ママはいつもとっても忙しい存在です。家事、育児、仕事、頼まれごと、人付き合い、趣味、、、毎日があっと言う間に過ぎていくと思います。いつもご苦労様です。
今回は、そんな忙しいママさんの中で、「なんとなく毎日が楽しくない」と感じている方に今日から出来る5つのことを紹介します。
日々の生活の中で「忙しいけど充実してる!」「やること多いけど楽しい!」、そう思えることが理想ですが、現実は「忙しくて毎日楽しくない」だったりします。
毎日を楽しく過ごすためのポイントは「よりよい考え方を学ぶこと」です。
「よりよい考え方」は実践していれば毎日が楽しくなるのに、学校の先生や会社の上司は教えてくれなかったりします。
なぜなら、その先生や上司がその考え方を知らないから、、、だったりすることが多いのですが、今回は数ある「より良い考え方」中から5つに絞って紹介します!
「自分は重要な存在」だと知る
あなたは自分の存在をどのくらい重要だと感じていますか?
社会にどのくらい貢献していて、どのくらい人の役に立っていると思いますか?
毎日を楽しいと感じにくい人は、自己肯定が少なく、自己否定が多いと言われています。「私なんていなくてもいいんじゃないか」とつい思ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、ここでハッキリお伝えします。あなたの存在はこれ以上ないくらい重要です。
毎日を楽しむために出来ることの1つ目は、「自分の存在意義がめちゃくちゃ高いことを知る」です。
あなたがこの世に存在していることは必ず誰かのためになっています。ただ、残念なことにその実感がない場合が多いのです。
例えば、子どもや旦那さんは、あなたが1週間風邪で寝込んだら、あなたの存在がどれだけ重要かわかるでしょう。しかし、普段から感謝を伝えられることが少なかったり、子どもにいたっては「ママがいてくれることが当たり前」「ママがやってくれることが当たり前」で日々を生きています。
子どもはそういう存在なので割り切りも必要ですが、ママとしては「自分は周りに必要とされている存在なんだ」と常に自覚しておくことはとても大切です。
また、その人と直接の関わりが無いので分かりにくいかもしれませんが、あなたが普通に何気なく生活しているだけでもたくさんの人の役に立っています。
例えば、あなたが食事をするということは、その食材を作る人やスーパーまで運ぶ人に仕事を提供していることになりますし、
あなたが1人でカフェに行ってコーヒーを飲みながらのんびりしている時ですら、
「コーヒー豆を生産する人」
「コーヒー豆を輸入する人」
「コーヒー豆を店まで運ぶ人」
「カフェのオーナー」
「カフェの店員さん」
にとって、とても重要な存在なのです。
さらにもっと言えば、その働いている人たちが支えている子どもや配偶者、介護が必要な両親にも間接的に役に立っていることになりますよね。
こう考えだすと、生活の中で起こること全ては誰かの役に立っていることになります。
逆にもしあなたが今何かの仕事をしている場合、お客さんにとってはあなたがいなければそのサービスを受けることができないので、あなたはとても重要な存在になります。
そうやって、あなたの存在や生活はすべて誰かのためになっているし、あなたもその恩恵を受けています。とてつもなく広い枠の中で、お互いに役に立ち合っているということです。
目の前の人に感謝を伝える
毎日を楽しく過ごすために出来ることの2つ目は「感謝を口に出して伝えること」です。
普段、ぼくたちは感謝の気持ちを伝えることを後回しにしがちです。
仕事であれば人間関係を円滑にするためにという意図で必要以上に「ありがとう」や「ごめんなさい」を使う場合もありますが、家庭内となると「いつか何かの機会に」と思って先延ばしにしてしまう傾向があります。
日本人の多くは、感謝の気持ちは持っていても、それを口に出して伝えるということを恥ずかしがって中々しないものだったりします。
しかし、少し探してみると「感謝すること」はたくさん見つかります。そして「感謝された人」というのは例外なく喜びを感じるものです。
あなたが感謝を伝えることで誰かを喜ばせることができる。これはとても素晴らしいことではないでしょうか。
旦那さんや子どもに対して、「その人がいるからこそできていること」を考えてみましょう。その時は「この人じゃなかったらもっとこうだったかもしれないのに」という考えは脇に置いておきます。
たとえば、
旦那さんに対してであれば「何年もストレスを抱えながら働いてくれてありがとう」
子どもに対してであれば「落ち込んでいる時に笑わせてくれてありがとう」
最初は恥ずかしいかもしれません。ただそれはきっとまだ言い慣れてないからです。
感謝されるのが嫌な人なんていません。どんどん伝えましょう!
ただし!この時のポイントは「褒めること」ではなく「感謝すること」です。
よく勘違いされがちですが、「褒めること(すごいね・よくできたね等)」はいつの間にか上下関係を生み出します。それに対して「感謝すること(ありがとう・助かったよ等)」は対等な関係です。
日常の会話に「ありがとう」「助かったよ」「嬉しかったよ」を増やしてみましょう!
今、「すでに幸せ」だと気づく
あなたは今、幸せですか?
これは本当にたくさんの人が勘違いしています。今は幸せではなく、未来にあるものだとばかり思っているのです。幸せは「なる」ものだと。ということは、まだ幸せに「なっていない人」はみんな不幸せだということでしょうか?
