時間の使い方

大人になると時間が早く感じる理由をポッキーに例えてみる

かんかん

大人になってからというもの、「1年が経つのが早い!!」と感じることが多くなりました。

今ぼくは28歳ですが、10代の頃に比べると1年があっという間に終わってしまう感覚です。30代、40代になればもっと早く感じてしまうのでしょうか。

今回はそんな「時間の感じ方」の話です。

 

時計は毎日24時間を繰り返しますが、「時間の感じ方」というのは人それぞれ、状況によっても違います。

子どもの頃より大人になってからの方が1年が早く感じる

この感覚って誰もが1度は感じたことがあるのではないでしょうか。

いつもはなんとなく感じているこの現象も、考えてみると結構おもしろいんです!!

なんで歳を取ると時間を早く感じるの

大人になってから、1日があっという間に過ぎ、1ヶ月があっという間に過ぎ、気づけばあっという間に1年が終わる。そんな感覚をお持ちではないでしょうか。

でも、子どもの頃を思い返してみると、今よりは確実に1日をゆっくりと感じていたと思います。

この変化にはいくつかの理由が考えられますが、あなたは何が理由だと思いますか??

 

大人は子どもより忙しいから??

まずパッと思いつく理由の1つはこれです。

子どもの頃というのは

  • 「やらなければいけないこと」
  • 「できること」
  • 「覚えること」

この3つの全てが少なかったから、という考え方です。

たとえば5歳の息子と仕事をバリバリしているパパとを比べたら、この3つは圧倒的に違うでしょう。

大人はやらなけらばいけないことが多いから、そのぶんいつも時間に追われている。だから1日をあっという間に感じるわけです。

 

これは理由の1つとしては間違いはなさそうですよね。

でも、やることがたくさんある大人が忙しいからだとすると、お年寄りはどうでしょうか??

ぼくは一時期、高齢者の介護施設で働いていたことがあるのですが、その施設の入所者(70歳〜100歳)の方たちは1日中建物の中にいて、毎日行なっていることは食事・トイレ・お風呂・おやつ・簡単な体操やアクティビティくらいでした。

午後になると、おやつを食べたあとに2時間くらいイスに座って外を眺めたりパズルをしたりしながら過ごしている方がたくさんいて、ぼくはいつも「この方たちは時間がゆったり流れているなぁ」と思っていました。

 

しかし、そんな入所者の方と話していると、口から出てくる言葉は「おや、もう夕方かい」とか「もう11月なのかい、あっという間に年の瀬だねぇ」みたいなことばかり。

仕事をバリバリしているパパ世代もそうですが、さらに上のお年寄り世代でも時間が過ぎるのは早く感じるんだなぁと思った時に、あることを思いました。

 

それは、

「歳をとればとるほど時間が早く感じるのは、ポッキーを割った時と同じ状態だな」

ってことです。

WikimediaImages / Pixabay

 

ポッキー換算で考えてみる

どういうことかと言いますと、
(あ、べつにポッキーじゃなくてもプリッツでもトッポでもいいんですが)

 

2歳の子どもって、生まれてから1年間を2回経験しているじゃないですか。28歳のぼくは28回、70歳のおじいちゃんなら70回の1年間を繰り返しているわけです。

 

ここでポッキーの登場です。

例えば、机の上に1本だけポッキーを置いて、左端を「生まれた日」、右端を「今」とします。

つまり「ポッキー1本=人の生涯」と例えるのです。

2歳児は1年間を2回経験して今に至ってますから、2歳の子どもはポッキーを半分に割った時の片方の長さが1年間を感じる長さということになります。

 

それと同じように、28歳のぼくはポッキーを28等分して、70歳のおじいちゃんはポッキーを70等分してみます。

 

そうすると、28歳のぼくが感じる1年の長さというのは、ポッキー1本を28分割したうちの1つの長さになります。あきらかに2歳の子どもより短いですよね。ポッキー1本を70個に割ったおじいちゃんの1年なんてもっと短いわけです。

 

その短さを時間の感じ方だと考えると、28歳のぼくは、ポッキー換算でいえば2歳の子どもに比べてなんと14倍、1年を短く感じていることになります。70歳のおじいちゃんにいたっては、2歳の子どもよりも35倍早く1年間過ぎていることになります。

 

これを1ヶ月や1日の単位にしても同じなのかもしれません。ぼくは2歳の子どもよりも、14倍時間が経つのを早く感じているということです。

 

と、いうわけで「歳を取ればとるほど時間を早く感じるようになる」話、伝わりましたでしょうか。

 

まとめ

 

ポイント

  • 子どもの頃より大人になってからの方が、時間が過ぎるのが早い
  • 大人の方が忙しから時間を早く感じるのかも
  • ポッキー換算のように、年齢から1年の単位をみると数が多いほど1年は短くなる。
  • 28歳のぼくは2歳の子どもより14倍も早く1年感じていることになる。
  • あくまで、感覚の時間

「時間」というのは何気なく感じているものですが、改めて考えてみるととても不思議で面白いものだということが最近になってわかってきました。

「時間」に関する記事もどんどん書いていきたいと思います。

 

次は、「なんで楽しい時間はあっという間に過ぎるのに、退屈な時間は遅く長く感じるのか」について書こうと思います。

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