この記事は、
保育士のぼく(@kazukirin1989)が26歳の時に、合計60日間(2016年2月〜4月)でアジアの国を中心に10ヶ国1人で旅した記録です。
せっかくなので旅行記っぽく書いていきます。
インドに行くにあたり
2016年3月、ぼくはインドの地に降り立ちました。
今回の旅行も約1ヶ月半が経ち、いよいよ終わりが見えてきたところです。
旅行中ずっと、SIMフリーのiPhoneは持っていたのですが特に必要を感じなかったので他の国ではSIMを購入して使うことはしませんでした。
でも、今日からは2週間インドです。いろんな噂を聞くインド。
悪い噂も、信じられないような噂も。
チキンなぼくは情報集めやらグーグルマップを活用するために、インドではSIMを買うことに決めていました。
インドのSIMの使い勝手なども知りたかったという理由もあって。
空港でSIMカード購入
ぼくがSIMカードを買ったのはデリーのインディラ•ガンジー国際空港内です。
インドではVodafoneとAirtelという通信会社が主なキャリアだそうで、ぼくもそのどちらかのキャリアにしようと思ってました。
最終的に購入したのはAirtelのSIMカード。
理由は、空港の到着ロビーに出て最初に目に入ったから。笑
考えてもどっちがいいか分からないから、選ぶ理由はそんな感じになっちゃいます(笑)
カウンターに行き、「SIMが欲しい」と伝えるとデータ通信専用(電話ができない)のSIMか音声通話もできるSIMか聞かれます。
「only for data」とか「only internet」 と言えばデータ通信専用のSIMを用意してくれるし、「with call」「phone call as well」とか言えば音声通話もついたSIMを用意してくれます。
ぼくが購入したのはデータ通信専用のSIMで、3GB容量のSIMカード。値段は1300ルピー(約2,210円)でした。
28日間使用可能なSIMです。
購入時に必要だったのはパスポートのみ。その場でパスポートのコピーを取られて、持っているiPhoneを店の人に渡すと慣れた手つきでSIMを入れてくれます。
が、まだこの時点では使えるようにはなりません。
アクティベート(開通作業)が必要
SIMを購入してからはアクティベート(開通作業)が必要になります。
それぞれの国によってやり方が違いますが、だいたいは専用の番号に電話をかけて確認番号やパスポート番号を伝えることが多いようです。
インドのAirtelの場合は、電話の確認はパスポート番号での確認のみでした。
また、SIMを挿入してすぐにアクティベート作業が行えるSIMが多い中、Airtelの場合はアクティベート作業開始まで3時間待てと言われました。
実際、SIMを挿入してもAirtelの電波はすぐに受信できず、「No Service」の表示がしばらく続きました。
結果的に、3時間待てと言われていたけど、実際は2時間ほどでAirtelの電波が受信できるようになっていました。
アクティベート開始
さて、ここからやっとアクティベート開始。
まずはSIM購入時に言われた番号に電話をかけます。
インドなまりの聞き取りづらい英語を話すオペレーターとのやりとりを覚悟していたのですが、なんのなんの自動音声でした。(もちろん英語ですが。)
自動音声で、指示に従ってボタンを押しながら進めていくので、イヤホンをつけて画面が触れる状態で電話をかけるのがいいと思います。(スピーカーだと聞き取りづらいこともあるので)
自動音声の流れは(だいたいですが)こんな感じでした。
①言語選択
最初の質問はヒンドゥー語か英語かの言語選択
→ヒンドゥー語は1を、英語は2をプッシュ。
②用件
次の質問は残高照会(確か)なのか新規アクティベートなのかを問われます。
→新規アクティベートだから2をプッシュ
③パスポート番号
最後にパスポート番号の下4桁をプッシュしてくださいとアナウンスがきます。
→自分のパスポートの下4桁(”AB1234567”だったら”4567”)をプッシュ
パスポート番号をプッシュすると、
「ありがとうございます。Airtelのネットワークをお楽しみください。約15分ほどで使えるようになるのでしばらくお待ち下さい」とアナウンスが流れたあと勝手に電話が切れます。
これでアクティベートは完了。あとは待つだけ。
電話が切れるとすぐに、SMSメッセージが届きます。内容は使用量確認のための連絡先です。
このメッセージが届いたらちゃんとアクティベートができてると思っていいですね。
注意もあり!!
