日本の未来

【日本の未来は大丈夫?】子どもの将来を心配する親が絶対に知っておきたいこと

かんかん

この数年、多くのママ・パパが抱えている不安があります。
その不安とは

「日本はこのままで大丈夫なの?」

という日本の未来に対する不安です。

この記事にたどり着いたあなたも、きっとそんな不安を抱えているのではないかと思います。

まして現在子どもを育てている方であれば、「我が子が大きくなった時、日本はどうなっているのだろうか。」という大きな不安があると思います。

さらに、2019年の終わり頃から世界的に影響を及ぼしているCOVID-19(新型コロナウイルス)のこともあり、日常の生活様式から仕事にいたるまでが大きな変化の中にあります。

テレビやネットニュースで目にする事件・事故には「信じられない」ものが多く、その内容や犯人の動機にも驚かされますよね。

また、国民の代表である政治家の不適切発言や(国民のことを考えていると思えない)政策の数々に溜め息混じりの日々を送っているのではないでしょうか。

「この国に明るい未来はあるのか、、、」

とても心配になりますよね。

ぼく自身はまだ子どもがいませんが、20代を通して保育士として働く中で無邪気に遊ぶ子どたちを前にして、「この子たちが生きる未来はどうなるのか」と日々考えていました。

そんな中で、以前こんな記事を書きました。この記事は現在も毎日たくさんの方に読まれています。

日本の未来
【日本の未来は暗い??】子どもたちがこれから巻き込まれることを知っておこう。

続きを見る

今回の記事は、前回の記事も参考にしながら、

  • 「日本の未来はどうなるの?」
  • 「子どもの未来は大丈夫なの?」

というテーマで書きました。

結論だけを先に言っておきますと、「日本の未来は大丈夫」です!!

なぜそう言えるのか。それは最後まで読んで頂ければ分かっていただけるかと思います!

(※未来についての話は全て「予想」でしかなく、どんな未来にするかは現在を生きている人たちの行動次第で変わると思います。いろんな考え方があると思うので、「自分ならどう思うか」「子どもにどう伝えるか」を一緒に考えながら読み進めていただけたら嬉しいです。)

ネット上の情報は難しいですか?

インターネットで「日本の未来」と検索すると、その多くはビジネス的な内容や、AIなどのテクノロジー系の内容が多いです。

こういった内容って子育て中のママや子どもたちには難しい内容が多かったりするんですよね。

しかし、それでは良くないと思います。日本の未来は子どもたちにとって良いものになるように考えていかなければいけないからです。

そしてそのためには、日頃から子どもと関わっている親御さんや先生が読みやすく、子どもたちと一緒に考えやすい内容の記事が必要だと考えています。

そこでこのブログでは、「子育て中のママや子どもが分かりやすい記事がたくさんあるブログ」を目指して日々更新しています。

いろんな人の未来予想

さて、まずは、インターネット上で検索できる「日本の未来予想」についての記事で書かれている内容をいくつかピックアップしてみたい思います。

まずはサラッと読み流し、詳細が気になる記事はあとでゆっくり読んでみてください!

総資産387億円?世界3大投資家の1人「ジム・ロジャース」の予想

個人的に本当に好きで評価している国だが、その日本が50年後か100年後には消えてしまうのは心から残念でならない。

 なぜ消えると断言できるのか?当然だ。これだけ借金があり、しかも子どもを作らないのだから。私はこれだけ日本を愛しているが、日本に住もうとは思わない。借金と少子化、この二つがシンプルな理由だ。
(引用元:「2050年の日本は犯罪大国になる」とジム・ロジャーズが予測する理由

2ちゃんねる開設者「ひろゆき」の予想

日本は少子高齢化が進んで人口が減っていくわけですから、どうしても日本人を対象にしたビジネスは縮小していかざるをえない。今経営状態がよいといわれる新興企業にしても、正直いってその成長が今後も続くと僕には思えないんです。
(引用元:ひろゆき氏が予測する日本の未来、「給料は上がらないがブラック企業は淘汰される」

