今回は「命」の話をします!!
当たり前過ぎて普段あまり考えないことを考えることはぼくの日課だったりします。
ぼくたちには「命」があります。なぜ分かるか??だって生きてますもんね!
「命」ってなんだろうって考えた時に、パッとでてくる一つの答えとして出てくるのは「生き物が持っているもの」ではないでしょうか。生きている人間も犬も猫も絶対持ってますよね、「命」。
そして、違う言い方をするならば命というのは「生まれてから死ぬまでの期間」のことですよね。
期間ということはつまり、「命=時間」であって、みんなそれを人生(人が生きている期間)と呼んでいます。
命=時間
よくある質問に「あなたはどんな人生にしたいですか??」というのがありますが、つまりこれ、言い方をかえれば「あなたはどんな時間を過ごしたいですか??」ってことになります。
ぼくたちは小さい頃から、「生き物を大切にしなさい」「命を大切にしなさい」言われてきたと思います。
でも、それと同じくらいの重要度で「時間を大切にしなさい」「1分1秒を粗末にするんじゃない」と口酸っぱく言われてきたわけではないと思います。
しかし、命を大切にすることも、時間を大切にすることも全く同じことです。
まだ幼い子どもは昆虫を見るとなんの迷いもなく握りつぶしたり、公園でアリを踏み潰したりします。
あれって、殺された生き物がその先に生きるはずだった時間を奪ったってことですよね??つまり命を奪ったことになる。
だから大人は虫を潰した子どもに対して「可哀想でしょう??そんなことするんじゃありません」と言うんです。
お金と健康
時間とともに大切な物としてよく挙げられるものに、「お金」と「健康」があります。
なぜお金と健康が大切なのでしょうか??
答えは簡単。
お金は(命でもあり人生そのものでもある)「時間」を有効に使うための手段だから。
健康は(命でもあり人生そのものでもある)「時間」を1日でも長くするための方法だから。
お金を稼ぐためや健康でいるために「時間」を使うことも大切ですが、そもそもお金と健康を充実させるのは、ぼくたちの命である「時間」を有効に使うためです。
手段と目的を分けて考えないといけないので、ややこしいですね(笑)
お金を稼ぐことや健康でいることは、「時間(人生)」を有効に使うための手段なんです。
仕事をする時にお金を稼ぐことが目的になったり、ダイエットをする時に健康になることが目的になるのはいいですが、人生を生きる中でお金を稼ぐことや健康でいることが目的になってはもったいないかもしれません。
つまり人生の目的を考えることが重要、、、ということになります。
時間の使い方はバランスが大事
仕事が忙しくて遊びが充実してない人がいるとします。たくさん働いているというのは、そこに「時間(命・人生)」を多く使っているということです。
「なぜそんなに働くんですか?」と聞くとたいていの場合、「だって生活があるじゃん」と返ってきます。生活しなければならないじゃないか、と。
つまり、衣食住にお金が必要だから働いている。
たしかに。
仕事をしなければご飯が食べられません。
ご飯が食べられなければ死んでしまいます。
だけど、もう少し長いスパンで人生を見てみると、人はご飯を食べていてもいつか死にます。
たくさんお金を持っていてもいつか死んでしまいます。
どれだけ健康的な体でもいつかは死んでしまいます。
悲しいですが誰もが認める現実ですよね。
たとえば空港で、「あなたが今から乗る飛行機の墜落率は100%です」とアナウンスされてそれに意気揚々と乗り込む人はいないですよね??
でもぼくたちは生まれた時からそんな飛行機(自分の体)に乗り込んで日々を過ごしています。
毎日毎日、機体は古びていくし、いつか来る墜落(=死)に向かって絶賛飛行中です。
時間には限りがある。無限じゃない。何度も言いますが命を大切にするということは時間を大切にすることと同じなのです。
そう考えると、毎日の時間の使い方ってバランスがすごく重要ですよね。
iPhoneを作って世に送り出したAppleの創業者スティーブ・ジョブズの言葉に、
もし今日が人生最後の日だとしたら、
今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?
というのがあります。
もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、あなたはそれをやりますか??
それとも、もっと他のことを優先しますか??
そんなことを考えながら暮らして行けたら素晴らしい人生になると思います。
どう生きる??
誰もが求めるより充実した「時間(人生)」を過ごすために、具体的にどうしたらいいか。
それを考える良い方法もあるらしいんですよ。
それは、「自分は何のために生きているのか」を明確にすることだそうです。話題が重いですかね?笑
でも大事なことです。人生の迷子にならないためには避けて通れない道です。
自分の人生は「なんのため」にあるのか??
仕事のため、家族のため、友だちのため、趣味のため、貧しい人のため、、、。
どれが良くてどれが悪いとかではありません。自分が「◯◯のために時間を使うんだ!!」と決めたら周りに笑われようと突き進んだらいいんじゃないでしょうか。
なんのために生きるのかという「人生の目的」が明確になっている人は、苦手なことや嫌なことも自らやり始めます。
「妻や子どものために生きる」と決めている人は、嫌な仕事も頑張るでしょうし、
「子どもために生きる」と決めているお母さんは、自分の時間を減らしてまで仕事も家事も育児も全力で頑張るでしょうし、
「趣味のために生きる」と決めている人は、とにかく趣味にあてる時間とお金を作り出すために苦手なこともしているでしょう。
今日からできること
目的が明確ならなんだっていいんです!!
1番良くないのは「毎日なんとなく時間を使っている状態」です。
これは怖い。本当に怖い。
どこにいるかも分からない暗闇の中をライトも持たずに歩くのって怖くないですか??
自分がどこに向かっているのか分かっていなければそりゃあもう不安でしょうがないですよね。
もし、今までそんなこと考えたことなければ、まずは「自分は何の為に生きているのか」を考えることに時間(=命)を使う必要があるかもしれません。
お金も健康も人間関係も一度減ってもあとで取り戻すことができますが、時間だけは返ってきません。
ぼくは日々、10年後に今を振り返った時、10年後の自分が今の自分に「ありがとう」と言いたくなるような時間の使い方をしたいなと思っています。
さて、というわけでこの機会に、あなたの「時間(人生)」の使い方について考えてみるのはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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