ぼくの場合ですが、アクティベートの電話のあと30分待っても使えるようにならず、どうしたもんかと思っていたんですが、いろいろ試行錯誤した末に
電源を一度切って再起動したら使えるようになりました!!
再起動しなくても自然につながるようになるのが普通だと思うんだけど、、、
SIM カードをアクティベートしたのに「あれ??なかなか繋がらないな」と思ったら1度再起動してみてください!!
それでも繋がらないときはお近くのAirtelショップへ!!
2週間使ってみて
追記として、インドでAirtelのSIMカードを2週間使った使用感もまとめておきます。
インドに滞在していた2週間AirtelのSIMを使い続けましたがちょっと問題がありました。
最初デリーにいた時には使えていたAirtelのネットワークがジャイプルという街に移動したら使えなくなってしまったのです。
その時一緒にいたインド人ドライバーに聞いてみたら「ジャイプルはデリーと違う州だからネットワークが違うはず。それが原因じゃない??」と言われました。
デリー滞在はほんの3日間だけだったので、「インドみたいに大きい国だと州ごとにネットワーク違うのか」「デリーのある州でしか使えないなんて不便だなぁ」なんて思うだけで、残りのインド滞在はネット環境なしかとなかば諦めていました。
しかし、ジャイプルに2日滞在したあとに訪れたタージマハルのある街アーグラではAirtelのネットワークは復活し、使えるようになりました。
その理由は簡単で、アーグラとデリーは同じ州だから。やっぱり州が変わると使えなくなるのかなんて思っていまいした。
バラナシもデリーと同じ州なので問題なく使えました。
バラナシのあとに訪れたカジュラホという街でも電波は繋がらず、、、(カジュラホもデリーとは違う州です)
インドでは州ごとにSIMカードを変えなきゃいけないのか??なんてずっと思っていたのですが、結果的に言うと、州が変わってもちゃんと使えたんです!
それが分かったのはインド滞在最後の街、コルカタでのこと。
コルカタはデリーともジャイプルとも違う州です。
コルカタに入ったとき、当然のようにiPhoneのネットワーク表示は「No Service」でした。
なんとかならないもんかと思って、ふとアクティベート時に対応した手段「再起動」を思い出しました。
もしかして、、、??
はい、再起動したらコルカタでも普通に使えるようになりました。
きっとジャイプルでもカジュラホでも、州が替わって電波が入らなくなった段階で一度電源を落として再起動したら使えるようになってたんだろうな、、、
なんでジャイプルの時点で試さなかったんだおれは(笑)
というわけで、インドでSIMを買って街を移動して(州が替わって)電波が入らなくなったら「再起動」を試してみてください。
インドのSIMで気をつけるのはそれくらいかなぁ。
空港でAirtelのSIMを購入した時に店の人から「Airtelは4G使えるから速いよ〜」って言われていたのですが、ぼくは1回も使いませんでした。
外でグーグルマップを見たり、調べごとをしたり、フェイスブックをするくらいなら3Gで十分使えるからデータ容量を多く減らしてしまう4Gの必要は感じません
またインド滞在中、スマホが使えていたデリー•アーグラー•バラナシ•コルカタでは「ネットが遅い」とか「繋がりが悪い」みたいに不満に思うことは全然ありませんでした。
極端に田舎な方へ行ったらどうかわかりませんが、Airtelなら多くの街で使えると思います。
さいごに
というわけで、インドでSIMカードを買った時の体験談と注意点でした!!
SIMフリーのスマホを持ってインドを訪れる際はぜひSIMを手にれて、あの最高で最低な最強のインドを楽しんでくださいね!!笑
キーワードは「再起動」ですからねっ!!
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