元マッキンゼー日本支社長「大前研一」の予想

人口が減少すると、納税能力はどんどん下がっていきます。従って今よりもますますサービスレベルは落としていかなければならない。すでに日本の年金は、最終勤務年度の給料に比べて、35%程度しかもらえていません。

これは、先進国の中で一番低い。国によっては最終年度に稼いでいた給料の70%ぐらいを年金でもらえるというところもあるし、50%ぐらいが普通です。日本では、2040年になると30%ももらえないと予想されます。
(引用元:2040年に向けて沈みゆく日本。この国はどうなるか

人生100年時代を考慮した「金融庁」の予想

人口の高齢化という波とともに、少子化という波は中長期的に避けて通れない。前述のとおり、近年単身世帯の増加は著しいものがあり、未婚率も上昇している。

公的年金制度が多くの人にとって老後の収入の柱であり続けることは間違いないが、少子高齢化により働く世代が中長期的に縮小していく以上、年金の給付水準が今までと同等のものであると期待することは難しい。

今後は、公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある。

年金受給額を含めて自分自身の状況を「見える化」して老後の収入が足りないと思われるのであれば、各々の状況に応じて、就労継続の模索、自らの支出の再点検・削減、そして保有する資産を活用した資産形成・運用といった「自助」の充実を行っていく必要があるといえる。
(引用元:「人生100年時代の蓄え、年金だけじゃ月5万円不足するから『自助』して」金融庁がブン投げ

どうでしょうか。これらを読んでどう感じますか?

とても日本の未来は明るい!とは言えなさそうですよね、、、。本当に日本の未来は大丈夫なのでしょうか?

日本の未来は暗そうだけど、、、

ここでピックアップした内容や、日頃テレビやスマホのニュースから流れてくる内容を見ていると、日本の未来は暗そうに思えますよね。

しかし、ぼくはそこに「日本の明るい未来」を見出だしています!

どういうことか説明しますね!

現代の日本に生まれたことは不幸ですか?

あなたは現代の日本に生まれた事についてどう思っていますか?

現代に生まれた子どもたち(30〜40年後の日本を大人として生きていく今の子どもたち)をかわいそうだと思いますか?

当然のことですが、「今の時代」「今の日本」に生まれたことにはなんの罪もありませんよね。

ただ時代が大きく変わろうとしている最中に生きている、というそれだけのことです。

過去を振り返ってみれば、日本は空から爆弾が降ってきた時代がありました。片道分の燃料しかない飛行機に乗って敵の船に突撃しなければいけない時代がありました。

もっと昔には、たくさんの人を殺すことが英雄だと褒められる時代がありました。

殺人事件も交通事故の数も過去に比べたら圧倒的に減っています。近隣県や遠く離れた地方の事件・事故がテレビで流れるようになったのは絶対数が減った証です。

冷蔵庫も洗濯機も自動車もない時代があったし、夜まで空いてるスーパーや24時間営業のお店だって無かった時代があります。

ほんの10年前を振り返れば今あなたの手元にあるスマホも無かったし、30年前にはインターネットだって「なんだかよく分からないもの」でした。

そう振り返ると現代の日本は「安全」や「物・サービス」の面から考えると過去最高に良い時代なのかもしれません。

つまり、過去に比べたら、ぼくたちは「安全」や「物・サービス」に関しては幸せな生活を送れているということになります。

これは、それぞれの時代の日本人(今の高齢者世代やご先祖さまたち)が「こうするのが1番良い!」と考えて、頑張ってくれたからですよね。

過去から現在まで、どの時代の人たちも、『その時1番良いと思う選択肢』を選んできたんだと思います。

誰にとって1番良い選択肢を選ぶか

では、今まで全ての時代で「一番良いと思う選択肢」を選んで発展してきたわけですから、ぼくたちも「一番良いと思う選択肢」を選べばいいのではないでしょうか?

