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【仕事の見つけ方】ぼくがオーストラリアの保育園で働くことになるまでの流れ

かんかん

この記事では、ワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在していた保育士のぼくが、現地のチャイルドケアセンター(保育園)で働くことになった経緯を書いています。

この記事はこんな方におすすめ

  • オーストラリアの保育園で働いてみたい方
  • ワーホリ中の仕事の探し方に興味がある方

実習先は重要!!

最初に少しだけ、オーストラリアで保育士になるための実習について話をします。

日本でも同じですが、オーストラリアでも、チャイルドケア(保育士)の資格を取るためには実際の保育現場で実習を行わなければなりません。

ぼくが通っていたCertificate3(チャイルドケアの資格)のコースでは、合計で120時間の実習時間が必要でした。

初めの頃は週に1日の実習を8週間繰り返し、最後のまとめとして毎日実習に行く"ブロックウィーク"と呼ばれる期間が14日間あるという流れでした。

つまり、実習日は合計で22日間設けられていて、"その中で120時間を消化すればよい"というものでした。

1日の実習時間も自分で選ぶことができて、ぼくの場合は9:00〜17:00の1日8時間(昼休憩1時間)で実習を行いました。(その計算でいくと、ブロックウィークを数日残して120時間終えることができたので)

人によっては8:00〜15:00の7時間にして、実習期間をギリギリまで使う人もいました。

実習の期間や時間については、学校の進め方にもよると思います。

ぼくの実習先はLong Day Care Center(ロングデイケアセンター)で、保育時間は朝7時から18時までの、日本でいうところの保育園のような施設でした。

「オーストラリアで保育士になるには一般的には学校に通い、実習にも行く必要がある」と覚えておけば大丈夫です。

偶然が味方してくれた

さて、本題の「ぼくがどのように今のチャイルドケアセンターで働くことになったのか」です。

これはほんとに偶然というか、ラッキーだったと言った方がいいんだと思いますが、あれは確か、5回目の実習日のことでした。


ぼくはその日も朝から実習生として園に来ていました。

ただその日はいつもと違い、職員の1人が体調を崩してしまい1週間出勤できなくなったらしく、いつもよりバタバタしていました。

その日の午前中。

ぼくが子どもたちと遊んでいると、マネージャー(園長)がぼくのところにきて、「Kazuki,明日の予定は??」と聞いてきました。

「学校で授業があるよ」と答えると、「そうなのね。相談なんだけど、働ける職員が足りないから明日も来てくれない??お金も払うから。」と言われました。

ぼくは即決で「Yes」(笑)

学校の授業も大切でしたが、お金までもらって現地の保育園で経験できるなんて願ってもない機会だったので、そういう時は授業を休むことにぼくは全く抵抗はありません。

この事情、日本の先生だったら「今は学業が本分なんだから授業を優先しなさい。」「まだ資格も取れてないんだからやめておきなさい」なんて言うかもしれません。

そんなことを考えながら、一応オーストラリアの保育学校の先生に事情を話しに行くと、返ってきた答えがこれ↓。

「そりゃ最高じゃないか!良かったね!授業なんかいいから保育園行きな!!」「現場で経験するのが一番大事だから!」って。

理解のある視野の広い先生で良かったです。

というわけで、その実習の翌日、「1日だけのヘルプ」ということで実習先の保育園で働くことができました。

ちなみに、初めてお金をもらって働いた日に感じたのは、実習で来ていた時には感じなかった責任感でした。

やっぱり実習の時と立場が違い、職員にお願いされることも多くなるのに、アタフタしてしまったり、出来ないことが多すぎて、「お金もらってるのに、俺こんなに何もできないんだ」って結構ショックでしたね。

そのままカジュアル(パート)ジョブへ

1日限りのヘルプ(実際はなんのヘルプにもならなかったと思う)を終え、帰り支度をしていると、またマネージャーがぼくのところへ来ました。

「ねぇKazuki,あなた資格はいつ取れるの??学校は何曜日が休みなの??」と聞かれたので、

  • 資格はあと1ヶ月後に取れること
  • 学校は毎週月曜が休みということ

を伝えると、マネージャーから「じゃあ、来週から毎週月曜日にウチに来てくれない??あなたのこと雇いたいわ」と唐突に言われました。

ぼくは今日1日だけのお手伝いだろうと思っていたので、それ聞いたとき一瞬「へ?」となりましたが、ものすごく嬉しかったです。

あの時は(野球やったことないけど)甲子園目指す野球部員ばりの「よろしくおなしゃすッ!!」をマネージャーに伝えました。

そして、その時、ちょっと調子に乗って「学校が終わってもそのまま雇ってくれますか??」と聞くと、マネージャーは笑顔で「もちろん!!」と。

というわけで、晴れてぼくのオーストラリアのチャイルドケアセンターでの仕事が決定しました。

実習生と職員を兼ねる

それからは、学校を卒業するまでは、月曜日は職員として、火曜日は実習生としてセンターに通っていました。

そして、学校を終えてからは週5のフルタイムで働きました。

勤務時間は月曜〜金曜の7:30am〜17:30pmの10時間

時給はAU$20

毎日10時間も英語環境の中で働き、子どもと関わっていると脳みそがクタクタになるので、夜は毎日ぐっすり寝てます(笑)

オーストラリアの保育園での日々は驚きと衝撃の連続で、文化的な違い、保育への考え方の違いがありすぎて、日本で数年保育経験のあるぼくにはなかなかハードです(笑)

ただ!!やっぱり子どもはかわいい!!国が変わろうとやっぱり子どもは子ども。子どもたちの無邪気で面白い会話や動きに癒されてます。

ちなみに。

資格取る前からお金もらって仕事していいのか!?って疑問に思った方もいるかもしれませんが、オーストラリアではチャイルドケアの資格を取るための学校に通っていて資格を取る予定であれば、雇用してもいいことになっているそうです。

ぼくも最初疑問に思ったのでマネージャーに聞いてみたら、大丈夫だよと言われたので違法ではないようです。ひと安心。

さいごに

今回はぼくがオーストラリアの保育園で働くことになるまでの経緯について書きました。

通常は自分で履歴書を出したり面接をしたりして雇用されますが、ぼくは今回それとは違った方法で仕事を得ることができました。

「実習をきっかけに雇ってもらえることもある」と思っていただければオーストラリアでのチャイルドケアの仕事探しへの意欲も高まるんじゃないでしょうか。

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