を使うように意識して、

時には「◯◯だったけど、〜だから良かったね」というフレーズも活用してみてくださいね!

 

参考書籍

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

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