ただし、ここで重要なのは「誰にとって一番良い選択肢か」です。

日本にはいろんな世代の人がいて、いろんな立場の人がいます。世界に目を向ければ、約200ヶ国もあって、それぞれの立場があるわけです。

ぼくたちは誰にとって一番良い選択肢を考えればいいのでしょうか?

それは「子どもたち」です。

日本に限らず、子どもは世界中にいます。いま大人であるぼくたちも必ず昔は子どもでした。

子どもたちは大人になります。そして新たな時代を作ります。

こんなこと↓を考えたことはありますか?

「人間はなんのために生きているんだろう?」

ぼくたち人間が生きている理由を考えたことってありますか?

呼吸をして、ご飯を食べて排泄して、、というのは「どうやって生きているか」であってそれは科学の力で分かっています。

しかし、大切なのは「なぜ生きているのか」です。

その答えはいろいろありますが、めちゃくちゃ大きな枠で考えた時に、世界中で共通しているのは、「子孫繁栄」です。

人間は「子孫繁栄」のために生きていると考えることができます。

人類は、「生まれて死ぬ、その間に新たな命を産み、育てる」というこの繰り返しを何万年もしてきました。

どんなに時代が変わろうとも、それは今まで変わっていません。

ということは、ぼくたちは何世紀にも渡る壮大な「命を繋ぐバトンリレー」をずーっとしているのかもしれません。

となれば大人が考えなければいけないことは「より良い状態でバトンを次に繋ぐこと」です。それはつまり、「子どもたちが生きやすい環境を作ること」に他なりません。

【子どものために1番良い選択肢】というと「じゃあ、子どもの好き勝手にやらせたらいいの?」と思われるかもしれませんが、ぼくは「大人は子どもの言いなりになった方がいい」「ラクをさせた方が良い」と言いたいわけではありません。

ぼくたちが生きている理由の1つに「命というバトンを後世に繋いでいくこと」があるのであれば、後世の主役は今の子どもたちです。

大人たちが「今の子どもたちが大人になった時に生きやすい社会」を考え続けることで、この、一見絶望的に思える日本の未来を力強く生きる選択ができるのではないかと思います。

日本の未来は大丈夫!

この記事の最初に「日本の未来は大丈夫だと思います!」と書きました。

ぼくは本当にそう思っています。

なぜなら、この記事を読んでくださっているあなたを含め、たくさんの人が「日本はこの先ヤバそうだ」と感じているからです。

そう感じている人の中には「日本の未来を明るくするためにはどうしようか」と真剣に考えて、実際に行動している人たちがいます。

今後はもっとたくさんの人たちが「日本の未来を明るくするための行動」を始めることでしょう。

そしてその行動に共感して動き出す人もたくさん増えると思います。

「たくさんの人が動くこと」これが重要です。

ぼくは、漫画ワンピースのアラバスタ編に出てくるアラバスタ王国の王様「ネフェルタリ・コブラ」が大好きです。

彼のこんな発言を覚えていますか?

ネットより引用

ネットより引用

国とは"人"が集まるから成り立つものです。

日本も同じですよね。日本人が集まっているから日本という国が成り立っています。

総理大臣や国会議員が国ではないし、政府が国ではないはずです。

だから、たくさんの日本人が行動するということは、"日本"が動くということになります。

1人ひとりの日本人が良い方向に向かって行動することで、日本という国が良い方向に向かって動き始めます。

動き出すには「きっかけ」が必要

動き出すには何事もまずはきっかけが必要です。

例えば、あなたが朝家を出る時に「今日は傘を持っていこう」と思うためには「今日の降水確率は90%です」という天気予報が必要です。天気予報が「晴れ」なのに傘を持って出かける人は少ないと思います。