「◯◯になれば幸せ」
「◯◯がなくなれば幸せ」
「◯◯を手に入れれば幸せ」
何かを達成することが「幸せの基準」になっていると、今あなたは幸せではないことになってしまいます。
よくあるのはこんな未来の幸せです。
- 結婚できれば幸せ
- マイホームが手に入れば幸せ
- 子どもができれば幸せ
- 職場がもっとこうなれば幸せ
- お金に困らないようになれば幸せ
「たられば」の未来ですね。果たして本当にこれらが手に入らないと幸せになれないのでしょうか?
もちろんこれらは幸せなことだと思います。ただ、人によっては幸せを未来に求め過ぎて「それを達成するまでは幸せではない=不幸」という公式が作り上げられている場合があります。
なぜ目標を達成したことだけが幸せで、その途中の道のりは幸せではないのでしょうか?
いやいや、
旅行に出かける時は、目的地に着いた時だけでなく、計画をしている時や荷物を準備をしている時、目的地に向かっている時も楽しんでいるのではないでしょうか。
理想とするだけの収入がなくても、今ある分で上手にやりくりしながら有効に使って家族で過ごすことを楽しむのは幸せではないのでしょうか。
そう考えると、幸せになるのを待つ必要はありません。今、もうすでに「幸せ」です。
人はどんな状況に置かれていても、「自分には無い物が欲しくなってしまう」という癖があります。少し立ち止まって見れば、
- 旦那がいてくれること
- 子どもがいてくれること
- 住む場所があること
- 仕事があること
- ご飯が食べられること
- 言葉が話せること
- スマホが持てること
- テレビが見れること
- 笑えること
たくさんの幸せが今すでにあります。
その「今ある幸せ」を感じながら、理想とするさらなる幸せを目指せば良いのではないでしょうか。
「理想」や「夢」だけを追いかけない
毎日を楽しくためにできることの4つ目は今の話の続きに近いです。
「理想を頭の中で描くだけでなく、手と足を使って行動しよう」これが4つ目です。
「今ある幸せ」を感じながらであれば、さらなる理想を持つことは素敵なことだと思います。
むしろ、理想や夢は絶対にあった方が良いとすら思います。
未来に希望を持っていることは大切だからです。
しかし、「その理想の実現のために今日何か1つでもしていることがあるかどうか」、これがとても重要です。
「今のこの辛い生活をただひたすら我慢すればいつか、、、理想の未来がやってくる、、、」なんてことは起こりにくいと思うんです。
きっと、理想とする未来に繋がる「行動」が大切なんです。
あなたの「理想」や「夢」のために、あなたは具体的に何をしていますか?
もしかすると、【理想や夢の実現のためにどんな「行動」をしたらいいのか分からない】という場合があるかもしれません。そういう時はどうしたらいいのか?
答えはあります。
それは、理想や夢を実現するためにどんな「行動」をしたら良いのかを探す「行動」をするのです。
例えば、本屋で本を買う、インターネットで検索して複数の記事を検索する、すでに似たようなことを実現している人がいればお茶したり会ったりする。それが今のあなたに必要な「行動」です。
もしくは、旦那さんや子どもに「いつかこんなことをしてみたいんだよねぇ」と話題にあげることも1つの立派な行動です。
理想に向けて希望を持ち、期待することはとても大事なことですが、ただ祈っているだけでは5年後も祈っているだけのままになってしまいます。
階段を1段1段登るように、理想に近づくためには今日できる「行動」を1つだけやっていきましょう。
1日1ステップ。慣れてきたら1日2ステップ。そうやって少しずつ増やしていくことができます。
「ただの良い人」をやめる
毎日を楽しむためにできる5つ目は、「ただの良い人にならないこと」です。
友人から頼まれたことをなんでも引き受けていませんか?本当は嫌なことに渋々付き合っていませんか?
友人に頼みごとをされると断れない人がいます。しかし、あなたに頼みごとをしてくる人は本当に困っていますか?あなたが困った時に助けてくれますか?
人間関係はそういったバランスがとても重要ですが、あなたの側にウェイト(負担)がかかりすぎている場合、それは健全な友人関係ではなくなっているかもしれません。
断るべき時は断る。今までずっと相手の頼みごとを聞いてきた場合、急に断るようになると、相手は怒ったり、あなたへの態度を変えたりするかもしれません。
しかし、そんな人は本当の友人ではありません。あなたのことを「頼みごとを聞いてくれる都合の良い人」だと思っていることになります。本当の友人関係であれば、あなたが頼みごとを断っても心地よく関係が続いていくのではないでしょうか。
頼みごとを断る時は以下のポイントを意識してみてください。
- 理不尽な依頼
- あなたのプライドに反する依頼
- あなたの生活や人間関係に不都合が生じる依頼
- 依頼者が自分でもできるのにめんどくさがっている依頼
きっとあなたは周りに気遣いができる優しくて素直な方です。だから自分を犠牲にしてでも誰かの役に立とうとしていたのではないでしょうか。
しかし毎日を楽しく過ごす為には、相手の要求を聞き過ぎて負担がかかり過ぎないようにすることも大切です。
まとめ
今回は、『毎日が楽しくないと感じるママが今日から出来る5つのこと』を紹介しました。
まとめ
- 「自分は重要な存在」だと知る
- 目の前の人に感謝を伝える
- 今、すでに幸せだと気づく
- 「理想」や「夢」だけを追いかけない
- 「ただの良い人」をやめる
1つでも気になる内容はあったでしょうか。この中の1つだけでもいいので、少しずつ実践するようにすると自分の心の変化に気づけると思います。
このブログ記事を見つけてくださったことで、あなたの生活に何かしら良い変化が起きたらとても嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。