それと同じで「日本の未来を明るくしよう!」と思うためには、まずは「日本の未来は大丈夫かな?」というきっかけ(不安や心配)が必要なんです。

今、すでに多くの人がそのきっかけを感じています。「日本はこの先ヤバそうだ」と感じている人がたくさんいます。

そしたら順番は決まっています。

「どうしよう?」と感じたら、次は「こうしよう」です。

人類は、いつも必ず「良い方向」に向かう選択肢を選ぶことが決まっているので、「日本の未来は大丈夫」です。良い方向に向かいます。

ただし、

繰り返しになりますが、「誰にとって良い方向」を選ぶのかがとても重要なことです。

「私利私欲しかない政治家にとって良い方向」に向かってはダメだし、「お金にしか興味のない権力のある人にとって良い方向」に向かってはダメだと思います。

ぼくは、「子どもたちにとって良い方向」を選べる大人が増えて欲しいと思います。

というわけで、子どもの将来を心配する親御さんや、日本の未来を心配する大人の方々には、ぜひとも「子どもにとって良い選択肢は何か」を意識して、迷った時には「どうすれば子どもの未来が明るくなるか」を考えみて欲しいと思います。

そうすれば、日本の未来は少しずつ明るくなっていくのではないでしょうか。

主観も大事だけど、データも同じくらい大事

ここまで読んでくださってありがとうございました。

今回書いた内容は、正直言うと、今ある統計やデータを一旦脇に置いた、ぼくの個人的な(しかも希望的な)主観でもあります。

一人ひとりの大人が「子どもにとって明るい未来」を選択していく。

これは間違いないと思いますが、やっぱりデータも重要なんですよね。

例えば、現在の日本では殺人事件などの重犯罪の犯人はすぐに捕まりますが、空き巣や窃盗などの軽犯罪の犯人は7割が捕まらないそうです。

これはデータです。生活費に困窮している人がこのデータを聞いた時に、どう思うでしょうか?

アルバイトで働くのがめんどくさい学生が、悪い仲間から「今の日本て空き巣しても7割は捕まらないらしいぜ」という話を聞いたらどう考えるでしょうか。

こういったデータを無視して「日本人は良識があるから大丈夫」「日本の治安は良い」と思い込むのは危険だと思います。

「努力論」や「根性論」ではどうにもならないことがたくさんあるからです。

親や先生が正しいデータや事実を知っておくことで、子どもたちに教えてあげられる内容は変わってくると思います。

希望的観測は大事にしつつ、データからも目を背けずにしっかり向き合った上で「子どもたちの未来を考える大人が増えたらいいな」と思います。

本を読もう!

さいごに、日本の現状やデータが分かりやすい本を3つ載せておきます。

子どもたちが生きる日本の未来を考えるための情報源として使ってみてください!

『このままだと、日本に未来はないよね』

お金も人材も集まらない、これからの日本では、もう「国民1億人が幸せ」になるのは難しいかもしれません。
でも、国や経済が右肩下がりになっても、一人ひとりが幸せに生きることはできます。

本書では、これからの日本で生き残るための、“ひろゆき流"の未来予測と思考法を紹介。
予測のコツから問題解決スキル、そして幸福論まで、
オワコン日本を“おいしく"生きるためのメソッドを伝授します。(内容紹介より)

『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起こること』

47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らしているのか? 累計75万部超の『未来の年表』シリーズ著者最新作!

映画に登場するゴジラが大都市を次々と破壊していくように、人口減少は、10年後、20年後の日本のどの地域を、いつごろ、どのような形で襲っていくのか?(内容紹介より)

『ファクトフルネス』

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。

世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。(内容紹介より)


「子どもが生きる未来を良くしたい!」という思いと「正直なデータ・情報」を元にして、1人ひとりが行動すれば日本は確実に変わっていくと思います。

時間はかかるかもしれませんが、必ず良い方向に向かえると思います。

大きなことを考えずともまずは自分の家庭からで大丈夫です!子どもたちの明るい未来を作っていきましょう!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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